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Saturday, 31 December 2011

大晦日

_dsf0293いつもの年だと、年末ギリギリまで忙しかったりするのだが、今年は意図的に 20 日までに所々の約束等をほぼ片付けて、ゆっくりした年末を迎えようと決めていた。従ってここ数日は既に正月休暇のような落ち着きである。2011 年の総括と言えば聞こえが良いが、公私に渡り今年は大変な年であった。筆者的には、この国の今後がとても気になる。確実に言えるのは、どうなろうと確実に朝が来て夜が来る事だ。糾える縄の如く良いことと悪いことは長い目で見るとほぼ同じ割合で、悪い時期をいかに過ごし、そして良い時期を迎えるか?この blog を読んで下さっている皆様に素晴らしい時代が来ることを祈念している。で、その意味もあって蜜柑、、、「未完」、、、である。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Monday, 26 December 2011

恵比寿

_dsf0282_dsf0283_dsf0290恵比寿を少しだけ。冬は空気が澄んでいて撮りやすいのだが、光線が直裁過ぎて明暗差が大きく、なかなか適正露出を得るのが難しい。勿論、夏だってそうだし、第一そういう事を言い出したらキリがない。昨日も X10 のスポット測光時の AE ロックにブツブツ文句を言いながら撮った、、、特に、縦位置がヤバいのである。症状はこうである。背面液晶で、明暗比がいい案配になった画像の状態になった時に AE ロック(ロック状態保持)をする。背面液晶に表示される絞り値の横に EL という文字が点灯。シャッターボタンを離し、同じ状態で再度シャッターボタンを半押しすると、背面液晶が(ロック状態にも拘わらず)パっと明るくなったり、逆に暗くなったりして、そのままシャッターボタンを押すと最初にロックした明暗比の状態よりも明るく撮れたり、暗く撮れたり、、、つまり AE ロックをしても意味が無いという症状である。これは、故障ではないだろうから、FUJIFILM さんに持ち込んで検証して貰おうか?その前に電話か?いずれにせよ、AE ロック後に露出が動くというのは困ったものだが、或いは背面液晶の表示の問題だろうか?と言うのは、背面液晶の表示のタイムラグが常に存在し、そのラグがどの辺りが原因なのかそれともそういう仕様なのか判らないからである。
(X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)

追記:なんとなく判ってきたが、一旦 AE ロックをして、ズーム・リングが少しでも回転すると AE ロックが外れてしまう仕様のようだ。検証してみることとする。

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Sunday, 25 December 2011

クリスマス

_dsf0289前日がクリスマス・イヴとくれば、本日は当然クリスマスなワケだが、バブル景気の頃とは違い、街中サンタクロースだらけという事にはならない。そもそもバレンタインデー、クリスマスは日本固有の解釈が強すぎて原型を留めているのかどうかさえ判らなくなっている。かと言って、年中行事になっているものを今更どうしろこうしろというのは無粋の極み。各人がそれぞれに楽しめば良いと思う。午前中に恵比寿に出て、「ラーメン香月」に行った。先頃、改装をしていたのだが、つけ麺が無くなり、太麺が無くなり、器が変わり、ランチタイムにはご飯がタダになっていた。また店の営業時間も午前 11 時から、、、終日営業では無くなった。味は、以前のままで少しホっとする。周辺には新規のラーメン店が多く出店し、安いランチの店も多くなったので営業方針を変えたのかもしれない。競争は悪いことではないが、恵比寿の名店にもその波が押し寄せている現実には、驚きを隠せなかった。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Saturday, 24 December 2011

クリスマス・イヴ

_dsf0255クリスマス・イヴと聞くと最初の記憶は幼稚園の催し。5 歳位だっただろうか。郷里佐賀のルーテル教会に併設された幼稚園に通っていたから、クリスマスにはキリスト生誕の劇を演るのが恒例だったのである。星に導かれた羊飼い達(賢人?)が、厩で生まれたイエス・キリストにベツレヘムで遭遇する話。そう言えば、その幼稚園は日曜日ではなく月曜日が休みであった。遠い記憶。今時のクリスマスは、意味合いが違っているようだが、いずれにしても静かに送りたいものだ。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Friday, 23 December 2011

