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Thursday, 31 July 2008

月末

Img_0508あれよあれよで、 7 月最終日になった。今年は梅雨明けがやや早かったから、盛夏を堪能する期間が長い気がする。言い方を変えれば、明日からやっと 8 月である。筆者は九州の佐賀県生まれだから長い夏には慣れているが、最近の東京の天候は当時の九州を越えて南海の島に行き着いたかのような錯覚を覚える。しとしと雨が消えて、雷を伴った豪雨になるのがその典型だ。今朝は、涼しい風が吹いていてこの時間は窓を開けると鳥のさえずりと共にひんやりした空気が室内に流れ込む。もう暫くすればうだるような暑さが襲って来るのだろうが、束の間の涼を楽しむ。表参道の紀伊国屋の跡地の再開発が最終段階に入って来た。現代の都市景観である。
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Monday, 28 July 2008

黄昏

Img_0502今日の夕刻の空は素晴らしかった。まさに黄昏である。人間がたそがれる、、というのはあまり良い意味では使わないが、本物の黄昏は実に美しい。この後、空は紫色を増し、雲はピンクから朱に染まったが、このキンキラキンのゴージャス(死語)さ、バブルの時代の某ディスコを思わせるような空模様に見とれてしまった。全てが闇に吸い込まれてしまうまでの数分の出来事であった。
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Friday, 25 July 2008

他に食ったもの

Img_0485Img_0495左の画像が、高島屋 S.C. 地下 2 階のフードコートで食べた海南鶏飯。要するにチキンライスだ。初めてシンガポールに来た時にチキンライスと聞いて、日本風のケチャップ・ライスを想起し、注文してこれが出て来た時にはびっくりした。調味料と思しき醤油の様な液体を掛け、ピリ辛のたれ様のものを付けると味が引き締まる。見た目は白っぽくてなにやら気味が悪いが、食うと美味さにたまげる。この皿に飲み物付きで、S$3.50 つまり 280 円、泣ける。右の画像は、空港で食べたもの。こちらは派生型でチキンがローストしてある。価格は、飲み物を付けて、S$13 以上だった、、、しかし、味は左の方が断然美味い。しかも右の方は、骨付きで、その骨が肉部分の殆どを占めている切片が数切れあったから絶対絶対ダメである。金返せ〜。
(IXY10, CameraRAW, CS3)

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Thursday, 24 July 2008

朝食

Img_0463Img_0464Img_0465朝食は、ホテルのビュッフェ。朝食付きの宿泊代だからそれはそれでよい。周辺の地理に詳しくて、知っている朝食のうまい店に行けば確かにもっとマシな朝食が 1/10 以下の値段で食えるのだが。エースのチョーさんに教えて貰った肉骨茶は、朝食メニューなんだと知る。ホテルのビュッフェは、万人向けだから味付けがよく言えばマイルド、悪く言うとどこで食っても同じ淡白さ。エグ味が無いのは結構だが、臭さが無いのは食欲半減である。と言いつつ、ぱくぱく食べてしまう自分。自己嫌悪だ。和朝食を食べたい向きには、ごはん、みそ汁、焼き魚、漬け物程度は置いてある。中華粥もある。白粥も。シンガポール風焼麺、野菜もあるにはある。但し、夕べ食べたようなローカル・フードは絶対に無い。B 級グルメと笑わば笑え、、、筆者好みの食事は「濃く、臭く」なのである。しかし、最近は味蕾が退化したのか風味のある食材が本当に少なくなった。キュウリも瓜も同じ味しかしないのには参った。
(IXY10, CameraRAW, CS3)

