恵比寿 II
恵比寿の地名の由来は明治 20 年に遡る。この地に日本麦酒醸造会社( 現在のサッポロビール)の工場が建ち、「ゑびすビール」が製造されていたためその出荷駅を東恵比寿駅と読んだためというのが定説のようだ。つまり、企業城下町のはしりであったのだろう。当時ビールと言えば西洋文化の際たるもの、この街の雰囲気がやや日本離れしていると感じるのもそのせいなのだろうか?落書きの多い街と言うと、荒んだイメージがあるが、恵比寿に限ってはそういうイメージが皆無だ。昼の顔と夜の顔といった二面性も感じられない。確かに、サラリーマンも居るが若者も居る、、主婦も居るし女学生だっている。不思議な街である。撮影 17/05/2008
(M7, Summicron 35mm/f2, BW400CN, Nikon Scan 4, CS3)
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