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Thursday, 31 May 2007

5 月の終わりに

L1030132今日で 5 月が終わる。思い返せば疾風とまでは言わないが、そよそよ程度の風を感じた月だった。ある程度年齢を重ねるとだんだんとツラの皮が厚くなるのか、まあそれは自然な流れなんだけれども喜びにしろ悲しみにしろ感情の動きつまり起伏が乏しくなる。とげとげしい部分がとれて丸くなるという良い部分がある反面、その反作用として膜が張ったような気分になる。そしてその膜は厚くなりこそすれ決して薄くはならない。ある部分「馴れ」とも言えるその膜の張った感情はやがて不透明の皮となり自身の内部に沈殿し、ココロの奥底を覆うベールともなる。日常に埋没してしまった感情を沸き立てるのはなかなか大変な作業であるが、一番簡単なのは、新しい事を始める事だと考える。しかし、全く新しい事は「未知の分野」だから腰が引けてしまうが、「馴れ」を「新鮮」で置き換えるにはそれくらいの努力は必要だ。アタシにとって 5 月はさざ波程度の風が吹いたが、これが疾風怒濤となるのか、それともまたぞろ深く深く沈潜してしまうのか、 6 月が楽しみだ。

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Wednesday, 30 May 2007

時差

もう帰国して暫く経つのに時差が解消しない。現在のところマイナス 7 時間余り。確かに久し振りの西海岸方面であったがこんなにしつこい時差は初めてである。仕事の方がゆるゆるなのがさらに拍車をかけ、一向に回復の見通しが立たない。組織の人間、ってアタシも一応組織の人間だけれど、時間に拘束されるタイプの仕事であったら左遷、いや失職しているかもしれない。普通の感覚だったら「マズい」と反省し、時差矯正へと積極策を取るのがスジなんだろうが、そういうアタシ自身も時差を楽しんでいる有様だからこれはもう病、膏肓に入るである。「時差のある暮らし」とか「時差とゆとり」とかそういうタイトルが浮かんでは消える。日本人が言う所の社会規範に照らすと、アタシは外れている事になる。日本では 9 時 - 17 時の勤務体勢が社会通念として確立しているからだ。気にしないとは思っても昔の教育を受けた身としてちょっぴり罪悪感があるからココロが軋む音がしているのも事実。だが、夜勤だったり、夜の商売だったりするのならばこの時差は当たり前だ。更に驚くべき事だが体調がすこぶる良い。時差を踏まえた上での睡眠時間は 7 - 8 時間。以前の時差が無かった状態よりも伸びている。アタシは全てを前向きにしか考えられない性癖があるから、何か有効利用をしたいのだけれど。いっそのこと、パリに飛んで昔の仕事仲間に会うか、、、今の時差なら完全に一致する。一挙に現地の時間帯に飛び込むのだ。そう言えばデュバイでの仕事のハナシ、、、どうなったかなぁ? などと考えているのはやはり時差のせいだろうか?

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Tuesday, 29 May 2007

SD14 その後

Img_0259w過日の京成バラ園で、操作不能に陥った SD14 に関し、不具合の詳細をメールで SIGMA さんに連絡しておいたところ昨日、早速返答が来た。メールの詳細はここでは触れないが、至急、送ってくれとのこと。やはり、SIGMA さんでも「お初」の現象らしい。今日、発送する手筈だ。
(治療の為、出発前の SD14、なにかもの憂げである。)

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Monday, 28 May 2007

バラの花というもの

L1030140過去数年に渡って季節になると撮っているのであるが、その時々の体調、精神的な変化が写真に出ているのかなと思う。自分なりに解釈すれば、二日酔いでは全くダメで、気持ちが高ぶり過ぎてもダメ。可能な限り冷静に普通の体調で撮り始め、撮って行くうちに「絶好調(レッドゾーン)」というのが良いみたいだ。忘我の境地と呼べる程の域には達していないのは明白だが、ココロ静かに穏やかに撮るのが良い。更に、花を擬人化して語りかけるというのは、個人的に「???」だなぁ、、一期一会とか文字が頭の中を駆け巡るのもまだまだ。素直にスッと入って行くようなそういう感じがいいなぁ。惚れなきゃイケないけど、惚れ過ぎると周囲が見えなくなってしまう。素人の戯言だけれど、花そのものと画像の間に何も無いか、ほんの僅かに研ぎすまされた水みたいなものが存在する、それを撮影者の意志と呼ぶかどうかは別として、命あるものの一瞬の輝きがダイレクトに伝われば良いなぁと思っています。