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Wednesday, 23 July 2008

初日の夕食

L1080349L1080350L1080352到着後、タクシーでホテルに入り一休みしたところで、夕食は何を食うか考える。シンガポールの中華は海鮮がメインだが、結構スパイスが利いている。マズくはないが、やや食傷気味。マレーシア料理も良いが、、、とか思い思いしながら Orchard Rd を歩く。そう言えば、以前泊まった HYATT Regency が Grand HYATT になってるんだとか思いながら Scotts Rd. へ。そうそう、Far East Plaza に行けば、何やら食えると、、ここで「お高級」路線は完全に放棄。5 階の飲食街(と言う程ではない)へ。怪しいマッサージ店に紛れて数件のレストランいや食堂があるが、なんとフロアー全体が調理の煙でくもっている。結局、中国語の名前のお店に入る。地元の人が多いところを選べばまず間違いは無い。まず、チャーハン、、決してナシゴレンではない。ちと、焦げている。次に Mee (麺)であるこれも決してミーゴレンではない。それと酢豚、、、酢豚は味のバロメーター、、しかし、全世界どこにでも酢豚はある。しかもそれなりにローカライズされていて美味い。もう一品は、堅焼きソバ、写真を忘れてしまった。Tiger ビールを飲みながら食うこの店の中華料理らしき食い物が滞在中、、実は一番美味かった。筆者は、B 級グルメなのである。突然、日本人が来て、ビール飲みながら料理の写真を撮り出したのだから、お店のお客さんも店の人もびっくり。会社帰りの OL さんらしき女性が、一人で鍋様の麺をつつく姿がなかなかよろしい。値段もとびきり安くて大満足っ!
(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Capture One 4, CS3)

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Tuesday, 22 July 2008

JL 719 便機内食

Img_0452Img_0454Img_0453今回、行きに利用したのは午前 11 時過ぎに成田からシンガポールに飛び立つ JL719 便、日本航空と AA (American Airline) の共同運行便(の筈)だが、機材もスタッフも日本航空側である。ビジネスクラスの食事は、和食、洋食を選べるが今回選んだのは和食。洋食の場合は更に肉 (beef) 、魚或はチキンの選択が有る場合が多い。昨今のダイエット・ブームを反映してか味はあっさり目、和食にはカロリー表示が無いが、洋食の場合、魚或はチキン料理は 200 Cal 後半、肉料理でも 300 Cal 後半と軽めの食事である。さて和食の場合、比較的短距離の香港線では、時間の節約の為か飲み物の後にいきなり「どん」と料理が出て来るが、今回は 7 時間余りのフライトのせいか、まず前菜(?)が登場。その後に、和食(懐石風)が、「どん」と出る。先付けは、バリエーションを持たせ台の物(メイン)は、魚の唐揚げにあんかけ。バブルの頃は、長距離の場合ビジネスクラスでもデザートを選べたりしたから、簡素化されているのだろう。
Img_0456Img_0457たこ刺しと変わり豆腐。これに、みそ汁とご飯が付く。量は多くはないが飛行機に乗ってブロイラー状態で座っているだけだからこんなものであろう。目的地が食事が期待出来る所であれば本格的に夜を食べるのだから機内食はパスも有り得る。だが、期待出来ない場合は、今生の別れの気持ちで食う事も有るから面白い。個人的には、カレーライスくらいで十分ではある。某氏によれば、機内食は肉以外は食べてはイケないそうであるが、何故かはとうとう聞きそびれた。
(IXY10, CameraRAW, CS3)

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Monday, 21 July 2008

Singapore 2008

L1080381L1080404L1080429今回は、アッと言う間に処理を終えて掲載出来た。右側の LINKS からどーぞ!やはり、現地での暇な時間の有効利用が肝心だ。さらりと観光ガイド通りの旅だったが、チャイナタウン、インディアンタウン他、撮り損なった場所も多い。第一、セントーサ島辺りが全く無い。また行く機会が有ったら重点的に、、、。
(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Capture One 4, CS3)

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Sunday, 20 July 2008

Singapore IV

L1080395今頃、順調であれば筆者は帰国の機内の筈である。日本は三連休の真っ只中、、だったかな?到着する日曜日(本日早朝)は蓮オフの前夜祭なのだが、今回は残念ながら不参加。勿論、無理をすれば行けなくはないが、流石に疲れた。 Singapore で撮った画像はホテルで黙々と処理したから、近々、お目にかける事が出来ると思う。今回、撮影し後処理をしていて思った事。Singapore の日差しは強く、少なくとも DMR のダイナミック・レンジでは到底収まりきれない。順光での撮影でなんとか凌ぐ事ができるが、広角系のレンズを用いた場合、主要被写体と背景(空)のいずれかを犠牲にしなければ難しい。HDR 処理を試すには格好の題材と言う事だろうか?空の色は、青よりも寧ろ紫に近い。厄介なのは大気中の湿気が光を乱反射して、その紫色が妙に拡散したような、、、言葉では語り尽くせない。
(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Capture One 4, CS3)

