« UV/IR cut filter 検証 | Main | 銀塩の蓮 »

Wednesday, 01 August 2007

Kyoto 2007 Summer (EBX)

Lotus_29w本年最初の銀塩(ポジ)での作例である。場所は、京都宇治の黄檗(おうばく)山萬福寺。R8 + MD (Motor-Drive-R), AME という通常装備で撮影したが、撮影当初から MD の不調に見舞われた。巻き上げるのだが巻き上げ方が足りないらしくギシギシとフィルムが詰まる(擦れる)ような音がして、次の撮影が出来ない。MD をはずし、再度装着すると次の一枚が撮れるがまたその次が撮れない。またまた MD を外して装着、これを繰り返す。一概には言えないと思うが、EBX (KODAK Elite Chrome Extra Color) のパトローネと相性が悪いのかもしれない。或は、暫くの間フィルムを使っていなかったので保管しておいたフィルムの巻き癖が強く出てしまったのかもしれない。いずれにしても巻き戻し終わったフィルムのパトローネと巻き軸部分がかなり擦れていたので、余分なテンションが掛かっていたのであろう。さて本題。フィルム・スキャナーで読み込ませようとすると「あれ、どうやるんだったっけ?」とハナからずっこける。やっと思い出したが、現在使用中の CS3 には Nikon Scan 4 のプラグインを入れてなかったので、CS2 を使う。途中でやっぱりと思い、Nikon さんのサイトから Nikon Scan 4 をダウンロードしてプラグインを CS3 に入れる。特段の問題無く動作した。.psd ファイルとして保管、再度読み込ませて .TIFF で保管すると CS3 の Camera RAW が使える。一括読み込みは出来ないが、一枚ずつデジタルの RAW ファイル処理のつもりで作業する。実はこれをやってみたかったから今回銀塩も使った。やや懐かしくもあるが、原寸での解像度はやはりデジタルの方が上である。粒子も見えるが、なんとも発色が美しい。フィルムの性情もあるのだろうが白の発色が白として再現されている。デジタルでは透明感は増すもののやや起伏に乏しい感じがする。化粧で言えば銀塩の方が厚化粧、、その結果蓮の花弁の厚みや丸さが一層強調される。いずれ銀塩編としてアップするが、画像取り込みの作業時間の長さはデジタルの場合とは比較にならないくらい長い。プロの使用でデジタルが主流になる理由と得心する。だが、我々アマチュアはこの悠久の時をボンヤリ過ごすのも悪くないものだと考えていた。今後も銀塩を併用するつもりだ。
(R8 + MD, AME, Camera RAW, PS3)

|

« UV/IR cut filter 検証 | Main | 銀塩の蓮 »

Comments

蓮の写真のEBX版拝見しました。見事な描写ですね。フィルムをスキャンするのには時間がかかりますが、またそれもいいものだと考えています。私もデジタルと銀塩併用したいと考えています。

Posted by: Kazu | Wednesday, 01 August 2007 13:19

早速、ご覧頂き、有り難うございます!
デジタルばかりを使っていると銀塩が恋しくなり、銀塩ばかりだとデジタルが、、、我が儘ですが、そういう選択が出来る事を素直に喜びたいです。
蓮の花の花弁を見てみると、両者の描写の差に驚きます。デジタルはスーッとした描写で、悪く言えば造花みたいですし、銀塩はフワフワ感が出ますがちょっとしなびた感じ、、(^^;;
面白いですネ!

Posted by: 野本 巖 | Wednesday, 01 August 2007 14:13

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« UV/IR cut filter 検証 | Main | 銀塩の蓮 »