« 香港 (iii) | Main | Hong Kong 2009 Spring »

Friday, 24 April 2009

さようなら Leica R-System

日本語版のライカ・サイトには、掲示されていないが、英語版では、ライカ社の見解として正式に Leica R System の終焉を通知している。

http://en.leica-camera.com/news/news/1/6378.html

まぁ、時代の流れだから仕方ないとしても今後 M と S のシステム「のみ」なのか、それとも新たなシステムを創造するのか甚だ曖昧である事に変わりはない。また、R レンズの使用を考えた場合、S System にアダプター(仮に凹レンズを内蔵する変則的なものであっても)使用でどうにかするのか、、これもよく判らない。が、Leica Rumor の記事では、「なんらかのカタチで」対応する、、みたいな、、、。個人的に大好きな R-System であるが、デジタル化の波に乗り損ねたと言うよりは、フィルム・カメラとしての役目を終えたのだと感じている。DMR は、過渡期的製品しかも殆ど Imacon 社の技術で作り上げたのだから存在そのものが殆ど奇跡だったのだろう。

しかし、この「なんらかのカタチ」とは、一体、、、。

巷では、名称はどうであれ R レンズを使用する機体 (仮称 R10)の話題が独り歩きしている。気になるのは、昨年からの金融危機である。個人的観察だが、欧州のダメージは米国、アジアのそれよりも強烈だ。ライカ社の経営もその影響から無縁ではないだろう。つまり、M, S それぞれのシステム以外に注ぎ込む余地が無くなってはいないか?路線変更、方針変更である。その証拠に、S-System のボディ価格さえ決定していない。Euro 15,000.- 程度?、、、今の状況で誰が買うのだろう?仕事が激減したプロ達は、より効率の良いシステムを求めている。敢えて言えば中判デジ→ 35mm フルサイズ・デジの流れだ。機材を経費扱いにしても全体のパイが縮小しているのだから、損益分岐点の上方シフトは免れない。S-System がコケたら、、、悪夢である。次世代 R マウント機なぞは夢のまた夢、、、かも。
ちなみに、ライカ社の株式(フランクフルト証券取引所に上場)は、一時期 Euro 12 前後をうろうろしていたのが、昨年のリーマンショックを境に暴落(!)し、現在は Euro 2 〜 3 である。(この数字は、景気判断の材料ではなく、会社の時価総額が 1/6 程度に落ち込んでしまったという意味。)

筆者は、オトナだから、「ありがとう R-System」と結んでおこう。
ちゅーか、、コケるな、、ライカ社、、、が本音か、、、(;^^A

|

« 香港 (iii) | Main | Hong Kong 2009 Spring »

Comments

ついにそうなってしまったのですね。

個人的には「新規にSシリーズなど作るよりRシリーズをデジで発展させるべきだろう」と思っていたのですけど。

Rシリーズ後継って・・・ひょっとしてMFT??

Posted by: ム | Friday, 24 April 2009 08:28

そーなんですよ、、、て言うか、まだ会社として存続しているのが不思議なのかも、、、(;^^A

でもおっしゃる通り、R System の正統進化を見てみたかったですね、、でも利益を上げるにはある程度以上の数を確実に売らなければ、、、結局、ニコキャノさんとソニーさんだけになってしまうのかもです。

M 型が M9 で、ライブビューを搭載すれば、一応、R レンズ・アダプターで使える、、、そういう感じにしかならないのかもです。少なくとも現時点と断った上で、一眼レフのカタチをした新型機が出せる状況では無いと思いますです。

Posted by: 野本 巌 | Friday, 24 April 2009 10:44

この景気で私のRレンズは、株と同じく塩漬けになりそうです。デジタル用としては。
ですがR後継機がmFTでは興ざめですね。
Rレンズ用にFTを買う気には到底なれません。
やはりむしろキヤノン機かSamsungNXくらいの素子面積がないと、ライカ判が泣いてしまいます。

mFTには、やはり独自進化を目指してほしいです。

S2もしくは、R10を作る気は、LEICA社には十分ある(もしくはつい最近まであった)と思います。
でなければ、Rシステム互換のストロボSF58をリリースするはずがないので。
問題はやはり、当面の経済状況なのでしょうね。
まあ、他の理由もあるような気はしますが、おそらくくだらない理由の気がします。

しばらくカメラを買う予定のない私としては、S2のような「目の毒カメラ」がリリースされない状況は、ありがたくもあります。

Posted by: RAVEN | Friday, 24 April 2009 13:29

私は諦めが悪い方なので、それでもR10を待ちます。今更、アダプター使用でEOSという気持ちは起きませんし、ましてやニコン、ソニーなど別のDSLRシステムで写真を楽しむとは考えられません。(ならデジタル写真なんて止めます)
S2は何とか出て来そうですから、一念発起!S2こそがRの進化と考えて精進という危険思想も持っております。

Posted by: 鯖猫 | Saturday, 25 April 2009 00:00

RAVEN さん、

micro 4/3" 機のライカ名での発売は無いだろうと思ってます。実際、ライカ社は否定的なコメントをしています、、但し、周辺の経済環境の激変前のコメントですから、今後、どうなるのかは判りません。

それから Leica S2 は、今夏以降、出ると思います。これで止めちゃえばもうライカ社に明日は無いでしょう、、、。

micro 4/3" 機に関して、その望遠ズームの性能があまりに「???」だったので、やや興醒めしているところですが、考えてみれば無い物ねだりの感もあるので、やはり今春発売された超広角ズームは逝っておくべきか、、、とは思っています。が、やはり主軸は R レンズであります。なんとなれば、結果が群を抜いて良いから、、、であります。

Posted by: 野本 巌 | Saturday, 25 April 2009 17:31

鯖猫さん、

Leica S2 は、アタシも選択肢に残っています。金輪際、R マウント・ボデイ(R レンズ互換ボディ)が、出ないと判ったら、S2、、、逝くと思います。で、ヒーヒー言いながらあの無味乾燥の AF レンズ群、、、ズマリットなんか欲しくないぞ〜>ライカ社、、、を買うのだと思います。

M9 がライブビューになると、、そっちも面白いかもです。

micro 4/3" 機は、X2 のマグニフィケーション・ファクターが、個人的には致命的です。

しかし、ライカ判の名称さえある 35mm (135) フォーマットを捨てて、ライカ社がどうするのか、、、コケたら、これはバルナックの呪いなのかしら?

Posted by: 野本 巌 | Saturday, 25 April 2009 17:35

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 香港 (iii) | Main | Hong Kong 2009 Spring »