京都行き II
今回の撮影地は、京都西山の善峯寺(よしみねでら)、大阪から行く場合は、京都の手前の向日町(むこうまち)駅で下車し、駅前からタクシーに乗り山を登る。浅学非才の筆者は、思いっきり善峯寺を「ぜんぽうじ」、向日町を「こうじつちょう」と呼んで、即座に訂正していただいた。そうか、雅の街は「訓読み」が多いのだ。と、勿論、今回の撮影地の選定及び交通は、tamura さんにおんぶにだっこ。いつも本当に有難うございます。駐車場のすぐ手前でタクシーを降り、コンクリート造りの駐車場施設を越えると、山門が見える。拝観料 500 円也を支払い、まずは手持ちの FUJIFILM X10 でスナップ。余談だが、前回のファームウェアのバージョンアップによって、スポット測光の設定にしていたものがキャンセルされ、カメラ任せの測光になっていたのに気付かず、AE ロックの具合がおかしくなったと勘違いしたのと、今回、実戦投入して AF が「やや」弱い事に気付いた。さて、折角の景色だから DMR を取り出し、AME を装着して撮り始めたが、x1.3 のマグニフィケーション・ファクター(撮影倍率)が、煩わしい。身体は 100mm の感覚で寄ったり退いたりするのだが、微妙に感覚と画角が違ってしまう。今回の反省点は、90mm 前後のレンズを持って行かなかった事。画像は、悪くはないがもう 1 歩だけ退いて撮りたかった景色である。最近、99.99 % の撮影は、DMC-GF1 或いは FUJIFILM X10 で撮っていたが、やはり DMR + R レンズは良い。格の差と言うべきか、画像ではなく情緒も加えた情景を描くと言うべきか、、、敢えて大きく重い R 機材を持って来て良かったと思ったのだった。
(R9 + DMR, Capture One 6 PRO, Imacon ICC Profile, CS5)
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