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Saturday, 19 July 2008

Singapore III

Img_0466Img_0486昨日は、仕事の日だったので、写真はあまり撮らず。IXY10 を持って、ホテル内や Orchard Rd. をぶらぶら。観光スポットに出掛ける元気も出ず、主にスナップ。思うに、自分はスナップが好きなんだと思う。IXY10 の描写は気に入っているが、正直言って 広角端の 28mm より望遠は使いたくない。明らかに画質が落ちるからである。まぁ、多くを期待する方が間違っているのだが。Singapore は、フツーの暑い都会である。
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Friday, 18 July 2008

Singapore II

L1080364_3L1080384L1080397昨日は、朝食をホテルのビュッフェで摂り、MRT の Orchard 駅から地下鉄で City Hall まで乗って散策開始。North Bridge Rd. を、南下。St. Andrew's Cathedral, Parliament House を抜け Promenade に至り、東南に折れて、Boat Quay を右手に眺めながら Cavenagh Bridge (歩行者専用)を渡り、Fullerton Singapore を通り過ぎて、Fullerton Rd. を渡って Merlion Park に到着。後日アップする写真は別として、画像はそれぞれ North Bridge Rd., Cavenagh Bridge そして Merlion Park の Merlion である。天候は晴れ。公園都市の異名を持つ Singapore は緑が多く、時折吹く風は有難いが何しろ熱帯モンスーン気候の地だから、日が高くなると熱風になる。とぼとぼ歩いていると汗が噴き出すが、それも乾ききって、、、。Merlion は、伝説でも歴史でもなんでもなくて 1972 年、時の首相 リー・クアン・ユー氏の発案で造られた像である。いつも水を吐いているのかと思ったら、、涸れていた。仕方がないので、Fullerton Rd. の橋の下の Starbucks で、マンゴー・フラペチーノを食べたら、どばぁ、、と汗が吹き出して来た。何の事は無い、干上がっていたのだった。そう思って、Merlion を見ると水を吹き出している、、。一緒なんだ、、、(違う違う)。この後、Boat Quay を抜けて、Clarke Quay までの徒歩強行軍。Clarke Quay は、ナイト・スポットだから閑散としていた。
(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Capture One 4, CS3)

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Wednesday, 16 July 2008

Singapore I

L1080328_2L1080335仕事のカンケーで、今日からシンガポールに来ている。どうも日本を離れると写欲が湧くようで、夕方からカメラを持ち出して暮れなずむ Orchard Rd. 界隈をスナップしたりしている。しかし、海外でしか撮れないと言うのは困ったものである。気温は摂氏 30 ℃。湿度が高いが公園都市シンガポールの夜風は涼しい。ちょと古いビルに入ると、あの香港の臭いがする。画像は、the Regent Singapore, St. Regis.

(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II, Capture One 4, CS3)

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Tuesday, 15 July 2008

夏本番

Img_0441Img_0446ぼやぼやしているうちに、夏の到来である。まだ、梅雨開けではないがこの気温と湿度は夏のそれだ。駒沢通りと六本木通りが交わる丁字路の建物が日に日に高さを増して行く。テナント募集をやっているから複合商業施設なのであろう。それと既出の向日葵。どんどん真ん中が膨らんで来て、花が下を向いてしまうくらいになってきた。軽い気持ちでスナップ。夕方の日差し。吹く風には力がある。
(IXY 10, Camera RAW, CS3)

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Sunday, 13 July 2008

何故だか

Img_0436疲れている。久し振りの blog になってしまった。6 月、7 月と気忙しく、実際にスケジュールも「てんこ盛り」だったから、それらが一段落したらスッと気が抜けてしまった。体調は悪くない。気持ちもしっかりしているが、疲れている。ヲヤヂだからだろうか?単に暑いからか?
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Monday, 07 July 2008

夏の花 II

Img_0431この blog に登場して 3 回目の夏になるのか記憶が定かではないが、駒沢通りと六本木通りが交わる角の ENEOS スタンドの前の向日葵がもう咲いた。実は、先日、ずっと放ったらかしにされていた植え込みに業者が入って、ツツジだかサツキの苗がだいぶ増えた。雑草然としていた向日葵は、切られたのではと危惧したが、ちゃんと添え棒を立てて貰ってすくすくと育っていたのだ。大振りではないが、元気の出る花だ。
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Sunday, 06 July 2008

