テラスの草木 V
Leica DMR が出たのが 2005 年だったから、もう間もなく 3 年目を終え 4 年目に入る。電子機器業界の 3 年は恐らく通常の商品サイクルでの 10 年以上に相当する。しかも、DMR 発売当時、中身は 5 年前と揶揄されたからそれも合わせて考えると、指で数えられない位「昔の」機種だと言う事だ。しかも全世界でたった 3000 台程度を売り切って目出たく製造、販売終了したのだから、本来であれば他のコンピューターと共にもう廃棄処分のデジタル機器なんだろう。しかし、中古価格はほぼ発売時の定価(本体のみ約 50 万円)で推移している。希少価値?有り得ない。ならば何故?理由は簡単、画質に不満が無いからである。16bit RAW イメージの高い質感が多くの DMR ファンをして未だに現行機種として十分に通用すると言わしめるだけの魅力ある製品だからである。実際、Photoshop で加工に加工を重ねても像の劣化が最小限であるし、余裕のあるファイルである事が実感出来る。今夏以降、R System の 新型 DSLR が発表される可能性は高いが、サブ機或はメイン機として製品寿命が無くなるまで大事に使って行こうと決めている。デジタル機器が永きに渡り伴侶となる好例だと思う。
未加工の100% crop を見て、思いは確信に変わる。
(R9 + DMR, Capture One 4, CS3)
Comments
DMR、まったく同感です。画質にも不満はありません。
時期モデルも期待大ですが、DMRの価値は下がらないと思います。
Posted by: KONDOH | Thursday, 22 May 2008 00:12
KONDOH さん、
R System は、酔狂な人々の持ち物と世間のレッテルは貼られてますが、アタシは声を大にして言いたい、、、え〜と、、何て言うのか忘れちゃいましたぁ、、、(;^^A
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 00:50
え〜、次期モデルとするつもりが誤変換しておりました。
確かにおっしゃるようにRライカは奇異な眼で見られがちですが、使って頂かないとホントの良さは分からないと思います。口で幾ら説明しても・・・。
Posted by: KONDOH | Thursday, 22 May 2008 07:40
KONDOH さん、
曰く、壊れる、ミノルタだ、、、十年遅れてる、、、とか、、。
アタシは、普及までは手が回りませんので、そういう輩は「無視」しておりますです。この辺り、仕事のやり方にも反映しておりまして、付いて来れるヤツだけ付いて来い、、、的な、、、何を話してんだか、、(;^^A
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 08:50
DMR、私も使いますよ。
次期モデルが出ても、使うことでしょう。
なにせ、最近予備のバッテリーパックを2個注文しました。
DMR + AMEなど、たまりません。
Posted by: Kazu | Thursday, 22 May 2008 09:47
Kazu さん、
そして DMR は、伝説になった、、、、みたいな、、、(;^^A
そうか、、バッテリパックか、、あたしも注文しようかしら。
それと、DMR 用のファインダースクリーン、、在庫あるかなぁ?
LCJ 行ってこようかしら。
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 09:54
最近私はケータイで写真を撮るのに凝っております。ラフな携帯画像をイチイチLightroomに取り込んで、フォトショでDfine 2.0をを使ってノイズ除去したり(^_^;)。ケータイは1年も経たないうちに陳腐になってしまうというDMRとは対極にある究極の消費社会が生んだ産物ですな...。しかし、それもまた楽し。
Posted by: エースのチョー | Thursday, 22 May 2008 14:27
チョーさん、
はい!拝見しておりますですよ!
しかし、よく撮れる、、ボケ味がどーのこーのと言わなければ、、もうターイヘンであります。
写真ってタイミング勝負のところもありますからね、、特にスナップは!
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 22 May 2008 15:20