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Friday, 31 August 2007

Capture One 4 Beta

Captureone4w待ちに待った Capture One 4 の Beta バージョンがダウンロード可能になった。と言っても正確には Capture One LE → Capture One 4 だから、Capture One 4 PRO はまだまだなのだが。一見して、先行する Apple Aperture や Adobe Lightroom を意識した「カッコいい」デザインになっている。また、これまで大画面に写っているのは「目安」の画像だったのが、Capture One 4 では、実際の画面になったようだ。この処理の為に反応がやや鈍く感じられるのは残念だ。仮に「目安」でも、マウス或はポインター操作にきびきびと反応する小気味良さが Capture One の操作感覚だと思っている筆者には鈍長に感じる。また、どういう仕組みか判らないが HDR (High Dynamic Range) 処理に対応しており、段階露出を行わない 1 枚の画像に対して shadow 部の持ち上げ、highlight 部のディテール出しが簡単に行える。暫く試用して、、、結局製品版を買うんだろうなぁ、、、。

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Thursday, 30 August 2007

このネオンサインが

L1000143wいつも白っぽく写ってしまうこのネオンサイン、中心部をずらして敢えて暗めに撮影したらちゃんと「赤」が出た。そうか、、これまでは白トビならぬ赤トビしていたのか。デジタルでは赤の発色が難しい。この画像もマゼンタ側にややシフトしているが、背景の蛍光灯っぽさをそのまま出す為にそういう調整をしている。しかし、ネオン管の仔細まできっちり描写されているのが嬉しい、、、酔っぱらって写したのに。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Wednesday, 29 August 2007

気になる

L1000151wここのショーウインドウが気になっていた。以前に撮影したときはアタシの「御真影」がもろに写っていたからボツ、今回はしっかり撮ったつもりだったが、チト酔っていたのでブレたりして縦位置バージョンはボツ、、、うぅ。しかし、左側に立っている男性は、、、居たかなぁ? 怪談話じゃあるまいし。Summicron 35mm/f2 は、8 枚玉を始めとして数本持っているが、この blog に掲載しているのは、1979 年製の 7 枚玉の初期型である。1993 年製の 7 枚玉との違い等をいずれ、、、。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Tuesday, 28 August 2007

渋谷 - 蒲田

Img_0405w

Img_0407w昨日はお決まりのラッパの練習後(そのくだりは mixi に書いたです。)、蒲田へ行く事にした。オフィス前の停留所からバスに乗って 2 つめが渋谷駅、JR の南口から品川方面を目指す。渋谷駅も最近は少しずつだが綺麗にしているようだ。品川で京急線に乗り換え、京急蒲田で降りる。この駅も工事の真っ最中。陸橋が出来るのかな? Shires(シアズ)さんという金管楽器の専門店へ、最初行ったときはちょっと迷ったが、もう目をつぶっても行ける。店外に出ると、隣のビルの外壁工事。写真の題材はどこにでもあるもんだ。しかし、荷物を持って歩いたから大汗状態になった。
(IXY 10)

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Monday, 27 August 2007

即日融資

Img_0397wTV では、人情味溢れるドラマ、ニュースが流れる。マスコミも凶悪犯罪と同時に「ちょっとイイ話」企画を必ず載せる。本当か?渋谷の東急本店で開かれている東急本店 40 周年に合わせた渡辺プロダクション 50 周年を記念する企画展を見に行く。渡辺プロダクションの創立者、渡辺晋氏のシックス・ジョーズ に始まる展示は渡辺美佐女史との結婚、その後の発展を追い、ウェスタン・カーニバル、加山雄三氏、クレージーキャッツ、キャンディーズ、ドリフターズ、、渡辺プロダクションの全盛期は我々の青春時代とオーバーラップする。で、そこまでは良かったが、帰りに渋谷の明治通りの某お好み焼き店へ、、、酷かった。一度焼いたお好み焼きが冷えたものを客席に持って来る、、、ゲロゲロである。しかも大阪鶴橋の有名店の名前がついている。バカ野郎もんであった、、、で、路上に出ると即日融資の張り紙、、、。そうだ、、ここは東京だった。舐めてはイケない街であった。(IXY 10)