Seattle 2008

L1080201L1080295L1080230Portland 編に続き、Seattle 編を RLFC のサイトに掲載した。この blog の LINKS からも直リンクがある。ほぼ二十年振りの Seattle だったから、大量に撮った。かなり削ったがそれでも 70 枚を越えてしまった。時間がある時にゆっくりご覧いただきたい。
(R9 + DMR, Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II (左右), AME (中央), Capture One 4, CS3)

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Saturday, 05 July 2008

夏の花 I

Img_0426青山 6 丁目の六本木通り沿いにある地域安全センター(だったかな?)つまり、元々、交番だったところが、常駐するお巡りさんが居なくなって、こう呼ばれるようになったらしいが、そこのすぐ脇に、猛烈に咲いているのがこの花々である。事典で調べると、フヨウ、ムクゲの種らしいとは判ったが、正確な名前は判らない。次々に花が付く様は、まるでむくむくと盛り上がる積乱雲の勢いである。交番の隣に何故?と思ったが、風に負けないように花の茎が紐で纏めてあるところを見ると、或は、熱心に手入れをしているお巡りさんが居るのかもしれない。
(IXY10, Camera RAW, CS3)

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Friday, 04 July 2008

Portland 2008 DMR

L1080004L1080056L1080089やっとの思いで、DMR で撮影した Portland の snap と IRTG (International Rose Test Garden) の画像をアップした。右の LINKS に直リンクを作っておいた。作業は、ぼちぼちではあるが、サボらずに行ったのだが、前回、思ったよりも撮影枚数が少なく心残りがあったので、今回は、なるべく沢山の画像を撮っておこうと思いながら撮影したので、RAW 現像以下の作業が大変だった。Seattle は、まだである、、、。(画像は、Portland の Downtown (Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II), IRTG (AME), Washington Park (Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II), Capture One 4, CS3)

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Thursday, 03 July 2008

ライカ・ジャパンの HP

Picture_0Picture_1過日、皆様お馴染みライカ・ジャパンさんの HP を見ていたら、画面右端上部に「不思議な」項目を発見。「お客様エリア」と書いてある。クリック出来るので当然クリック、、、すると、キャンペーンの案内の右側にお持ちの製品がいつでもご覧になれます。とな、、、?つまり、ここには自分の氏名、連絡先、ライカ・ニュースの購読、購読停止といった情報を登録する以外に、これまで発売されたライカのほぼ全てのボディとレンズが登録出来るのであった。で、せっせと登録すると、、、盗難品識別の為か、ライカ社の情報収集の一環か、、、かなり自己満足ではあるが、暇な方は登録してみると良いかも。(筆者は、途中で挫折した、、、。)誰かが騒ぐと思ってたが、騒がないので敢えて掲載。

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Wednesday, 02 July 2008

Nikon D700

Nikon1_01l昨日、噂の Nikon D700 が発表された。販売は 25 日からとの報道。う〜む、遂に出た、、Canon さんの EOS 5D 対抗馬。Canon さんも後継機を準備しているだろうからいよいよ両雄、がっぷり四つの横綱対決である。D700 のスペックに目新しいものは無いが、ダストリダクション機能が新たに付与されている。ファインダー視野率は 95% と残念だが、D3 の「あの」高 ISO 性能は維持されているから万歳であろう。価格は、D3 の実売価格より十万円程度安いが、価格破壊、、、とはいかなかったらしい。筆者はしばし静観の構えであるが、大きい、重い、、という理由で放置状態の D3 が、小型軽量化されて復活して来たのだから心中、穏やかではない。
同時に発表された 2 本の PC レンズ群も魅力的だ。まぁ、これは特殊用途だろうが、、、。折角の FX サイズなんだから、単焦点の明るいレンズを株主としてもお願いしたい。> Nikon さん。

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Tuesday, 01 July 2008

紫陽花

Img_0420昨日は、恒例のラッパのレッスン。多摩川(駅)まで行った。駅前の通りには等間隔に紫陽花が植えてあり、だいぶくたびれてはいたが、元気な株もあった。実は、本 blog に掲載していた自宅テラスの紫陽花は海外に行っている間に、水やりが足りなかったのか帰国してみるとみるも無惨な状態に、、、うぅ。やはり、鉢植えは厳しいのだろうか?対照的に、地面の植え込みで咲いている紫陽花は美しく咲き誇っている。不憫である。暫くしたら来年に向けて茎を切りそろえ捲土重来を期す。
(IXY 10, CameraRAW, CS3)

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