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Sunday, 27 May 2007

Keisei Rose Garden Spring 2007

L1030068バラ図鑑みたいだった昨年の春バラ撮影とは趣を変えて、今春はアタシが好きなバラに絞って重点的に撮ってみた。本音は、色々沢山撮ると疲れるから、、、。天候に恵まれた早朝の斜光線加えて水滴がキーワードでもあったが、やはり花の持つ魅力が最大の決め手だ。Angela の端正なカタチや Pierre de Ronsard の淡い色の変化が面白い。三人称の写真から一人称の写真という事を意識して、、、おほほ、、、撮る事に集中しているときにはそのような雑念は入ってこない。思うがままに撮るのが一番楽しいから。テクニカルな側面を補足しておくと今回は三脚を用い、絞り込んで撮った物が多い。AME の開放値 f2.8 或は f4 ではなく、写真によっては f22 くらいまで絞り込んで撮った。心境の変化というか、まあ色々試している。進化の途中という事か? AME は、素晴らしいレンズだが、今回他のカメラと一緒に使ってみて、R9 のファインダー像がとても美しい事に気づいた。シャッターを押さなくても見ているだけでメロメロになる。そうしてメロメロになって、ココロがとろけた状態でどしどし撮って行く。そうすると、どんどん自分が溶けていって視覚だけの存在になる。異論はあるだろうが、光学的に正しいファインダーよりも精神の高揚感を味わえる R9 のファインダーの方がピント合わせは大変だが好きだ。やっぱり、R は、最高である。掲示したバラは、Majorika。
(右のコラムの LINKS に、直リンクがあります。)

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Saturday, 26 May 2007

京成バラ園 - SD14 コケる

Img_0257wRLFC の BBS で告知した通り、千葉県八千代市にある京成バラ園に行ってきました。アタシの自宅からは 1 時間以上掛かるのですが、写真が撮りやすい事、最寄りの京成八千代緑ヶ丘駅付近がこぎれいな事&駅から徒歩でも行ける事、そしてなによりその花数の豊富さと見事さで個人的に支持しております。未だに時差を引き摺る身なれど夕べは比較的ぐっすり眠れて未明に起床、先週と今週は特別開園(朝 6 時から)になってますから 6 時に着くように、、あれれ、、表参道からではどうも京成八千代緑が丘駅着は、最速 6:17 みたい、、ということで、5:14 分に表参道駅から地下鉄に乗り込みました。京成八千代緑が丘駅に着いて、バスの時刻表を一応チェックすると案の定、7 時近くにならないとダメみたいなので、駅で買ったパンを食べながらテクテク歩いて行きました。早朝の特別開園ですが、天気がよいせいかそれなりに人が出ています。それでも広いバラ園ですから三脚も問題無く使えます。先にいらっしゃってた T 村さんにご挨拶して撮影開始。バラは一通り、昨年春と秋に撮ってますから、今回はゆっくりとしたペースで撮影。R9&DMR + AME, SD14 + Macro 70mm/f2.8 時々取り替えるんですが、基本は DMR 中心に撮ってました。さて持ち替えて SD14 にした刹那、SD14 が不穏な動き。シャッターが押せない、背面液晶で画像確認をするとフェードアウトみたいに画像が消えていく、単色液晶で、なにやら怪しげな 「-」 がちかちか、、、メディアを読みに行って読めないみたい、、そして Err 表示が出てストップ、、直射日光を浴びて機体がやや暖かくなってましたが、もう一方の R9&DMR は、快調そのもの。結局、R9&DMR で撮影続行。その後も日陰で冷やしたり、電池を入れたり出したり、他社のメディアに替えてみたりもしましたが、とうとう昇天、、、なんじゃぁ、、?
Sdim0263w(SD14 は、この写真を撮って数枚後に昇天したのです。)
で、10 時過ぎに切り上げて家に帰ってきました。家で、念の為に Firmware 1.03 を入れ直して SD14 を再起動しましたら、最初はバラ園での出来事同様、調子が悪かったのですが、、、あらら次第に元気になってる、、、なんじゃこら? 直射日光による熱暴走かとも思いましたが誠に不可思議、、しかし、今、現在は快調に動いております。う〜む。外に持ち出せないカメラなのか、それとも R9&DMR の祟りか。点検してもらうかどうか考え中でありますが、精神的にあまり凹んでいないのは、AME 君がしっかり働いてくれたからであります。実感しました、、R は、別格であります。愛してる R 。乞うご期待っ!(バラ園の画像は IXY10)

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Friday, 25 May 2007

SIGMA MACRO 70mm/f2.8 EX DG (III)

Sdim0218w
週末に京成バラ園に行こうとは思っているので、その前に SD14 と レンズでやっておきたい事があったので、今日はそのテストだ。要するに、銀塩でもデジタルでも鬼門とも言える、青→青紫→赤紫→紫の色再現である。早速、テラスの Loberia (キキョウ科)の難しそうな紫を選んで撮ってみた。あらま、、赤紫になってしまうま。で、後処理も含めてと数日前に主張しているアタシだから、もう Camera RAW と CS2 で、いじくりまくった、、、結果が本日の写真、、、う〜む、、なんだかシュールだなぁ。研究課題にしよう〜、、夏休みの。

