デジタル時代の銀塩 IV
休み明けの今日の画像、おそらく?年前のクリスマスの頃の銀座と、つい先日の骨董通り。なんだかタイム・トンネル(古っ)で繋がっているみたいだ。ポジ・フィルムではややコントラストが付き過ぎるとも思ったレンズであるが、モノクロでは悪くない。黒の締まりも十分だ。それよりもモノクロの表現(再現)が、色が無い分、視覚よりもその深部にある精神性(?)に訴えかけるかのような印象深い味わいがある。何か過去の失われた記憶から探して来た(拾って来た)ような画像である。銀塩(ポジ)が、これだけ思いを込められる記憶媒体であるというのは、やはりデジタルを経てきたから判る感覚なのだろうか?失われつつある今を記憶に留める、、、そういった使い方を模索しているようでもある。もっともっと撮ってみたい。
(M7 + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH, Nikon Scan 4, CS3)
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