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Thursday, 22 February 2007

Hong Kong III

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さて、もう帰国して自宅でこのブログを書いているのだが、今回の出張はもう殆どカメラを持って日本ー香港間を移動したに過ぎなかった。仕事もあったしそれとどうも加齢のせいか、どんより曇った状況下つまり低気圧が迫ってくる状況下では身体もだるいし、写欲も湧かない。夕べは香港の友人と El Cido というスペイン料理店のテラスで夕食を摂り、またまたスパニッシュワインとフランス、アイルランド(?)の牡蠣で轟沈、、、今回は何と中華を一度も食べなかった、、あらら、、写真も撮らず、中華も食べず、、、ひたすら仕事、、でもないが、なんだか調子が狂っているなぁ、、、ぶつぶつ。写真は雲に煙る IFC ビルディング、M8 & Summicron 90mm/f2 初期型

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Wednesday, 21 February 2007

Hong Kong II

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香港、3 日目である。今日も朝からどんよりと言うより、もう雲の中みたいな天気でしかも肌寒い。九龍側のホテルに滞在しているが対岸の香港島側のビル群も霞(雲?)に煙っている。夕べも小規模ではあるが、花火が揚がり、レーザー光線によるアトラクションがあった。これから、ホテル内で朝食兼ミーティング、、その後、香港島に移動して面談。持って来た腕時計の調子が悪いので知り合いの時計屋さんに分解掃除を頼まなくては、保証書が要るのかなぁ?夜は未定だが、何故だかこういう天気だと食欲もあまり無い。写真は夕べの夜景。M8 & Summilux-M 35mm/f1.4 ASPH

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Tuesday, 20 February 2007

Hong Kong

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仕事で、昨日から香港に来ている。特に意識しなかったが、丁度旧正月の真っ只中で、来るときの飛行機はがらがらだった。ヴィクトリアハーバーで、夜 8 時から新年を祝う大規模な花火大会があるとの事だったが、アタシはその時刻、ワンチャイにある友人のまた友人宅にお邪魔して高見の見物をしていた。天候は曇りしかも雲が厚いから花火が揚がっても上半分は雲の中、しかも小雨も降っていた、、、と言う事で、肝心の花火の写真はお見せ出来る様なものが撮れなかった。まぁ、ワインをたらふく飲んでいたのでどっちにしろロクな写真は撮れなかったと思う。で、本日、、、相変わらず雲は低く垂れ込めている。時折、日差しが出そうになるが、それでも雲は厚く、しかも昨日より気温が低い。旧正月期間というのは日曜日から始まっているのだが、休みは今日までで、明日には一般の企業は業務を再開する。仕事である。(写真は M8 & Summicron 90mm/f2 初期の重いタイプ、無加工の画像を見る限り、やや暖色系に偏るようだが、これはやや古いライカ・レンズの共通した印象でもある)。

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Monday, 12 February 2007

早春譜 : DMR + AME

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久しぶりに調布の神代植物公園に行きました。今回の目的は「椿」。木へんに春だから確かに春の花なんですが、雪に映える紅い寒椿の凄絶なまでの美しさが脳裏に焼き付いていて、冬を耐えるといった日本人好みの風情が、椿に冬の花のイメージを与えているのでしょうか?公園内は暖かい日差しのせいか人出が多く、梅園も人だかりしていましたし、縁起の良い福寿草もちょぼちょぼですが咲いていました。椿一輪の寿命はあまり長くありませんが、日照や花の位置によって順番に咲いて行くので比較的長い期間楽しむ事ができますが、花の痛みが早くまた葉も虫にやられ易いので撮影時にはまず「完全な花」を探す事が第一となります。しかし見慣れた椿以外に多くの種類があるんだなぁ、、、。機材は、DMR と AME のみ。最近は、こういう潔い組み合わせで撮影に集中する様にしています。近々、RLFC のサイトの方にアップします。(アップしました、、。右側の一番上、Early Spring 2007 です。)

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Tuesday, 06 February 2007

Elmar 50mm/f3.5

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最近、あまり撮っていないのだが、そろそろライカ L-Mount (Screw Mount) レンズも使ってみたりしてみようかとかなんとか思ってみてはいるのだが、どうにもこうにも言い訳ばかりが先に立つ。はっきり言って公私ともにオーバーワーク、、いや、、オーバードリンクかぁ、、。Elmar 50mm/f3.5 フツーの Elmar である。それをフツーに M8 で撮ってみたしかも L-M リングを探すのが面倒で、90mm 用のリングを装着して、、おほほ、、このだるさが心地好い。往年の銘レンズであるが、やや黄色味を補正し、コントラスト、彩度を上げてやるとこんなに良く写る。但し、いい加減過ぎると、逆光の逆襲に遭ってしまう、、、うぅ。
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Friday, 02 February 2007