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Thursday, 24 May 2007

六本木 - IXY10

Img_0253w
六本木交差点、三菱 UFJ 銀行(旧三菱銀行)、みのち庵(そば)、アマンドそしてかつては誠志堂書店今は誠志堂ビルと誠志堂の名前は残っているが、店舗は携帯電話の店になった、、それらのランドマークは健在である。この組み合わせは筆者が飯倉片町(麻布台 1 丁目)に住みだした 1976 年から不動である。今をときめく東京ミッドタウンは勿論防衛庁だったし、龍土町はぼちぼち、、、気の効いたフレンチ・レストラン(カフェ・ド・シテ)があった。防衛庁の脇道には Misty があって山本剛 (p) 氏が弾いていた。外苑東通りも様変わりしたし、六本木通りも様変わりした。筆者も世田谷に移り住んで、昨年、この界隈に戻って来た。第二の故郷、、と言うのは口はばったいが、最初はちょっと背伸びして住み始めたが、この歳になって果たしてこの街が似合う中年になっているのだろうか?
(IXY10)

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Wednesday, 23 May 2007

SIGMA APO 50-150mm/f2.8 EX DC HSM (II)

Sdim0217w

Portland 行きその他で、間が空いてしまったが、暫く振りにテスト再開。但し、新品のレンズの場合、筆者はあまりテスト撮影をしなければ、、と言う感覚が無いので、いきなり実戦配備する事も多い。何故なら、最近のレンズは明らかな「不良品」でもない限り、普通に写るのが当たり前だからだ。勿論、コーティングのハゲや絞りの作動不良等が無いようにチェックするのも大事であるし、Zoom レンズの場合、フレアー、ゴーストの類いも気にはなるが、ここぞという大事な撮影では過去に使った事のある換言すれば実績のあるレンズを用いれば良いのだし、アマチュアの身で、パチパチ撮る程度であれば気にならない。加えて、レンズのデータをキチンと取り、整理して頭に叩き込むなんて事が大の苦手なので、そういうズボラな性格もおおいに影響している事をお断りしておく。さて、このレンズと SD14 との組み合わせで気になった点がある。それは、フリンジングと言うのか、倍率収差というべきか、結構派手に出る。勿論、100% Crop での検証結果であるが、従って Photoshop CS2 (筆者は CS3 を既に購入したのだが、パッケージ版をお願いしたのでデリバリーが 6 月以降だそうだ、、。でもダウンロード版というのがピンと来ない、、あ、、でも Capture One は、ダウンロード版なのに、、自己矛盾である。)の Camera RAW を用いた現像の際に取り除く事にした。実際は、簡単に取り除く事が可能だから問題とはならない。つまり、昨今のデジタル処理を前提とした撮影は、レンズ性能とカメラの内部処理、そしてコンピューター上での後処理を一つの流れとして考えるべきだということだ。レンズ単体の性能を云々する事も大事なのかもしれないし、レンズ性能が優秀に越した事はないのだが、寧ろ歪曲のあるレンズの情報をカメラ側で検知し補正する、或は後処理で補正する、、そのメリットはレンズの大型化、重量化を押しとどめる一助になるとも考えられる。現状、ソフト側で対応する事を毛嫌いする或は邪道と言う風潮が一般的かもしれないし、せいぜい対角魚眼レンズの画像を超広角レンズによる画像に変換する程度の試みがあるに過ぎないが、更なる高画素化が進めば、画像の一部を切り出して超々望遠レンズでによる撮影に代替させたりすることも可能となり、結果として超望遠レンズは不用、全てを 15mm あたりの超広角で撮れば切り出しはお好み次第といった用途もあるのでは?と思っている。さて、早朝、家のすぐ前の電柱に鳥が留っていたので、撮ってみた。当たり前かつ普通に写るという印象。SD14 の画像は、すっきりした感じだ。

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Tuesday, 22 May 2007

去来するもの

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まだ、暫く先だがオフィスを移転する。考えてみれば逆境の中、現在のオフィスを開いたのは会社設立の翌年早々、1996 年の事だった。あれからもう 10 年以上、あまり頑張っては来なかったけれど、さりとて一応、経営者、頭の痛い事もあったし、ツキを信じた事もあった。でも、一番大事なのは継続する事そう続ける事。自分のポジションを考え過ぎてはいけない。自問自答をし過ぎてはいけない。自分のポジションは所詮、他人との相対関係、自問自答は時間の無駄。若い連中を見ていると自分に興味があり過ぎる。あたしって、俺って、、、そんなもん気にする必要は全く無い。評価は甘受すればイイ。非常階段からのこの景色とも間もなくお別れ、有り難う。

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Monday, 21 May 2007

あっという間に

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朝になってしまった。夕べはラッパのクリニック(タング・マジック)に参加していたので、残念ながら写真はお預け。で、写真を整理していたら、Gallery には題材が重複するのでボツにした電柱(街路灯)の張り紙広告がもう1 枚あった。こっちの方が刺激的だったかしら?でも、、なんか怪しい、、、、(って、σ('o';; アタシモ?)