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Sunday, 26 August 2007

日曜日

L1000116w特に何もない日曜日、ただ静かに夏が終わりに向かう。今年の夏は特別なイベントは何も無かった。旅行にも行かなかったし、オフィスの引っ越し、ラッパの練習に明け暮れた。そして猛暑も終わりを告げる時が来る。乗り越えたと言った気負いも無い。うまく脱力した感じで、良い夏だったと思う。昨日は、オフィスに行ってラッパの練習をみっちりと。隣の丸裕というラーメン屋さんで、極上醤油、(麺)硬め、(醤油)薄め野菜(追加)というアタシのオリジナル(?)を食べた。ここの太麺が今、一番のお気に入りである。ちなみに、アタシが一番好きなのはラーメン二郎だから、それに近い味を求めているのだろうと思う。(VISP 系インスパイアーと言うらしいが、MATCH-BO のラーメンは二郎とは全く違うと思う。)アタシは佐賀生まれなのに豚骨系と言わないのは、東京では(最近は九州も)あの豚骨の獣系の臭いが嫌われて、コーヒー豆とか使ってあの臭いを取り去ってしまっているからだ。豚骨系で臭くないなんて有り得ない、、、うぅ。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Saturday, 25 August 2007

秋の空

L1000142w流石に 8 月も終わりに近づくと、空模様が変わって来る。確か、7 月の梅雨開け前の晴れ間に「猛烈に高い空」を見た記憶があったが、突き抜ける様な遠さと言うのか距離を感じる高さの空が戻りつつあるのだろう。こうして夏の出来事は記憶そして思い出になり、それぞれの秋が訪れる。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Friday, 24 August 2007

M8 のフレーミング

L1000139wM8 使用時、それぞれのレンズに対するフレームと実際の撮影範囲の違いについて、「違い過ぎるのでは?」という意見を多く聞く。残念ながら筆者もそう思う。近接ならいざ知らず、それなりに離れていても撮影範囲がフレーミング時の感覚の 20% 増しで写ってしまう。RF 機はそんなもんだと思えば良いのだろうが、しかし M3, M2 はもっと正確だった、、(と思う)。安全率を考えてフレームは狭めに設定してあるというのがお利口さんの口上だと思うが、安全率なんて〜代物は責任逃れの株主対策(?)の戯言にしか聞こえない。構図が写真の究極の醍醐味であり、ぎりぎりの線を狙って如何に撮るかとしのぎを削るには、あまりに曖昧で厳しい言い方をすれば使用に耐えない。M6 時代のファインダーのフレアーは気にしなかった筆者だが、、何故ならば撮影結果に影響を及ぼさないから、、、もうちょっと何とかして欲しい。実際、35mm レンズを装着した場合の撮影範囲は 35mm 枠と同時に現われる 24mm 枠の中間くらいの感じだ。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Thursday, 23 August 2007

Blue Dog

L1000134wオフィスの壁が白いのは良いとして、あまりに殺風景なので、絵を掛けようと言う事になった。最初は自宅と同じ、James Rizzi 氏の作品を所望したが、寡作の上、扱っていた Gallery が閉店したりで入手困難 (NYC まで足を伸ばせばあるのだが、、) また最近の作品はかつての様に手の込んだものでは無くなっている印象が強かったので、次の候補として George Rodrigue 氏の Blue Dog のシリーズにした。近所に Gallery があるので、散歩がてら見に行き、決めたのが画像の作品。油彩はとても高いので、リトグラフである。Gallery の存在は出来た時から知っていたし、何度も前を通っていたが中に入ったのは初めて、、いや 2 回目かな?、、、だった。第一印象はちょっと気味が悪かったが、見ているうちに落ち着く気がする。幸運を運んでくれると言う Blue Dog、お仕事、運んで来てちょーだいっ!と言ってる間に、雷一閃、雨が降って来た。恵みの雨か?しかし、雨もたまにはいいもんだ。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Wednesday, 22 August 2007

