VIVA ! Italia (Milano)
ビバ・イタリアなんて臭い台詞を吐いてしまって、恥ずかしいったらありゃしない。しかし、アタシにとって初のイタリアであります。昔々、バブル全盛の頃、ミラノの Via Gesu という通りのとあるホテルの地上げ資金を調達して送金作業に関わった事はありますし、フィレンツェ郊外のゴルフ場プロジェクトを潰しに行った事もあるのですがいずれもロンドンとかパリでのハナシだったのでとうとうイタリアには行かずじまい、、、うぅ。時は流れ、やっとこさ今回の上陸であります。気合いは入れ過ぎるくらいに入ってましたが空回りの部分も多く、最初の訪問地ミラノでは足が地につかないくらい興奮しておりましたぁ。こういう観光名所だらけの土地では旅行のガイドブックの掲載写真みたいなのばかりになり易いので自戒しておりましたが、結果はやはりガイドブックになりまして、やはりガイドブックは偉大だとか妙に感心したりもしました。この 10 月の時期は日本からの観光客よりも米国本土からの観光客が多いらしく、どこに行っても人また人。加えて昨今のテロ対策でバックパックは原則入場時に制限があったり、バッグ類は金属探知機にかけられたり、液体の持ち込みが不許可だったりと各々の施設でばらばらのセキュリティ対策がありまして「はらはら、どきどき」の連続でありました。勿論、三脚立ててといった悠長な撮影は無理ですので殆ど全てが手持ち、DMR は、ISO400 が限界ですから、M7 で、柱に身体を固定して 1/4 ~ 1/8 sec. でも沢山撮りましたぁ。M 型は偉大だぁ。結局、R8 + MD, R9 + DMR, M7 に、Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Summilux-R 50mm/f1.4 Type II, Apo-Summicron-R 90mm/f2 ASPH, Apo-Elmarit-R 180mm/f2.8, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV という重装備で行ったのですが、R 用の 90mm, 180mm は殆ど使いませんでした、、、惜しむらくはやはり 15mm を DMR 用に持って行くべきだったかも、、でも被写体はもう「ごまん」とありますから、機材の事は忘れてひたすら撮る方が良いというのが結論であります。
(写真は、ミラノのドゥオーモの内部)
Comments
ドゥオモの屋根には上がりませんでしたか? ここは無数の彫像がそれこそ乱立しておりまして、背景の市街地とミックスして不思議な光景を演じております。教会の裏手からエレベーターで上がれます。もし今回経験されなかったのなら、再度ミラノを訪問する理由が出来ますね。
Posted by: 猿画堂 | Wednesday, 18 October 2006 21:25
上がりました、上がりました、、エレベーターで、、、!
米国人と思われる若者集団があの緩い傾斜の付いた三角屋根で大勢ごろごろしてました。
アタシはチト高い所が苦手でありまして、、、(^^;;、、、でも写真は数枚撮りましたです。
次回はローマから入って南に行きたいです。
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 19 October 2006 00:16