連日連夜の

_dsf0268_dsf0272_dsf0273とまでは言わないがこの時期かなり忘年会と言う名の飲み会が多い。今年は色々な事があった。正直に言えばあまり良い年ではなかったが、そういう年回りがあることを経験的に知っているから慌てず騒がず。12 月 16 日の夕暮れは、画像の如く陰鬱なそれでいてハッとするような赤さだった。19 日の青山通りはそれなりに人が出ていたし、22 日は中目黒の某店でラッパの会の若者たちと刺身を食べながらのラッパ談義。この刺身の盛り!生きていることに感謝しつつ落ち着いた年末を迎えたい。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Friday, 16 December 2011

Pho.to Lab (iPhone application)

Img_0238Img_0237先に iPhone 用のアプリである Instagram を紹介したが、今回は撮った画像を如何にプレゼンするか?その為のアプリである。無料の基本セットでもかなり色々なことが可能で、単に画像をいじるのではなく、完成させた画像をそのように見せる(魅せる?)かに焦点を当てた製品である。作業は簡単で、任意の画像(1枚〜数枚)を選択し、気に入りのフレーム、効果等々を選べば、面白い画像に仕上がるのだ。ハリウッドのセレブの画像もあり、楽しめる内容だ。尚、無料版以外に PRO 版(有料)もある。Wi-Fi 或いは 3G 環境が必須である。
(Pho.to Lab による作業例)


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Thursday, 15 December 2011

六本木通りの銀杏

_dsf0267Photoshop CS5 のアップデートがったので、もしかしたらと思い、FUJIILM X10 の RAW ファイル(.RAF)を読ませてみたら無事に読み込んだ。使い慣れない RAW Converter EX by Silkypix より幾分かは使い勝手が良くなった。誤解をしないで欲しいのは、RAW Converter EX by Silkypix が、ダメなのではなく、筆者が慣れていないだけである。tiff ファイルに落として後、CS5 上で 2 回スマートシャープを掛けるのだが、実はそれ以前に RAW 現像の際にもシャープネスが掛かっている、、、、掛けているのではなくてデフォールトの設定がそうなので、いちいち解除するのが面倒なだけである。従って、そのややシャープネスが掛かった画像を見慣れているので、RAW Converter EX by Silkypix で見るシャープネス・フリーの画像が、やや眠く感じるのは当然としてもうまく言えない何かが影響しているのかもしれないが、、、確かに、RAW Converter EX は、修正した画像表示のタイムラグが、かなり長く感じられる、、操作感の部分で、不慣れな点が多々あるのだと思う。
(FUJIFILM X10, Camera RAW, CS5)


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Wednesday, 14 December 2011

青空

_dsf0257雲ひとつ無い青空、虚空と言えば、その字の如く虚しくもなるが、冬の空は突き抜けるように美しい。風景としては雲がある方がより遠近感があって好きだが、精神性を云々するのであれば一面の青バックがふさわしい。もう間もなく暮れていく 2011 だが、色々なことがあったなぁ、、と振り返りつつ来年はどんな年になるのだろうと不安と期待が交錯する。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Tuesday, 13 December 2011

Instagram

Img_0211Img_0215Img_02182011 年度の iPhone アプリの最優秀賞が Instagram というイメージングソフトである。iPhone を用いて撮影し、1970 年代風カラー、LOMO 風、色褪せた写真風、古い写真風、RVP 風、といった加工に加え、ボカシ等の effect を簡易に掛けて、そのまま Instagram のサイトに投稿。Twitter, FaceBook との連携もできるという今時のツールであるが、最初の文字入力が原則写真のタイトルのみ。それに対してフォローしている人間が、「イイネ!」やコメントを付けるという感覚で、洒落た写真がサイト上に並んでいるのだ。いちいち家に帰って、RAW 現像して、jpeg. に落として、サイトにアップして、、、そういう作業に慣れ親しんだ筆者には「!」なのであるが、面白いと言えば面白い。共有性と即時性、、、我々が知っている写真の代替物というよりは、既存のメディアを個人とそのフォロワー向けに小規模に展開した、、、この場合は画像は、画像としてよりも寧ろサイト上に於ける会話或いはバーチャルな親近感を誘発するための起爆剤の役割を果たしているようだ。使い続けるかどうかは判らないが、既に、サイト上で写真(画像)を公開している筆者としては、寧ろ肯定的に捉えてみたいと思う。
(Instagram による作例、、のようなもの?)