まめ吉

Img_0369wウチの 3 匹の犬達も私同様に年を重ねて来た。一番上が、むく吉 11 歳、次がもこ吉 9 歳、そして画像のまめ吉、7 歳である。持って生まれたものと生まれた後の環境及び躾によってヒトの人格が形成されるのと同様、それぞれはとても個性的で、性格も違う。どちらかと言えば犬の場合は持って生まれた性格の方が強い様な気もする。まめ吉は今夏、突然体重が 20% 近く増えた。おかしいと思って病院で診察して貰っているが、ホルモン(甲状腺)の産生が落ちているのかもしれない。お気に入りのベッドに入り、眠そうな顔つきでぼんやりしていたが、カメラを向けると不信感をあらわにする。生まれた時から左目の瞳部分が右目のそれに比べてやや小さく、その白目と黒目のコントラストが犬に表情を与えている。そしてその不信の眼差しが飼い主である私のカメラの腕に対するものなのかどうかはさておき、撮影が終わるまでじっとこちらを見ている。まめ吉には何かを見透かす能力があるのかもしれない。
(IXY 10)

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Tuesday, 21 August 2007

カナブン (Rhomborrhina japonica)

L1050177wテラスのランタナ (Lantana camara) に、一匹のカナブンが居た。よく見ると花を食べている。後足を茎に器用に引っ掛けつつ、前足で小さな花を引っ張って抜き、がぶがぶと飲み込む様に食べている。しかもカナブンの顔が笑っている様に見える。そんなに美味いのか? カナブンに恨みは無いが、これまた大事なランタナが台無しになるので、撮影後、退散して頂いた、、、要するに、指でつまんで他の場所(共用部分の植え込み)にポイしたのであった。ところで、ジャスミンにたかっていた 2 匹の芋虫は、どうも蛹になったらしい。リング螺旋状の糞が見当たらなくなった。
(R9 + DMR, AME, C1, PS3)

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Monday, 20 August 2007

丸子橋

L1000099w先週の金曜日にラッパのレッスンで訪れたセンセの自宅近く。遠い学生時代の記憶が蘇る。友人のクルマの助手席に乗って、学校から中原街道を通って都心へ帰る。当時の筆者にとって東京の未知の部分であった。あの時と同じ様に暑い日。もう 30 年の月日が流れてしまったとは信じられない。多摩川園(遊園地)が無くなり、駅名のみにその名前を留めているのが殆ど唯一の変化の様にさえ思える。かぶりを振って駅に向かう。そんな静かな午後だった。

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Sunday, 19 August 2007

東京タワー

L1000097w青山 7 丁目の高樹町の交差点から東京タワーが見えるとこれまで気づかなかった。手前の六本木ヒルズの森ビルがあまりに巨大、かつ存在感があるからだろうか。東京タワーの完工は、昭和 33 年。筆者より一歳年下である。最初に訪れたのは小学校 3 年の時、上京した折りだった。エレベーターは使わず、当時自由に使えた外階段で登った。確か登りは 20 分、下りは 8 分程度だったと記憶している。身軽なもんである。勿論、当時は展望台は一つだけ、高い方の展望台は無かった。そう言えば池袋の西武百貨店の巨大なおもちゃ売り場にも驚いたし、道路が 2 階建て、3 階建てになっているのも驚いたなぁ。帰りの新幹線(東海道)の空調が利き過ぎていて佐賀に付くなり高熱が出て寝込んだ。ウィルス性の風邪(症状)だった。遠い遠い記憶である。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3 w/ UV/IR cut filter)