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Sunday, 20 May 2007

Vancouver 総括

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総括ったって大した事では無いのだけれど、帰国してつらつら考えても不思議なトコロだった。街は再開発の真っ最中であったがまあ綺麗、新しい高層のアパートメントが沢山。いずれも暗い色、重い色では無くアルミサッシを思わせる色に面積の広いガラス。若いと評すればそれまでなのだけれど、新しい=若い=軽いと等号で結ばれた等式の分母が見えてこない。あの街は現実離れしていて、おおよそこの世とは離れた浮き世なのだろうか?筆者が最も印象、しかも不思議な印象として覚えているのは、山々を背景に多くの高層ビルが林立するその「さま」である。異様ではないが不思議な光景、、、それも浮き世なのだろうか?そう言えば、ある意味、未来都市と呼べなくもない。しかも 1960 年代に人々が夢見た未来都市、筆者にはそこに住む人々の顔が見えてこない。或はあの街には人々が日々を暮らす事を拒絶するようなそういう悪意、いや善意なんだけれども抗菌のベールでもかかっているみたいだった。時差ボケでどんよりした頭で、そういう事を考えている。

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Saturday, 19 May 2007

Vancouver - IXY10

L1020805s
続いて、Vancouver - IXY10 での作例(!?)を掲載しました。同じく、この blog の右側のコラムの真ん中辺りにあります。画面が小さくしか表示出来ないのですが、一昔前のコンパクト・デジタル機しか知らなかった筆者にとって「目から鱗」の写りであります。撮像素子の大きさの違い=一つ一つの素子の大きさの違い=画質の違いと固く固く信じて来た筆者ですが、昨今の技術革新は、いくつかの条件は依然として存在するもののもうその金科玉条を乗り越えるところまで来ているんだなぁ、、と思わせる写りであります。撮影の際、その眼差しは違っているのでしょうが、極力手振れを避けるため、道路標識のポールにしがみついたりして固定するテクニック(と
言うより肉体労働かぁ?)は使っていますが、他はカメラ任せのプログラム・オートであります。それと露出をコントロールする為に、スポット測光時の様に、カメラを振ってたりします。なんだか一眼デジタルにしがみついているのがアホらしくなるような。もうこうなったら、身体、鍛える為に一眼レフ使ってますと居直ろうかしら、、。
(このコラムの写真は、DMR + Vario-Elmarit-R 28-90mm/f2.8-4.5 ASPH です。)

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Thursday, 17 May 2007

Portland - IXY10

この blog の右側のコラムの真ん中辺りにアップしました。R-System とは眼差しが違う気がしています。大きな画像ではありませんが、自然体で撮れているのかも。今回の旅の「小さくない」発見です。

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Vancouver 2007

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地道に、アップしております。しかし、強烈な時差ボケだなぁ、、、。
右横の LINKS からどうぞ〜♪
また、寝ます。

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Tuesday, 15 May 2007

時差

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完璧な時差ぼけ、、、さっき起きたぁ(爆)
うぅ、、。
暇があったので、DMR で撮影した今回の写真のうち、Portland で撮った物を Portland 2007 としてアップしました。この blog の右側のコラムの LINKS のところに直リンクがありますので、ど〜ぞ。Monette 探訪記、Vancouver 2007 そして IXY10 でとったそれぞれの都市の点描も順次掲載、、(あくまで予定です)、、うぅ。

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Sunday, 13 May 2007

Vancouver 3 日目- 帰国

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今日は、市内の要所を廻ろうということで、ギャス・タウン (Gastown, Vancouver 発祥の地)へ、昨日の観光バスの切符を使って向かった (C$35 は高いが 2 日間有効で、乗った際にドライバーに領収書を見せればよい。)蒸気式の時計があるのだが、これと同じ物が小樽にもあるらしい。土産物を見繕って、徒歩で波止場へ。Harbour Centre の展望台に登り (大人1人 C$13 も高いが登る価値有り)全景を見渡す。降りて、また観光バスが来るのを待ち、HYATT ホテルまで移動、大橋巨泉氏の OK Store なんぞもちら見して、Robson St. へ、そこからテクテク歩いてホテルに戻る。早めの夕食を摂り、就寝。旅の後半になると身体の疲れ特に胃腸が弱ってくるのでだんだんと「お粥」が恋しくなる。揚げ物、ステーキ、ポテト、、、ごっつあんでした、、みたいな。経験上、旅の途中で、一回でも日本食にいってしまうと、もう日本食以外受け付けなくなるからそれなりに我慢はするが、、、日本人である。後、10 時間程で、帰国の途に着く。
(DMR + Vrio-Elmarit-R 28-90mm/f2.8-4.5ASPH)

