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Wednesday, 10 August 2011

札幌

_1020554_1020555_1020556旭川から電車で札幌に入る。ホテルにチェックインして市内を散策。前回来たのが数年前だったが、駅ビルの JR 運営のホテルが新しくなっていた。札幌では、さほどアクティビティの予定は無く、事務所の Y 川君の弟さんがやっている宮の森のイタリアン・レストラン「デッラ・アモーレ」に行くくらいだ。弟さんは、シェフ業がしっかり板についた感じで頼もしかった。ちなみに、お店に入ってすぐ右側の写真とトイレの写真は筆者が撮ったイタリアのミラノとベニスの写真である。夏の札幌旅行記は、これで終わりである。
(DMC-GF1, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Tuesday, 09 August 2011

旭川 - 旭山動物園

_1020536_1020549前日にバスで富良野から旭川に戻り、その晩は旭川在住の音楽家の方が主催された金管楽器の奏法講座に筆者のラッパの先生が講師として招聘されていたので、そちらに合流。深夜まで楽器談義をして就寝。翌朝、タクシーで旭山にある旭山動物園へ。読者諸兄ご存知、動物の動態展示で一世を風靡したトコロである。筆者もそれなりにミーハーであるから一応覗いてみることにした。施設は簡素であるが、手作り感溢れるアト・ホームな風情がある場所で、丁度遅い夏休みに入ったばかりの頃だったので、園内は混んでいた。特に動物に餌をやる時間帯を「モグモグタイム」と称して、アナウンスしているのでその時間帯にはどどっと人が集まる。名物のアザラシが筒の中をくぐり抜けるアトラクションもテレビで見るのとは大違い、混みすぎて写真どころではなかった。
_1020541これは、そのモグモグタイムでごった返すシロクマ舎を通り過ぎ、シロクマ舎の内部に張り出した観察用ドームから撮ったものである。迫力はあったが、ドームの樹脂が曇っていたのでご覧のような結果に。現在、旭山の中腹まで動物舎が増え、盛況であった。
(DMC-GF1, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Monday, 08 August 2011

富良野 - 現在

L1090814L1090817L1090816「北の国から」で、賑わった富良野も今はかなり落ち着いている。勿論、ロケ地を回る巡礼者が如き観光客は今も多く、観光収入がこの街を潤しているのは間違い無いだろう。が、この地に居住されておられる方々には、日々の暮らしがある。過去の歴史のみにすがって生きることはそろそろ難しくなってきているというのが正直な実感だ。駅前の喫茶店では、普通にアイス・コーヒーとハンバーガーが食べられる、そういう意味では我々旅行者にとって、日常の生活の延長線上で旅ができるのは有難いのかもしれないが、筆者のような「へそ曲がり」には、その事が物足りなく感じるのも事実である。心地良さよりも寧ろ「なんじゃこりゃ!」が欲しいのである。富良野に限らず、日本の観光地は利便性、快適さを追求するあまり個性が無くなってしまったように感じる。どこの地方都市に行っても同じような駅舎、同じような家々があるのが良いことなのかどうか?余所者の筆者がとやかくいう筋のものではないが、自宅と同じ快適さを求めるのであれば、自宅でテレビでも見ながらくつろいでいれば良いのである。多様性が格差を生み出すとの画一的な思考は捨てて、住む人にとっても観光客にとっても満足できる環境の整備が求められていると思う。幸い富良野には素晴らしい自然が多い。その辺りを活かす術があるのでは?と思っている。
(R9 + DMR, Vario-Elmar-R 21-35mm/f3.5-4 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Sunday, 07 August 2011

富良野 - 麓郷(ろくごう)

L1090832L1090846ファーム富田さんを辞し、タクシーで富良野駅まで戻る。通常であれば道端に土産物店が点在してもおかしくないのだが、富良野にはそういった施設が見当たらない。市の施策によるものかそれとも富良野というブランドを大事にしているのかは、判らないが見識であると思う。駅周辺で時間を潰す。その際にもスナップをしたが、それは後日。バスが来たので乗り込み、麓郷へ。展望台のある丘まで上がる。個人的に好きな景色だ。立て看板や土産物店が無いのが良い。
L1090836L1090842この景色を目の当たりにして、話す言葉もない。カメラマンと思しき方が一人だけ、近景で風に揺れる麦畑を撮っておられる以外は人もまばらであった。今回は三脚を持参しなかったのが悔やまれる。絞ってスローシャッターで撮れば、、、と次回(?)の構想が纏まる。いや、寧ろこの光景をレンズを通すことによってより鮮明に記憶することの方が重要なのだと思った。写真を撮るという行為は、究極の記憶術、、、そしてその記憶は我々の脳裏に深く、永く留まるものであると。麓郷はお薦めである。
(R9 + DMR, Fisheye-Elmarit-R 16mm/f2.8, AME, Vario-Elmar-R 21-35mm/f3.5-4 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Saturday, 06 August 2011