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Saturday, 18 August 2007

関東電気保安協会

L1000094w夏のこの時期、関東電気保安協会〜♪ の CF がテレビで流れているのをご存知の方も多いだろう。オフィスの前に止めてあった自転車にその文字を見つけて思わず撮ってみた。って、それだけであるが、、、。でもこの大きな白い箱の中には何が入っているのだろう ?
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, PS3, w/ UV/IR cut filter)

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Friday, 17 August 2007

芋虫

L1050167w過日、家人が発見し、教えられた芋虫。去年引越し祝いに貰った大事なジャスミンの鉢植えの葉を毎日むしゃむしゃ食べている。しかもこいつは丸々と太っている。黒い螺旋リング状の糞を大量にする。最初、訳も判らず、その糞をつまんでみたのは何を隠そう筆者自身だった。駆除は簡単だが、ここまでデカクなった生き物を殺すに忍びないから放ってあるが、願わくはジャスミンを食い尽くさないで欲しいと言う事と美しい蝶になって欲しい、ってコイツはホントに蝶だよな、ま、まさか蛾かぁ? 息を吹きかけると瞬時に食べるのを止めて直立不動の姿勢になる。その反応がびっくりするほど素速いのにびっくり。しかも触手(?)を合掌しているかの如く揃えるのが笑える。し、しかし、DMR + AME は、良い描写だ。透けた皮膚とそのしわしわがしっかりと描写され、エメラルド・グリーンも美しい、って何 ? 暫く観察していたら他の場所からも糞がコロリ、うわっ、、2 匹目がいた。
(DMR, AME, C1, PS3 Trimmed)

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Thursday, 16 August 2007

Lamborghini Murciélago LP640

L10000912bwここ暫く、毎日骨董通りに停めてある車。Lamborghini だというのは、後部のエンブレムで判るが、ランボルギーニと言えば、カウンタックとミウラくらいしか知らない車オンチのアタシには詳しい事は判らないでいた。で、またまた停めてあったので写真を撮り、ネットで調べた次第であるが、車種の特定は自信が無い。走るマンション、、かなぁ、、、? 最近、ちょっぴりクルマにも興味があるのが悩ましい、、、。

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Wednesday, 15 August 2007

骨董通り

L10000922w夕暮れ時、普段は人通りが途切れる事の無い骨董通りであるが、この時期、閑散としている。流石の大都市東京も「お盆」には敵わないと見えて、商店も軒並み閉まっている。都市という空間を形成する重要な要素が交通網等のインフラでもなく、ましてや都市景観といった漠然とした観念でもなく単純ではあるが圧倒的な人間の数であることにふと思い当たる。人通りが少なくなった骨董通りを眺めながらそんなことを思い思いしていた。
(M8 + Summicron-M 35mm/f2, C1, CS3)

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Tuesday, 14 August 2007

猛暑

L1000078w猛暑である。今週は旧盆の期間だから都心は閑散としている。生来の天の邪鬼故、こういう時期にはせっせと会社に行く。緊急の案件がある訳でもないがひたすらせっせと、、そう言えば正月に会社に行ったりして自虐的な気分になった事もある。この時期の青空は本物の青空。そう言えば、家のテラスに来ているヒョウモンアゲハに混じって、今日はシオカラトンボが来ていた。暑さのピークでも季節は静かにだが確実に秋に向かっている。残りの短い夏をせいぜい楽しみたい。

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Monday, 13 August 2007

書斎

Desk_and_chair_1自分の為の小さな部屋。書斎と呼ぶにはおこがましいが数畳の部屋で RLFC のサイトをいじっている。家人は入ってこないという大原則はあるが、フローリングのワックス掛け、ゴミ箱のゴミ捨てとワンコの後始末の時には「どかどか」入って来るから原則は原則であり、日常的には超法規的解釈或は弾力的運用が成されているのはどこかの国の憲法と一緒だ。この画像は引越したばかりの昨年春の画像である。当時は、いや今でもこのすっからかんな状態がアーバンな暮らし(?)には理想なのだが、現在の状況は残念ながらお見せ出来ない程ちらかっている。アタシは「片付けられないヲトコ」ではないが、圧倒的な物の量に加え、ラッパ関連のブツも入り、書籍は赤坂のトランクルームに入りきれないものが散乱している、、、。この状況からいつかは脱するのが夢である、、、いや、夢ではイケないのである、、、トホホ。