IR カット・フィルター対応プロファイル

ライカ・フォーラムを覗いていたら、とうとう出たと言うのか、 IR カット・フィルター対応 ICC プロファイルが出ていました。全部で 4 種類、IR カット・フィルター対応という限定が有りますが、IR カット・フィルターを使っていなくても少なくともこれまでのプロファイルより、緑色のグレー被り(マゼンタ被りを取り除いた結果、緑色がグレーっぽく被ってしまう、言わば副作用みたいなもの。)を気にしなくて良いようですのでお試しを、、。どうもダウンロードサイトにコンタミネーション(汚染)があるみたいで、直リンクを公表すると場合によってはハードディスク・クリーナーをインストールしますか?みたいなヤバそうなメッセージが出ますので、、アタシは Mac なのでウィンドウを閉めれば良かったんですが、、、直リンク公表は止めます。その代わりに、こういうヒント(?)を、、ライカ・フォーラムの Digital Forum に行き、Sticky: の 10 ページ目に行って #192, #193 のポストに直リンクが載っています。前述の理由であくまでも自己責任でお願い致しますです、、、。
尚、これら 4 つのプロファイルは、それぞれ M8LinLoSat..., M8 Linear..., M8 Film Stand..., M8 Film Lo Sat... と名前がつけられていますが、最初の 2 つは、Linear の低彩度と普通彩度版、後の 2 つはフィルムをエミュレートした(コントラストが高い)もので、それぞれ通常版と低彩度版ということになりますです。

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DMR Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8

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製品としての余命幾許も無い DMR であるが、現在でも第一線で活躍する実力は十分に有ると思う。結局、今回の「在庫のみ」というライカ社の対応は、ライカ社内部の問題というよりは DMR を製造し、ソフトウェアを供給すべきパートナーの問題ではなかろうかと思う。ズバリ言えば Imacon 社側の問題である。Imacon 社は、現在 Hasselblad との提携関係(正確には、香港をベースとする Shriro Group の傘下企業である Shriro Sweden 社による企業買収によって、既に買収を完了していた Hasselblad 社に加えて Imacon 社が Shriro Group の一部となった。2004 年 8 月の事。)に有り、最近発表された Hasselblad 社の新鋭機種 H3D にも Imacon 社のデジタルバック技術がふんだんに利用されている。また、Hasselblad 社は、所謂、囲い込み戦略によって他の中判デジタルバックを製作している企業が製造する Hasselblad 用のデジタルバックが今後は使用出来ない、つまり互換性が無くなると宣言している。そして、その「その他」の企業の中に、おそらく M8 のデジタル部分に深く関与している Genoptik 社傘下の Sinar 社が属している。一時期は、ライカ社が Sinar 社を買収するところまでハナシは進んだのだろうが、すんでのところで買収は不成立になった、、、Sinar vs. Imacon そして、Genoptik vs. Shriro Group という中判市場の命運を握るリーディング・カンパニー 2 社の力関係の狭間で、揺れ動いているのである。ライカ社側のハナシとして、Imacon 社の QC (Quarity Control) に問題が有るかの如き発言もあったかと記憶しているが、真相は謎である。つまり、DMR と M8 は、同じライカ社の製品では有るが、中身は仇同士が製作している(た)事になる。呉越同舟がライカ社内部で成立していたのである。で、ライカ社は泣く泣く(?) DMR よりも売れ線である M8 を生かす方策に出ざるを得なかった、、、のではないだろうか?この事は結果として DMR の在庫限りという対応になってしまった。つまり、コウモリ(ライカ社)は、トリか獣かの選択を迫られたのである。加えて、DMR 製造発注時の second lot 製造及び メンテナンスや部品の供給、後継機開発、Imacon 社側の体制維持と言った「縛り」が弱かった部分もあるのだろうか ? 世の中、わからんもんである、、、。(注、本文は筆者の憶測のみで書いた記事である。)
で、椿、、、DMR + Apo-MAcro-Elmarit-R 100mm/f2.8 、、、平和だぁ、、、。

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