京都行き VI (DMR のポテンシャルとは?)
このブログを読んで下さっている諸兄には興味のないことかもしれないが、コメントして下さっている方々、そして筆者が話題にしている DMR の素性の良さについて触れてみたいと思う。筆者が、DMR を入手したのが 2005 年の事であるからもう足掛け 7 年もの間、使い続けていることになる。画素数たかだか 1000 万画素、APS-H サイズ相当の Kodak 社製 CCD を用いたこの機体は、現在の水準から見れば安価なコンパクトカメラ、いや携帯電話に内蔵されたデジカメにも劣るスペックである。では何故、筆者が未だに使い続けているかというと、結果が良いからである。但し書きをつけるとすれば、ISO100 - 200 という狭い範囲において、、、であるが。理論的なことは、よく判らないが、慎重にピントを合わせ、露出をやや暗めに設定し、筆者なりに納得の行く撮影をした場合、RAW 現像の結果は 100% 裏切られた事がない、、というのが本音である。本日の画像は、左側が 25% に縮小したもの、右側が 100% Crop の画像で、勿論適宜、輪郭強調等の素人の筆者なりの加工を施してある。これが全て、そして筆者の使用目的において何ら問題が無いどころか、毎回、RAW 画像を見る度にうっとりしているのである。願わくは、この幸せが長く続かんことを。
(R9 + DMR, Capture One 6 PRO, CS5)
Comments
これですよね。
ピクセル等倍にしてこの描写力。
葉脈を繊細に描き出す解像力、葉柄の立体感、銅線と一目で分かる質感描写。
Rレンズの能力をよく引き出しているのだと思います。
おそらく「あいつは何を騒いどるんや」と思われているのかもしれませんが、
見比べさえすれば誰でも分かると思うのですけどねえ。
ただ、、、、
野本さんの幸せが永く続くことを祈っていいものやら、、、、
野本さんが「もうDMRでなくともよい」と思えるようなカメラが、早く私の買える範囲で発売されてほしい、、、、
野本さん、ごめんなさ~い!
ライカのミラーレスは無理だと思うので、私もけっこう富士さんの「噂のセンサー」に期待してます。
もちろんニコンにも期待してるのですが、なんか待たされ疲れしてます。
Posted by: RAVEN | Wednesday, 07 December 2011 22:14
RAVEN さん、
確かに、レンズは AME だったと思いますが、そういう描写ですよね。
FUJIFILM X10 では、残念ながらこの快感はありません。用途が違いますからね。
万一、ライカ銘と FUJIFILM 銘の同一機種が出たら、、、FUJIFILM さんの OEM で、、、、迷わず、FUJIFILM さんの方を買うと思います。だって、同じ物なんだから、、、その意味では、アタシはライカ信者ではありませんです。勿論、外装デザインとかの好みもありますけど、なんたってハッセルのデジタルは FUJIFILM さんですからネ!
Posted by: 野本 巖 | Wednesday, 07 December 2011 23:52