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Sunday, 12 August 2007

蟬時雨

L1000076w夏の早朝、広いとは言えないテラスに並べただけの鉢植えに水をやるのを日課にしている。昨日も朝から空は高く、ミンミン蟬の大合唱のさなか水道の栓をひねってホースの先からほとばしる水をぼんやり眺めながら東側から順番に水を施していた。ふと側溝を見るとミンミン蟬が仰向けになって流れて行く。天寿を全うしたのかと思って目を凝らしてみると微かだが足が動いている。急いで部屋に戻りティッシュ・ペーパー数枚を丸めて救助に乗り出す。救助とは大袈裟だが、側溝の先には暗渠がありそこに流されて行く、即ち死を意味するからあながち誇張ではない。ティッシュ・ペーパーを近づけると、すぐさま絡み付いて来た。持ち上げると細い足でしっかりと掴んでいる。そっと低い外壁のブロックの上に置くとティッシュ・ペーパーに掴まったその姿勢のままじっとしている。ほっとしてそのまま他の鉢に水を掛けていたが、次に見るといつのまにかティッシュ・ペーパーから離れてしっかりと六本の足で立っている。黒々とした目でこちらを見ているようだ。日が高くなる前に水やりを終えたかったのでそのまま残りの鉢に移り、最後に目をやるともうそこには蟬の姿は無かった。水を停めて部屋に戻る時にひときわ大きなミンミン蟬の声が聞こえていた。
(M8 + Summicron-M35mm/f2 (UV/IR), C1, CS3)

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Saturday, 11 August 2007

青山散策

L1000052w青山 6 丁目丁字路にある Papas のパン屋さん。7 丁目の東 4 丁目の四つ角にもあるが、こちらの方がメインなのだろうか? と、このパン屋さんの話題ではなくて、この扉の「黒」を出す際に、UV/IR カット・フィルターを使っているにも関わらず、マゼンタ被り防止の ICC プロファイルを使っている事を話題にしたかったのだが、、、何か拍子抜けしてしまった。
(M8 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, C1, CS3)

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Friday, 10 August 2007

青山散策

L1000046wさて、間が開いてしまったが、銀座線表参道駅あたりの青山を陽とすれば、六本木通り近くの 6 丁目や 7 丁目は陰なのだろうか? 何かもの憂げな(?)佇まいがある。高樹町から霞町にかけても昔は本当にひっそりとしていたし、今をときめく六本木付近だって龍土町、飯倉片町あたりは昼夜を問わず深閑としたところであった。そこをパラソルをさした美しい奥様、お嬢様がふらふらと歩いていたりしていやはやなんとも夏の風情、、都会のデカダンス。都市化の波は何も郊外に向かっているだけではなく、こうした都心のひっそりした地域もどんどん浸食して行くのであろう。仕様が無いが、寂しい気もする。
(M8 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, C1, CS3)

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Thursday, 09 August 2007

高速沿いの風景

L1000060wオフィス脇の高速 3 号線。約 4 秒の露出を掛けて、絞りは f22 まで絞り込んでいる。三脚は使用せずバルコニーの手すりの上に M8 を置いて撮っている。夜の帳が降りて来た都市の風景と言えば聞こえはイイが、なんのことはない煤煙にまみれしかもエアコンの室外機からのクソ暑い暖風を浴びながらの撮影である。やっぱ、リゾートの方がよっぽど、、って当たり前かぁ、、。ライカ・ジャパンから電話があって 6 bit coding が、完了したらしい。(8 月 8 日時点)
(M8 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, C1, CS3 注、この画像の撮影は 8 月 3 日)

