Jardin de Bagatelle (II)
DMR 以外に、BW400CN と EBX で撮ったのでしたが、モノクロの世界は奥が深いなぁ、、と思いました。画像の明るさの変化をおもいきりつけても、色が変にならないので極端から極端への表現が可能であります。つまりそれだけ自由度が高いのですが、カラーの不自由さから抜け出して自由な表現と言っても何らかの規制があった方が本当は楽なんです。今回はやや露出を切り詰めて、バラの美しさよりもその影に潜む「悪(わる)」の部分を引き出してみたいなぁとか思いましたが、、やや年増のマダムみたいになっちゃいましたぁ。逆に明るさを出した物は AME のホンワカ感と合っているのかもしれません。モノクロのもう一つの驚きは質感描写。これはやや暗めに出すとテクスチャーがしっかりと出て来ます。年輩の女性の肌とか皺とか、、くっきり出て来そう。でもモデルさんには酷ですね、、。EBX の方は、色をしっかり乗せて、、やや「とろり」とした感じを出す様にしてみました。やはり、E100VS より粒状性に勝る気がします。色の出方もしっかりとしていますし常用フィルムはお財布にも優しい EBX で、決まりかもしれません。少なくとも E100VS の出番は少なくなりそうです。EBX 版の方はこれまでの撮り方に少し変化をつけて、快晴の空をバックにしてみたりやってみましたが、やはり花芯を入れる方が好きなのでありました。
Comments
野本さん、皆さん、こんばんは。
MiMoFaです。
EBX仕入れてきました!!EBもあるのですが…。
とりあえず、今はE100Gの方を使い切るべく週末お出かけしてきましたが、近場で済まそうと思って失敗でした。
季節物はやはり時期を逃すとダメですね。
では、失礼します。
Posted by: MiMoFa | Saturday, 28 October 2006 21:26
このバラはほんとうに、きれいな写真(光画)ですね。写真も仕事にしてますが
きれいです。
Posted by: 小林 克 | Sunday, 05 November 2006 21:17
小林さん、初めまして!
プロの方からお褒め頂けるとは恐縮です。偏に、バラそのものが美しかっただけでありましょう。この花も、今現在は朽ち果てていると思います。儚いその一瞬を残せたのは僥倖でありました。ご覧頂き、有り難うございます。
Posted by: 野本 巖 | Monday, 06 November 2006 01:46