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Saturday, 12 May 2007

Vancouver 2 日目

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さて、批判ばかりしていてもイケナイので、早速、市内を回る観光バスに乗った。Vancouver は、2010 年冬季オリンピックに向けて現在建築ラッシュである。古く低層の建物が次々に取り壊され、華奢で、アルミフレームみたいな「軽さ」を感じさせる高層のオフィスやアパートメントが次々に建てられている。オリンピック施設も建てているのだろうが、寧ろこの千載一遇のチャンスに街全体をリニューアルしようとしているかの如き様相を呈している。その軽さ=新しさ=健康志向=オリンピックのような構図が出来上がりつつあるのが、アタシみたいなおっさんには鼻につくが、これはそういう方針でやっているのだろうと思う。ダウンタウンの西側、島の先端部分には巨大な Stanley Park があり、やや人工的な感じは残るがカナダの自然風景の一端を垣間見る事が出来る。勿論、時間さえあれば本物のカナダの自然は身近にあるのだが。公園内をマラソンしている姿が多く見られる。平日の昼間なので、このヒト達仕事は、、?とか思ったが、こっちだって他人のことは言えないから。穿った見方だが「若さ」を強調したいのだろうか、そう思って街を見ると男性はそれなりにフィットで、女性もはつらつ、ピチピチ、、、。食事も油を使わない料理が流行のようだ。だからマズい。いや、マズくはないが、どてちんとした Portland の料理とはジャガイモの調理方法でさえ違う。どちらが良い、悪いではなく、好き嫌いなのだろう。確かに Portland で見掛ける人々は、食べ物のせいかふっくら太めで安心感を覚えたりしていたのではあるが。ただアタシが思うのは、調理法を変えるより、絶対量を減らす方が先ではないのかという事。油を使って「おいしく」作るが、摂取量を半分にするとかさ、、。まあ、どーでもいい事なんだけど。あまり、情念を感じる街ではないなぁ。
(DMR + Vario-Elmarit-R 28-90mm/f2.8-4.5 ASPH)

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Friday, 11 May 2007

Vancouver 初日

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Portland International Airport から、約 1 時間で Vancouver に到着。空港からタクシーを拾ってホテルに入る。途中、場違いな韓国語、広東語そして日本語の看板があったりして嫌な予感。そー言えば香港が、1997 年中国に返還される前に駆け込みでカナダのパスポートを得る為に移住して行った友人が居て、バンクーバーってどう?と聞いた時に彼が何とも言えない表情をしていたのを思い出す(彼は、現在シンガポールに居る)。メイン・ストリートである Robson St. は、はっきりいって酷い有様だ。街としてのアイデンティティが完膚なきまでに破壊されている。某アジアの某都市でもこれだけの醜悪さを見せる都市景観はない。地元の大学が広くアジア系の学生を受け入れるのは良しとしてもその結果とは言えないだろうが某アジア系による土地、建物買収が進んだのだろうとは想像に難くないが、思わず、一泊して日本に逃げ帰りたいとさえ思った。冠雪した遠景の山々の稜線がかろうじてビルの合間から見えるのが、哀れである。写真では、あまり触れていないがカナダ初体験のアタシにとっては、カナダのイメージ、、台無しである。正直、もっともっと落ち着いた静かな街だと思っていた。これでは、バブル全盛時、オーストラリアのゴールド・コーストを買い占めた日系企業の暴挙の二の舞である。アタシは勿論アジア系の人間だが、他国に於ける仕事(特に不動産)は、少なくとも「軒先を借りて」商売するという意識がなければいけないと思っている。現地の景観に溶け込むような、そういった事を考えながら仕事するのである。まぁ、我慢出来ない程の酷さは Robson St. 界隈なのだけれども、、、う〜む。
(写真、最初の 2 枚は Robson St. 3 枚目は 並行して走る Georgia St. いずれも IXY Digital 10)

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Thursday, 10 May 2007

Portland 3 日目

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今回の旅行のメイン・イベントはアタシのラッパ選定(機種)だったが、あっけなく終わってしまったので後は写真を撮りながら Portland のダウンタウンをうろうろして Vancouver に入る程度の予定ではあったのだが、ふと思い立って今を遡る事 33 年、16 歳だったアタシがホスト・ファミリーの Seed 夫人と訪れた Portland Rose Garden (International Rose Test Garden) を見に行く事にした。1917 年に創設され、全米最古の歴史を持つこの「バラ試験場」は、16 歳当時のあたしにとっては、正直、退屈の極みだったのだけれど、今は違う。ダウンタウンの Nordstrome 百貨店に隣接する Pioneer Courthouse Square (North) から、Hillsboro 行きの MAX Light Rail と呼ばれる 路面電車に乗り Washington Park を目指す。この公園の中に Oregon Zoo, Japanese Garden と バラ試験場他の施設が点在している。路面電車は Washington Park 直前から地下に入った、、と思っていたのだが実は山の中に入り、駅に着くと高速のエレベーターで一気に山の上の方まで上がるのである。外に出て一言「さぶっ」。気温が違う。また、Oregon Zoo と バラ試験場を結ぶアトラクションの Zoo Train も意に反して運行は weekend のみ、、。仕方なく市内循環バス (63 番) に乗り、Japanese Garden まで向かう。そこからは、徒歩数分でバラ試験場に着いた。日本のバラが 5 月中旬以降だから、気温が低いこの土地ではもっと遅いだろうという思いが的中、バラは早咲きの数本がチラリチラリと、、、しかし、流石に歴史あるバラ試験場で造りが凝っているし入場無料なのである。バラには早過ぎたが、ご覧の通り、もの凄いことになっている石楠花 (rhododendron) が最盛期であった。来年、ラッパを受け取りに来るとすれば 6 月頃だから、AME と 三脚を持ち込んで、、などとアホな事を考えつつ、徒歩で下山、、とことこ歩いていたら Washington Park 駅の 2 個手前の Kings Hill/SW Salmon St Station 駅に着いてしまった。歩こうと思えば歩ける距離なのだ。米国の都市と言えば沿岸部の大都市がまず浮かぶが、内陸に入った小都市は趣が違い、そこには、アメリカン・ドリームのギンギラ・イメージとは無縁の多くの善良な米国人が静かに住む街が多数存在する。午後には Vancouver に向かって出発だ。

