昭和の名残
近所の金物屋さんの隣のクリーニング店の看板。なかなか昭和しかも 40 年代していて和む。認めたくはないが、筆者は旧人類なので無菌状態の街よりも怪しい路地や日の当たらない場所が好きである。その意味で、今をときめく綺麗なアウトレットよりも素性も判らないおぢさんやおばさんが、戸板の上に商品並べているような場所の方が好きである。何よりもむせ返るような人熱(ひといきれ)を愛するからだ。生活感が大事だし、理屈より情だと思うし。従って、無駄と思われる物に惹かれる傾向があるのだろうが、実はこの世に無駄なものは何一つ無いと思っている。これでは、禅問答だ。
(FUJIFILM X10, RAW Converter EX by Silkypix, CS5)
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