富良野 - ファーム富田

L1090755L1090783翌朝( 7 月 24 日)は、早起きして 6:30 にホテルからタクシーに乗り、目指す「ラベンダー畑」である中富良野のファーム富田さんへ行った。十数年前の最盛期ではないにせよ、富良野と言えばラベンダー、ラベンダーと言えば富良野だから、かなり混むと事前情報に入っていたからだ。7 時前に畑に到着したが、既に十数台の車が停まっていて、慌てて撮影開始。ファーム富田さんは、今では押しも押されもしない金看板だが、1975 年の事、海外から安く輸入されるラベンダーに押されて、生産が縮小し青息吐息。泣く泣く畑を潰そうとした時に、ラベンダーの花が、「私を潰さないで下さい。」と言ったとか。結局、手塩にかけて育てたラベンダー畑を潰すことが出来ずにいたところ、翌年、国鉄のポスターに採用され、一大転機を迎え、その後、フランスでの品評会で海外出自のラベンダーとして初めて第一位を獲得し、富田氏は、ナイトの称号を受けたとのこと。更に知人から石鹸等に加工すると良いと聞き、東京の業者に任せていたが、富良野産にこだわった結果、自身渡仏して製法を学んだとか、、、そういう昭和の良き話がごまんとあるのだ。
L1090768L1090777L1090790筆者的には松尾芭蕉ではないが、「あぁ、ラベンダー、ラベンダー、ラベンダー」であった。ファーム富田さんは、入場無料。豪気である。後から知ったことだが、撮影当日( 7 月 24 日)が、花期のベストだっと聞き(確かに、翌日は曇ってしまった)、その幸運を有難く思った。
(R9 + DMR, AME, Vario-Elmar-R 21-35mm/f3.5-4 ASPH., Fisheye-Elmarit-R 16mm/f2.8, Capture One 6 PRO, CS5)


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Wednesday, 03 August 2011

ちょっと休憩

_1020561北海道の画像ばっかりを扱っているとやや煮詰まってしまったので、休憩。自宅に来た「夏の使者(?)」である。嬉しいのは、ここ暫くは骸(むくろ)になった蝉が多かったのだが、今年は現役バリバリの蝉が来てくれた。羽の下端が破れているのが歴戦の勇士然として頼もしい。撮影した後、植え込みの葉に移してやったが動きが鈍かったので、心配していたが、暫くすると跡形もなく消えていた。夏は、これからなのだ、、、はぁ〜。
(DMC-GF1, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Tuesday, 02 August 2011

富良野 - 風のガーデン II

L1090709L1090729L1090732撮影地巡りは別として、筆者には風のガーデンよりも寧ろ、ゴルフコースをいじったガーデンの方が興味深かった。殆どのお客さんは、ホテルから送迎ミニバスで風のガーデンに直行し、またホテルに戻るというルートを取るのだが、歩いても十数分のこのガーデンを逃すのは勿体無い。日本ではあまり眼にすることのない芝生が見事に敷き詰められた場所に点在する花壇。別世界の様相を呈している。しかも人が少なく、写真を撮るのも面白い。
L1090701L1090722L1090714縦位置、横位置、遠景を入れても接写しても大丈夫である。何しろ空いているというのが有難い。気候は、湿度が低めで、気温も我慢できる程度。時折、涼風が吹くので耐えられる。最初は人っ気が無さ過ぎて寂しい感じもしたのだが、慣れるとそれはそれで良いものだと思うようになる。東京の雑踏も良いが、たまにはこういう雰囲気も素敵だ。
(R9 + Vario-Elmar-R 21-35mm/F3.5-4 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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Monday, 01 August 2011

富良野 - 風のガーデン I

L1090696L1090699L1090702富良野駅からタクシーで、新富良野プリンスホテルに向かう。「新」と言うのだから「旧」があるのかと思ったらやはり富良野プリンスホテルがあった。富良野プリンスホテルは 1974 年本館開業で「北の国から」より古く、新富良野プリンスは、1988 年開業だから建てられた年代が違うと同時に、そのホテルの在り方も大きく違っている。
到着したのは14:30 位だったが、部屋が既に空いて清掃も終わっているというので、早速チェックイン。その日の内に、施設内の観光施設である「風のガーデン」と「ニングルテラス」を見てまわることにした。ホテルに隣接するゴルフ・コースを閉鎖し、その一部に「風のガーデン」の撮影施設(主な建物と庭)を作り、同時にゴルフ・コースの起伏を生かした草木を配置している。ゴルフ・コースは完全に閉鎖ではなく、パークゴルフのコースとして再オープンしている。筆者は、初耳だったがこのパークゴルフ場は、全道 750 箇所もあるという。
(R9 + DMR, Vario-Elmar-R 21-35mm/f3.5-4 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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