http://www.rosegardenstore.org/thegardens.cfm

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Wednesday, 09 May 2007

Portland 2 日目

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さて、2 日目の今日は午前中から Monette さんの工房にお邪魔して Ms. Gretchen Willoughby, Mr. Dean Comley, Mr. David G. Monette 更に工房の方々と直にお話させていただき、お約束の記念撮影も、、、加えて筆者の 2001LTJ の調整、フリューゲル・ホーン用のマウスピース FLG6、マウスピース・ケースを頂戴し、Prana MF, Prana XLT, Prana P3 更に、出来上がったばかりの Prana Flumpet を試奏させて頂いた。結局、注文は最終 Prana MF で確定し、この際だからとピストンの押し金をジェム・ストーン仕様にしたりもしたが、ここまではあくまでもアタシの個人的備忘録である。

この時期の Portland の日差しは凄まじい。恐らく、銀塩であれば全滅に近いくらいコントラストが付く。ここまで強烈な光は日本では経験した事が無い。それでいて昼は涼しく、夜は肌寒いのである。DMR も IXY Digital 10 もそれぞれ快調に動いているのだが、大発見と言うか、「びっくり」は、IXY Digital 10 の写りの良さである。アタシが日頃感じているコンパクト・デジタル・カメラに対するそれなりの不満点は、仮に 700 万〜1000 万画素を謳っていても解像感とは別にコントラストが圧倒的に不足する点であるのだが、こちらの光では、十分に弱点(?)が補われるらしく、DMR いや、おおよそ全てのデジタル一眼レフの顔色を失わしめる程の写りである。掲示した画像は残念ながら DMR ではなく、Canon IXY Digital 10 の画像。例によって 100% crop は、未加工である。

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Tuesday, 08 May 2007

Portland 初日

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え〜と、、、Portland に居る。7 日の暮れなずむ時間帯に JL012 便で成田を出発(写真 1、2) し、Vancouver まで 7 時間 50 分。連絡便を確実なものにしていたので Vancouver で、約 3 時間待ちのトランジットなのだがそのまま乗り継いで米国に入るからカナダ国内であるにも拘らず、がらがらのブースで米国への入国審査を受ける。つまり、Portland では、入国審査が無い事になる。(写真 3) は、喫煙室から撮ったカナダへの入国の列。そして、Air Canada JAZZ AC8125便 (写真 4) で、Portland 着。ご覧の通りの見事な快晴である。飛行機には詳しくないが、Bombardier DASH8 series 300 という機体らしい、、、(^^;; Portland の空港はとても清潔で綺麗だ。全く荒れていない。これは、Portland の街中にも言える。タクシーで、ホテルに行き、チェックインして DMR で、ぽつぽつ撮影。夕食は Jake's Grill という地元のレストランで Oregon 州名産のワインと一緒にステーキを、、、他にも色々頼んだので 6oz. でもお腹がいっぱいになった。部屋に戻ってバタンと寝て、起きてこの blog を書いている。で、え〜と、、今日、Monette さんへ行くんだったかな、、.時差ボケ中である。(写真は全て IXY Digital 10)

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Monday, 07 May 2007

SIGMA APO 50-150mm/f2.8 EX DC HSM

Sdim0138w

100crop_1w

悩んだが、結局 50-150mm 逝ってしまった。パラパラしたペースで試写している。SIGMA さんのレンズを一気買いしてしまったので、手元不如意なこと甚だしい。自分の責任である。幾度も同じ轍を踏んでは後悔しているが、デジタル一眼に限らずある程度のレンズ・システムを組まなければならないのは仕方がない。やっぱ、30mm/f1.4 EX DC HSM の SIGMA マウントも逝きたくなっている。4/3" の同じレンズがあるにも拘らずである。ぢっと、、手を見る、、。100% crop の方は、例によって一切未加工である。
夕方から、いよいよポートランドである。

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Sunday, 06 May 2007

SIGMA MACRO 70mm/f2.8 EX DG (II)