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Wednesday, 08 August 2007

青空

L1000057w東京ではよほど視界が開けたところでないと積乱雲つまり入道雲を見る事は稀だが、アタシの子供の頃の記憶は夏=入道雲と氷いちご。氷いちごを食べると汗がスッと引いて夕方の風が気持ちよかったのを覚えている。雲の記憶は曖昧だが、それでも晴れた日に空に浮かぶ雲を見ていると遠い日の記憶とも違う夢とか希望とかそういうものを沢山持っていた頃の事を思い出す。それは遥か遠い昔のようであり、しかし意外に最近の事でもあったりして、時間を超えて妙に懐かしかったりする。そう言えば、亡父も雲を見ていたと生前言っていたから、、これは家系なのだろう。
(M8 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, C1, PS3 注、この写真は、8 月 2 日に撮ったものである。)

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Tuesday, 07 August 2007

神代植物公園(その 2)

L1050127さて、ほぼ同じ状況を使い慣れた R9 + DMR, AME で撮ってみた。これまた使い慣れた Capture One が使えるので楽である。Camera RAW は、新しくなって明瞭度がいじれたり、jpeg の色温度が変更出来たりと素晴らしく良くなっているのだが、残念ながら動作が遅い、、勿論、SD14 のファイルとの相性を言っているから他のデジカメとの相性はどうか判らないが、、この動作が遅いのは RAW 現像では致命的である。数枚を瞬時に切り替えて画像を選ぶという事が出来ない。勿論、ブリッジを使えばそれなりの事が出来るのだが、画像が小さい。兎も角、使い慣れた、、というのは楽であり、マクロ撮影では AF も必須ではないからどうしても DMR の方に気持ちが傾いでしまう。それとレンズ、、、SIGMA さんの 70mm/f2.8 Macro の切れ味は素晴らしいのだが、低コントラストの被写体の場合、やや像が眠くなってしまうようだ。LINKS に、追加しておいたので比較してみて頂ければ幸いだ。
(R9 + DMR, AME, C1, PS3)

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Monday, 06 August 2007

神代植物公園

L1050148w土曜日に神代植物公園に行った。目的は熱帯睡蓮。折りしの台風 5 号の通過の影響か風が強く屋外での撮影を早々に断念し、温室内のベゴニア室へ、、、。ほほほ、、ここは個人的にとっても好きな部屋である。特に球根ベゴニアの花はその大きさといい、色の鮮やかさといい薔薇にも負けず劣らずの華麗なものがあるからだ。温室内は炎天下の戸外と違いちょっぴり冷房が効いているのも嬉しい。ベゴニアはアンデス原産なので日本の真夏の直射日光では参ってしまうらしい。早速、抽象写真の世界へ、、、。手持ちでの撮影のみ許可されているので、絞りを開けるしかないがワンカット数枚撮って、ピントが来ている画像を選べば良いのだからデジタルは楽である。熱帯睡蓮のリベンジをやるかどうか考え中。SD14 + 70mm/f2.8 EX DG Macro による作例を LINKS に載せた。
(DMR + AME, C1, PS3)

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Sunday, 05 August 2007

HYGGE 六本木

L1000043w以前、この blog に書いたが Bar Ho さんの姉妹店 HYGGE (ヒュッゲ六本木)のホームページ用の写真をサイトのデザイナーの方に送った。RAW ファイルを現像し、リサイズした jpeg  画像を送ったのだが自由に切り刻んで構わないと申し添えてある。しかし、店舗撮影は疲れる。アタシは技術以前の問題として、プロにはなり得ないと思った。Bar の店舗写真を素面で撮るなんて、、、あり得ないし、自分の好きなように好きな時に好きなだけ撮るのがやはり向いているのだと痛感した。職業として写真を撮っておられる方々に乾杯っ!

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Saturday, 04 August 2007

Summarit 復活

Summaritm35mm

Summaritm50mm

Summaritm75mm

Summaritm90mm

廉価版、、というのでは無いのだろうけど、高過ぎる M レンズ群への反省だろうか? Summarit-M 35mm/f2.5, Summarit-M 50mm/f2.5, Summarit-M 75mm/f2.5, Summarit-M 90mm/f2.5 が出るそうだ。価格は確かに抑え気味、、かなぁ?

