多摩川辺り
筆者が、ラッパ(トランペット)の練習を二十数年振りに再開した事は、かつて本 blog でも触れたが、現在は石井慎太郎先生の月三回の山野楽器有楽町スタジオでのグループ・レッスンと月二回程度の杉山正先生の個人レッスンを受けつつ日々、会社に設置した小型の防音室に籠って練習している。(社長の檻と呼ばれている。)最近になってやっと安定して吹く事が出来てきた気もするが、毎日の鍛錬(ルーチンと呼ぶ日課練習)が重要と仕事そっちのけでせっせとこなしている。さて、その杉山先生のレッスン場は多摩川近くのご自宅であるが、駅からそこに至る間が、なかなか写真のワンダーランドなのである。左の画像はカラー版は既出であるが、最近なかなか開店しているところにお目に掛かれない売店。多摩川の釣り客の為に、浮きなんかを売ってるのが凄さの所以だ。昭和四十年代それも前期の臭いがプンプンする。右の画像は、さしずめアーウィン・ショウの夏服を着た女達か、、(って、スプリング・コート着てるじゃん!)
この時は、気合い入れのつもりもあって、Summicron 35mm/f2 (八枚玉)を持ち出した。定評のあるレンズで、階調表現に秀で、グレーのトーンの差が美しく描写され、、、う〜む、筆者には詳しくは判らない。が、確かに階調はよく出ているようだが、BW400CN と Film Scanner の組み合わせで、処理そのものは完全にデジタルだからどこまでこのレンズの良さが出ているかは正直、疑問である。多摩川辺りの平和な風景である。(撮影 13/05/2008)
(M7, Summicron 35mm/f2 (8 elements), Nikon Scan 4, CS3)
Comments
野本さん、こんばんは。
BW400CNとフィルムスキャナの組み合わせ、あまりの滑らかさにデジタルカメラは何ですかと聞かれてしまいます。
イルフォードのXP2を試してみたいところですが、代理店変更の狭間で量販店店頭から消えてしまっているのですよね。モノクロ印画紙に焼くならイルフォードとは聞いているのですが。
では、失礼します。
Posted by: MiMoFa | Wednesday, 21 May 2008 23:23
MiMoFa さん、
上を見れば価格も含めてキリがありませんが、Super Coolscan 9000ED は、「いい仕事してくれてます。」
16bit A/D, 4 回のマルチスキャンで、TIFF 画像が、120M 程度になります。容量だけで考えると 100% crop ではなくて、50% crop 程度、、つまり 60M 、、、DMR に合わせて、、これでいいのかどうか判りませんが、、そうすると 1000 万画素機の解像度とどっこいどっこいの勝負みたいな、、、(根拠無し)、、。そんな感じです。
イルフォードの XP2 ですか、、、。考えてみたら、何も無理して BW400CN を使わずとも、フツーの白黒フィルムを使えばいいんですよね、、、キット、、、。
何だか判らなくなってきましたぁ、、、(^^";ゞ
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 00:48
ごみ取り、傷取りはしたいと思っています。それを使うには、カラーネガタイプであることが必要(通常のモノクロフィルムではだめでカラーカプラーでの像形成でないといけない)らしいのです。あとは、BW400CNは通常のカラーネガと同じオレンジベース、XP2はベース色が薄い色。それがどう影響するかですが。
Posted by: MiMoFa | Thursday, 22 May 2008 04:51
MiMoFa さん、おはようございます!
そーか、、、Digital ICE ですね、、、。ふむふむ。
一回、試してみようかしら、、、。
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 08:52