Sdim0166w

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R System 好きの筆者であることは周知の事実であるが、何故に SD14 に惹かれたのであろうか? と、夕べは他の色々な懸案(が、原因で少々、落ち込んでいるのだが、、、)、を考える合間にぼんやりと考えてみた。掲示した 2 枚の画像は、所謂、比較画像ではなく撮影した時間帯に数時間の隔たりがあるが、日陰で撮影したので光線状況は「ほぼ」一緒である。一方は SIGMA、もう一方は AME。仔細な差はあるものの「良く似た画像」という印象を持った。SIGMA の方が、僅かにコントラストが高い。色味や明度は似るようにいじってある。価格差を引き合いに出して云々する気は毛頭無い。本来、趣味と豪語するのであれば、コスト・パフォーマンス (C/P) 等々、考えるのは愚の骨頂である。更に言えば、仕事(事業)に於いても C/P を言うのは客観性を持たせるため、つまり第三者への説明責任を全うする為の方便であり第三者が介在しないような会社、個人であれば事業の継続性が維持される限り、どれだけのコストを掛けても構わないし、採算性を重視するよりも寧ろ「趣味」の領域に自ずと入り込んで行くものなのである。事実、古今東西の多くの世界遺産はまさにその証左であり、C/P を言う事の愚かさに気づくべきである。では、SIGMA さんの SD14 は、、、如何に、、、? これは、SIGMA の社長の「趣味」である。或は「意地」と言うべきかもしれない。レンズ専業メーカーの立場は少なくとも日本に於いては、歴史上、一段低く見られて来た。そしてその根強い偏見は、Cosina さん、Tokina さん、Tamron さん、SIGMA さん他の幾多のメーカーが、純正レンズと呼ばれる OEM レンズを多く輩出している昨今でも存在するようだ。そういう歯噛みするような心持ちの発露をして造り上げられたカメラなのではないかと推察している。(注、SIGMA さんに実際取材した訳では無い事をお断りしておく。)大メーカーの手堅い製品も良し、しかし筆者が面白いと感じるのは、そういう「野心」が感じられる製品でもある。ヲタンコと筆者が呼び習わす製品には、筆者なりの苦言は呈するもののその真意は深い愛情に基づくものであるとご理解頂きたい、、、(談)←うそうそ。
(SIGMA MACRO 70mm/f2.8 EX DG の作例を掲載しました。サイドバーの真ん中辺りにあります。)

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Saturday, 05 May 2007

SIGMA MACRO 70mm/f2.8 EX DG

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画面全体に均一なシャープネスを持ち透明感のあるニュートラルな色再現のマクロ・レンズである。最短は 25.7cm だから、レンズ・フードの先端ぎりぎりまで近づく事が可能。またフードは金属製のねじ込み式丸形 Zen 仕上げのフードが装着可能で、レンズ鏡筒先端とフードの間に円偏光フィルターを挟む事も出来る。更にフードを装着した状態で、別売りではあるが 77mm のレンズキャップを追加するとフード・キャップとなり便利である。色味はやや浅めだと思う。キリキリとしたシャープネスを評価する向きもあるようだが筆者には寧ろ立体感があり、その像の立ち上がりが鮮やかなのではないかと思える。付け加えれば、コントラストの強い人口光あるいは順光下つまり通常であればコントラストが付き過ぎるような条件において真価を発揮するレンズのようだ。Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8 (AME) とは、異なる描写である。SD14 との組み合わせでは、ISO100 でわざわざ ISO400 のフィルムを使ったかのようなノイズというのかざらつきが出た。そもそもこのデジタル一眼レフは「銀塩様」の描写を意識しているようだ。デジタル臭さを除去するといった方向を模索すると面白そうだ。コントラストが他のデジタル一眼レフよりもしっかりつく。赤の再現にもう一工夫欲しいが、ピンク及びグリーンの発色は派手派手から地味地味まで撮影者の後処理で如何様にも変化させる事ができる。

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Friday, 04 May 2007

Canon IXY Digital 10 (VIII)

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このところ Canon IXY Digital 10 と SIGMA SD14 のコラムが交互に或はやや錯綜して登場するので、書いている本人も混乱したりしているが、今日はえ〜と、、、IXY だった。数日前の渋谷明治通の画像。細かい事を言えばキリがないが、一般撮影で気軽にこのレベルの描写が得られる IXY 10 というコンパクト・デジタル・カメラは「凄い」と思う。撮像素子サイズ、レンズの優秀性、画像処理エンジンの優劣、口角泡を飛ばして議論するのも結構だが、そういう外野の声に超然として「何か、問題ありますか?」と冷静かつ沈着に対応する切れ者と言ったイメージだろうか?そう言えば SD14 の AWB も優秀である。光源を殆ど意識する必要がない。考えてみると筆者がドイツのなんちゃらというメーカーのこれまた時代遅れのデジカメに血道を上げている間に、日本のメーカーはいともすんなりと「凄いトコロ」まで到達し、これまた「凄いレベル」で熾烈な競争を行っていたのだ、、、と感慨とも慨嘆ともつかない溜め息も出ようというものだ。後生畏るべし、いやデジカメの技術的側面は日本のメーカーに、、、基本概念は別としても、、、負うところが大きいし全ての過程に於ける洗練は全て日本のメーカーの努力の結晶であると断言出来るから、これは後生ではなく、先駆の人々を讃えるべきであろう。翻って筆者は、未だ原始時代のデジタルカメラを弄んで、その「とるに足りない」ほんの僅かな「良さ」に欣喜雀躍、偉そうに書き連ねる。アホですな、、これは。