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Friday, 03 August 2007

青山界隈

L1000044w折角、オフィスの場所が変わったのだからと近所を少しずつ撮っている。勿論、UV/IR cut filter と専用 ICC プロファイルのテストも兼ねているのだが。面白いのは、必ずしも UV/IR cut filter 用のプロファイルが良くて、以前のマゼンタ被り除去用のプロファイルがダメだというのでは無い事だ。光線状況にもよるが、黒の締まりが今ひとつだなぁ、、と感じた時には旧プロファイルの結果の方が良かったりする。画像は UV/IR cut filter 用の ICC プロファイルを用いている。道路のグレーの再現が、マゼンタ寄りになってもいけないし、緑がかってもいけない。案外とニュートラルな色再現は難しかったりする。グレー、白、黒、、これらの色がしっかりと安定して出ている画像は見ていても気持ちのよいものである。
(M8 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, C1w/M8Linear386BP0WP0.icc, PS3)

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Thursday, 02 August 2007

銀塩の蓮

Lotus_15さて、銀塩 (Kodak EBX) で撮った京都の「蓮」をこの blog の LINKS に掲示した。ご覧頂ければ有難い。デジタルと銀塩それぞれの味わいがあって面白い。

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Wednesday, 01 August 2007

Kyoto 2007 Summer (EBX)

Lotus_29w本年最初の銀塩(ポジ)での作例である。場所は、京都宇治の黄檗(おうばく)山萬福寺。R8 + MD (Motor-Drive-R), AME という通常装備で撮影したが、撮影当初から MD の不調に見舞われた。巻き上げるのだが巻き上げ方が足りないらしくギシギシとフィルムが詰まる(擦れる)ような音がして、次の撮影が出来ない。MD をはずし、再度装着すると次の一枚が撮れるがまたその次が撮れない。またまた MD を外して装着、これを繰り返す。一概には言えないと思うが、EBX (KODAK Elite Chrome Extra Color) のパトローネと相性が悪いのかもしれない。或は、暫くの間フィルムを使っていなかったので保管しておいたフィルムの巻き癖が強く出てしまったのかもしれない。いずれにしても巻き戻し終わったフィルムのパトローネと巻き軸部分がかなり擦れていたので、余分なテンションが掛かっていたのであろう。さて本題。フィルム・スキャナーで読み込ませようとすると「あれ、どうやるんだったっけ?」とハナからずっこける。やっと思い出したが、現在使用中の CS3 には Nikon Scan 4 のプラグインを入れてなかったので、CS2 を使う。途中でやっぱりと思い、Nikon さんのサイトから Nikon Scan 4 をダウンロードしてプラグインを CS3 に入れる。特段の問題無く動作した。.psd ファイルとして保管、再度読み込ませて .TIFF で保管すると CS3 の Camera RAW が使える。一括読み込みは出来ないが、一枚ずつデジタルの RAW ファイル処理のつもりで作業する。実はこれをやってみたかったから今回銀塩も使った。やや懐かしくもあるが、原寸での解像度はやはりデジタルの方が上である。粒子も見えるが、なんとも発色が美しい。フィルムの性情もあるのだろうが白の発色が白として再現されている。デジタルでは透明感は増すもののやや起伏に乏しい感じがする。化粧で言えば銀塩の方が厚化粧、、その結果蓮の花弁の厚みや丸さが一層強調される。いずれ銀塩編としてアップするが、画像取り込みの作業時間の長さはデジタルの場合とは比較にならないくらい長い。プロの使用でデジタルが主流になる理由と得心する。だが、我々アマチュアはこの悠久の時をボンヤリ過ごすのも悪くないものだと考えていた。今後も銀塩を併用するつもりだ。
(R8 + MD, AME, Camera RAW, PS3)

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