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Sunday, 17 December 2006

M8 マゼンタ被り検証

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来年の年賀状用に我が家のワンコを撮影したところ、しっかりマゼンタ被りが出た。散々この blog で騒いだのだからマゼンタ被りの解決に関して、自身の眼で確認しなければならない。ライカ・ジャパンさんの言を借りれば「M8 の特徴である特殊な撮影状況下でまれに見られる黒部分のマゼンタシフトを、、」(UV/IR フィルター申し込み用紙中の文より抜粋)、ではあるが、「自宅の居間のクリプトン電球下でのワンコの撮影」で発生したのが、特殊な撮影状況下かどうかは別として、この現象は特殊でもまれでもない、日常、一般的に起きる可能性があると思う。蛇足だが、これを M8 の特徴と呼ぶのは、、、(以下自粛)、、、但し、モノクロ撮影では豊かな黒のトーンが楽しめると言う副次的なメリットはあると思うが、、、(筆者はこの問題に泥濘するつもりはない。)で、Capture One 付属の M8 generic というカメラ・プロファイルからライカ・フォーラムからダウンロードしたプロファイルに変更すると、、、あ〜ら不思議、、ワンコの着ている服が本来の黒に表現されている。勿論、5200K°の色温度 + RAW での撮影だったから、色温度を 2800K°に下げて設定している。後ろにある egg chair の赤の再現も変更したプロファイルの方が正確であるから、やはり WB の設定も関係しているのであろう。で、ご覧の通りの解決策は存在する。厳密には、これによって緑色の再現がやや損なわれるのだが、このあたりはプロファイルの専門家が解決策を、、いや、、UV/IR カット・フィルターで解決すべく準備がなされているのだと思う。何か胸のつかえが降りた様な、、、そういう瞬間である。

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Comments

M8入手おめでたうございます。

マゼンタ被りが意外と補正できたとは朗報ですね。モニター画面では今一はっきりしなくもないけれども、どうやらファームウエアーの補正で目途がついたかのやうです。

ところで「ライカ・フォーラム」といふ言葉がブログの中に散見されますが、何処で探したら良いのかご教授下さい。ライカ社のホームページを見ても見つからないのですが。

Posted by: くりちゃんまん | Monday, 18 December 2006 16:43

くりちゃんまんさん、こんばんは!
冬の日はあっという間に落ちてしまいますね。
ファームウェアが 1.09 になっても依然としてマゼンタ被りが存在するのは、意外と言えば意外ですが、思うにハードウェアの改善(?)が無ければ劇的な効果は期待薄ではないかと思っています。
さて、ライカ・フォーラムですが、

http://www.leica-camera-user.com/?langid=2

で、あります。以前はライカ社のサイトから直リンクでしたが、一応ライカ社がバックアップしている事に変わりはありませんが、独立して運営されているようです。

Posted by: 野本 巖 | Monday, 18 December 2006 16:59

ご丁寧なレスありがたうございます。アサカメ、ポンカメ、デジカメWatchなどはこの問題について今の所触れてゐないので一体何なんだらうと不思議に思ってゐます。ライカ社からは大してお金をもらってないはづなのに35ミリ判の「元祖」に敬意を払ってゐるのかライカの記事を載せると売れるからなんですかね。「フォーラム」に書き込みをしたユーザーは流石に炯眼の持ち主がゐるのかもしれませんね。欧米での初期のロットは1,500台らしいのですが、4,800ドルもするカメラにしては所謂「マゼンタ被り」などなど余りにお粗末だったからなんでせう。4,800ドルとは購買力平価としては100万円位になるのでありませう。相当な富裕層ぢゃないと手に入れることはできないでせう。
撮像素子の本質的な欠陥があるのなら根本的に変更する必要がありませうが、あれだけの超微量生産では物凄いコストになってしまふのだらうからフィルターと新品レンズ3割引で何とかといふのが現状では致し方の無いところなのでせう。ポジティブな見方をすればある程度責任を取ったといふところですね。国産のメーカーでも似たやうなことがあるはづですが、隠蔽したり次のロットでこっそり直したりしてゐるのかもしれません。
新しいハードウエア(?)が開発されたら無償交換してくれないかなあ。
いづれにしてもご入手おめでたうございます。

Posted by: くりちゃんまん | Monday, 18 December 2006 22:00

くりちゃんまんさん、こんにちは!
ユーザーの本音を言えば、撮像素子レベルで解決して欲しいという希望が大多数でしょう。聞くところでは、フランジバックが短いというこの場合 M 型の「弱点」を補う為に、偏心させたマイクロレンズを配し、撮像素子表面の IR カット・フィルターの厚みを減らしたということで、この IR フィルターの IR 吸収が完全ではない事による「マゼンタ被り」が弊害として出てきたのであります。では、IR カット・フィルターの厚み或は吸収率を上げるという試みが最も有効かと思いますが、厚みに関してはシャッター幕ぎりぎりだそうで、無理のようです。吸収率を上げる或は素人考えですが IR 吸収を上げる為にコーティングするといった事はボディ内部の内面反射を増す方向になりますので、これも無理、、、としています。結局、単なる妥協ではなくある程度の必然性を持った解決方法がプロファイル + UV/IR カット・フィルターなのではないかと、、、ちょっとライカ社贔屓すぎでしょうか、、、(^^;ゞ

Posted by: 野本 巖 | Tuesday, 19 December 2006 11:06

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