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Monday, 12 December 2011

アドリブ・レッスン

_dsf0260_dsf0262_dsf0265今日は、ジャズのアドリブを習いに行っている教室付近の光景。FUJIFILM X10 は、コンパクト・デジカメとしては良くできているが、スポット測光時に、AE ロックを掛けていても時折画像が明るくなって写ってしまう。レンズ性能、、、100% Crop 付近での、、、に満足がいかない。そして、AF が今ひとつだということが明白になってきた。これは、micro 4/3" 機種に比べても、、、かなり劣るのと、そもそもコンデジのスナップの場合、速射性命みたいな所があるのだから、AE ロックが、上手く効かず撮り直すというのはスナップ用途の機種としては致命的である。100% Crop のレンズ性能は、ごちゃごちゃ言う気にならないし割り切って使えば良いのだが、AF が迷うと言うか、外れるのもやはりスナップ用途としては「???」である。やはり、常用機は micro 4/3" に、すべきか?
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Sunday, 11 December 2011

昭和の名残

_dsf0250近所の金物屋さんの隣のクリーニング店の看板。なかなか昭和しかも 40 年代していて和む。認めたくはないが、筆者は旧人類なので無菌状態の街よりも怪しい路地や日の当たらない場所が好きである。その意味で、今をときめく綺麗なアウトレットよりも素性も判らないおぢさんやおばさんが、戸板の上に商品並べているような場所の方が好きである。何よりもむせ返るような人熱(ひといきれ)を愛するからだ。生活感が大事だし、理屈より情だと思うし。従って、無駄と思われる物に惹かれる傾向があるのだろうが、実はこの世に無駄なものは何一つ無いと思っている。これでは、禅問答だ。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Friday, 09 December 2011

クリスマス気分

_dsf0241_dsf0244一昨日の村田師匠のライブの前に、美容院に行った。銀座線外苑前駅と表参道の中間地点辺りにその店があるのだが、ハッキリ言って筆者みたいなおっさんが行くのは憚られるような綺麗なところである。加えて美容師さんも若いし、顧客も若い。髪を洗ってくれた子のお父さんは、おそらく筆者よりも若いのであろう。初老の筆者に気を遣ってくれる。そこで若い方々に嫌われないように「ありがとう」と明瞭に判る言葉を発するようにしている。今の時代、若者が正義で老人は悪者が如き風潮がなきにしもあらず。歳取って何が悪い?お前らもいずれは皺皺ぢぢばばになるのだゾ!、、、そんな悪態をつけばたちどころに、、、そんな事を考えてしまうのが本当に歳を取った証拠か?幸い、筆者を担当してくれる美容師さんは比較的年配なので、殆ど無言で、粛々と整髪作業が進む。隣の席では、若い美容師さんと若い顧客がなにやら楽しそうに話しながら、、、で、こちらは双方むっつりと、、、男は黙って、、、とは、故三船敏郎氏の CM の言葉だが、こういうところは、もう変えられない、、と思う。
(X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Thursday, 08 December 2011

村田浩 & The Bop Band

_dsf0245筆者がラッパのアドリブを習っている、もう一人の師匠のライブに行ってきた。場所は、赤坂 Bb。老舗である。メンバーは、村田浩(tp), 岡田嘉満(ts), 松本全芸(p), 矢野伸行(b), 宮岡慶太(ds)。やや年齢層が高いが、Jazz 好きの方々が多く集まられていた。筆者は、生徒だからトイレ脇の席で鑑賞。齢六十ウン歳であらせられる師匠であるが、日頃の節制もあり、素晴らしい音と指遣い。昨夜十時過ぎに終わったばかりだが筆者も見習って、自宅に帰ってせっせとこの画像をアップしたのであった。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Wednesday, 07 December 2011

京都行き VI (DMR のポテンシャルとは?)