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Thursday, 03 May 2007

SD14 (III)

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さて、個性溢れる SD14 であるが、ここ 2 - 3 日、使ってみて「あれ?」と思った事が幾つか出て来た。作動が遅い、、、と言ったソフトウェアの練り上げ方の未熟さ、ボタンと機能の無駄使いや、RAW 書き込み時の書き込み不能、Err 表示には目を瞑るとして、画像をいじる立場から見た場合、ノイズの問題と AF 精度に疑問点が集中する。順光下つまり光量が十分に有り、光が良く廻りこむ状態での描写は大変満足のいくものであるが、逆光ややや暗い室内での撮影では、ISO 200 でもノイズが結構出る (RAW 撮影)。左の写真は ISO 200、右は ISO 100 である。左の写真で、もこ吉の目から鼻にかけて(緑ーピンク)のノイズが出ている。この拡大率でははっきりと判らないかもしれないが、100% crop では明らかである。CCD の放熱の問題であろうか? 結論めいた事を言えば、感度は ISO 100 が常用感度と考えた方が良いかもしれない。ノイズレベルが高く、ノイズの抑え込みが上手く行っていない印象を受ける。また、AF 精度に関しては、中央の測距点を使用し、「ピピッ」という合焦の合図でカメラを振り、そのまま撮影したがやや前ピンになってしまった。コサイン誤差の類いかもしれないが、どうも 18-50mm/f2.8 EX DC MACRO レンズは開放付近で甘過ぎる感じがする。今後の検証が必要である。
(この blog 右側のコラムの下の方に、SD14 & 18-50mm/f2.8 EX DC MACRO の画像を集めたリンクを新設しました。)

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Wednesday, 02 May 2007

Canon IXY Digital 10 (VII)

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年はめぐり、またジャスミン(茉莉花)の季節になった。写真を始めて良かった事の一つに季節の変化に対して敏感になった事が挙げられる。花の名前なんて全く気にしなかったのに。またまたまたマクロ・モードでの撮影。左側が縮小画像そして右側が無修正の 100% crop である。もう説明の必要は無いであろう。技術の進歩とは恐ろしいものである。

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Tuesday, 01 May 2007

SD14 (II)

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テラスのカクテルが咲いたので撮ってみた。勿論、撮って出し、、では、結構キツいものもあるので Photoshop CS2 でかなりいじっている。RAW 現像ソフトで、アタシが常用している Capture One は、SD14 の RAW ファイル (X3F) 形式に対応していないので、次善の策として SD14 購入時に同梱されていた SIGMA Photo Pro (P.P. 2.2 ← Mac 版、Windows 版は、3.0) という現像ソフトを使ってみたが、その処理のあまりの遅さに業を煮やし、、、悪いソフトではないし、Apple Aperture ばりの拡大鏡のアイディアも面白いが、100% の元画像表示ができない、、(間違ってたらごめんなさい)、、とか基本的な部分で「???」だったから、えいや〜っと Photoshop CS2 (CS2) & Camera RAW でやってみたら、、うふふ、、読み込んだ、、。ちなみに、Photoshop CS3 の方がより細かな設定が可能である。P.P. 2.2 と CS2 でいじった TIFF 画像を見ると変わりがないので、Photoshop CS2 を常用することにした。赤の再現がいいのか悪いのか、「どばぁ〜〜〜!」っと出る。これは、Photoshop の傾向でもあるのだが、、で、彩度を落とし、明るさも落とし、、、デジタルはいじれる範囲が広大なので、ある程度自分の色や描写の傾向をしっかり持っていないとどこまでも補正してしまったりするから、、、色相も変えて、、なんとなく、、わはは、、あんまり忠実色再現に拘らずにやっている。Photoshop, Silkypics 他の画像処理ソフトが SD14 に対応していないのは、それらソフト・メーカーの都合というより、素子を提供している FOVEON 側の「機密事項」だからとの説明であるが、そもそもデジタルカメラなんぞは、ソフトあってのメカトロニクスだと声を大にして言いたい。機密事項に拘っていると、FOVEON そのものの将来も危うい、、と言いたい、、、がはは。18-50mm/f2.8 EX DC MACRO の MACRO 部分はオマケの感じなので、MACRO レンズが欲しいなぁ、、。しかし、量販店のサイトを見ると SIGMA マウントの SIGMA レンズ、、、お取り寄せが多いなぁ、、、(;^^A

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