L1090891L1090891_1このブログを読んで下さっている諸兄には興味のないことかもしれないが、コメントして下さっている方々、そして筆者が話題にしている DMR の素性の良さについて触れてみたいと思う。筆者が、DMR を入手したのが 2005 年の事であるからもう足掛け 7 年もの間、使い続けていることになる。画素数たかだか 1000 万画素、APS-H サイズ相当の Kodak 社製 CCD を用いたこの機体は、現在の水準から見れば安価なコンパクトカメラ、いや携帯電話に内蔵されたデジカメにも劣るスペックである。では何故、筆者が未だに使い続けているかというと、結果が良いからである。但し書きをつけるとすれば、ISO100 - 200 という狭い範囲において、、、であるが。理論的なことは、よく判らないが、慎重にピントを合わせ、露出をやや暗めに設定し、筆者なりに納得の行く撮影をした場合、RAW 現像の結果は 100% 裏切られた事がない、、というのが本音である。本日の画像は、左側が 25% に縮小したもの、右側が 100% Crop の画像で、勿論適宜、輪郭強調等の素人の筆者なりの加工を施してある。これが全て、そして筆者の使用目的において何ら問題が無いどころか、毎回、RAW 画像を見る度にうっとりしているのである。願わくは、この幸せが長く続かんことを。
(R9 + DMR, Capture One 6 PRO, CS5)


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Tuesday, 06 December 2011

京都行き V

_dsf0217_dsf0225昨日に引き続き FUJIFILM X10 の画像。同様に、この大きさであれば十分に鑑賞に耐える画質である。言うなれば、コンデジとしては描写を含め十分な性能を持っていると言える。今回の撮影で戸惑ったのは、前回のボディのファームアップの際に、測距点に応じたスポット測光の設定がキャンセルされてしまっていたのに気付かず、マルチ測光で AE ロックをしようとしてしまったことと、複数の状況下で、AF が迷ってしまったことくらいだろうか?AE ロックの方は、直ぐに設定を戻したが、AF の迷いは再度仕切りなおして事無きを得たが、ギリギリのシャッターチャンスでは撮り直しが効かないから改善の余地があると思う。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Monday, 05 December 2011

京都行き IV

_dsf0194_dsf0195で、FUJIFILM X10 で、採った画像はどうだったかというのが本日の目玉。ご覧の通り、ちゃんと撮れている。勿論、100% Crop で、どうこういうつもりはないし、本来そういう用途に使うデジカメでは無い気もするからだ。しかし少なくとも 20% の大きさ(面積比 1/25)では、十分な画質だと思う。やはり、小型軽量かつズームがあると便利この上ない。逆に、重く大きな機材を担いでいくのは修行でもナンでもなく単なる苦行或いは自己満足にも思えてくる。言い方が古いが、カメラはやはり TPO なんだろうと思う。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)


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Sunday, 04 December 2011

京都行き III

L1090860L1090871忘年会等々の恒例行事にかまけている間に師走になってしまった。今年の紅葉は秋口の冷え込みが足りず、葉が十分に紅葉する前に縮れてしまったり枯れてしまった、、と言われている。確かに平地ではその傾向があったようだが、今回の撮影地ではあまり気にならなかった。赤の発色が弱い或いはやや黒っぽい感じはしたが、十分に堪能できた。背景となる小山の木々も美しく色変わりしていてまるで錦の絨毯のようである。天候も薄曇りから弱めの日差し。これが、快晴で雲ひとつ無いと、光線が強すぎて撮るのに苦労する、逆に雨に降られてしまうと、残念な状況になる。長い期間に渡って大過なく撮影を続ける事、その間には山あり谷ありだが、あまり気負い過ぎずに、続けていきたいものだ。
(R9 + DMR, Capture One 6 PRO, CS5)


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