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Saturday, 07 January 2012

Nikon D4

001おそらく、Nikon ファンの方々は狂喜乱舞しておられるのだろう。Nikonさんから待望の Nikon D4 が、昨日発表になった。オリンピック・イヤーだから当たり前と言えばそうだろうが、4 年に 1 度のお祭である。D3, D3X (2450 万画素), D3S(ISO200-12800 対応) と来て、D4 だから、或いは D4X とかもありそうだが、1620 万画素の CMOS 撮像素子を備え、ISO100 - ISO12800 を常用できるという本機種は、Nikon ファンの期待に応える機種なのであろう。Nikon D3 を買って以来、浦島太郎状態の筆者だが、NIkon ファンにとっての新年が始まったのだからおめでとうございます。内外の価格差があるようだが、どうなんだろう?(米国 MSRP (Maker Suggested Retail Price, 希望小売価格)US$ 5999.95, 国内は 販売予定価格 648,000 円から値引きあり)尚、Capture One 6 PRO も 6.3.3 になったが、その話題は明日。

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Comments

私もD4には、ほとんどのカメラマンが使わない機能が満載されていると思います。

でもそれらの機能は、「たぶんこんな風に使うんだろうな」という場面が想像できるものばかりです。
機能があれば使えるけど、ないことはできない、、、、
(ものによっては工夫次第ですが、、、)
年に1度使うか使わないかの機能でも、ある撮影法を思いついた時に使える、、、そんな仕事カメラになっていると思います。

しかし先日もちょっと手の込んだ撮影をしようと、カメラのスペックを調べ、アクセサリーを探していたのですが、いろんな意味で「使えるシステム」が揃っているのは、やはりニコンとキヤノンくらいなんですよね。
カメラ本体だけでなく、周辺が充実している。
改めてそれに気づき、ポチッとしてしまいそうになりかけていた他社カメラを思いとどまりました。

Posted by: RAVEN | Saturday, 07 January 2012 01:13

RAVEN さん、お早うございます。

確かにその意味でプロ用のカメラは Nikon と Canon しかないなぁ、、と思います。が、その場合、プロと言っても写真作家とは全く違うということであります。即時性が求められる、、、という括りになるのだと思います。まあ、マクロ撮影系の機材の充実を考えるとそちらも入るのかもしれませんし、そもそも銀塩時代から同様の括りであったものを我々がわざわざ買っていたのですから。

Posted by: 野本 巖 | Saturday, 07 January 2012 08:14

野本さん、おはようございます!
Nikon のフラッグシップ機、オリンピックイヤーに合わせて登場ですね。やはり基本はスポーツ、報道、、、連写能力、耐久性がまず第一ということでしょうか。
また趣味の世界では鳥さん撮影の方は大歓迎でしょう。まあ、風景とか花とか撮るだけには機能が付きすぎですね。厳しい撮影条件では高感度画質の恩恵を受けてはいますが、D3sの次はD800で十分かなぁ、と思ったりしています。

Posted by: tamura | Saturday, 07 January 2012 09:57

tamura さん、お早うございます。

現状で最強のカメラなんだと思います。ただ、それが必要かというとアタシの場合は、重いの嫌ですし、レンズも含めて全てお気楽な方が、有り難いと思いますです、、、(;^^A

高感度は、良いですね、、、撮れる写真の領域が広がりますから。

今年は、FUJIFILM さん、Panasonic さんそれとライカ社の動向を追います、、、。

Posted by: 野本 巖 | Saturday, 07 January 2012 10:03

>プロと言っても写真作家とは全く違うということであります。即時性が求められる、、、という括りになるのだと思います。

野本さん、全くその通りだと思います。

Posted by: RAVEN | Saturday, 07 January 2012 14:44

RAVEN さん、

最近は、Photojournalist という横文字職業があるみたいですが、、、。

キット、写真の腕も文章力も卓越している方々を指すのでしょうが、ニコイチの感もあります。

Posted by: 野本 巖 | Saturday, 07 January 2012 15:46

どうなんでしょう? 私の周囲にPhotojournalistを名乗っている人がいないので、よくわかりませんが。

昔、報道写真家(あるはカメラマン)と呼ばれていた人たちが、横文字にしたときPhotojournalistと訳されているように思います。
文章を書いている人もいますが、写真の方が主体なのでは?
「文章も書くカメラマン」というよりも、「写真という媒体を通じて事実を伝える職業」というイメージです。
少なくとも海外のPhotojournalistの場合はその傾向が強いのでは?。
カナダで会ったJournalist志望の女の子は、「I'm writing my journal」と言いながら日記を書き、「I wanna be a journalist」と言い、それは必ずしも日本で言うJournalistとは違うようでしたし、、、どちらかといえば文筆家というような、より広い意味で話していたように思います。
ある意味、野本さんは業としていなくてもPhotojournalistなのでは?。
私は海外経験が少ないので、海外でのニュアンスは、逆に野本さんにおうかがいしたいものです。
最近はPhoblographerという造語もあるようですけど。

カメラマンにもいろいろいて、「記事も書けなければならない」という人もいれば、「キャプションの必要のない写真を目指す」、という人もいます。
前者は記者からカメラマンになった人が多く、後者は逆の傾向があるように思います。
私の先輩は、「“先ず”キャプションの必要ない写真を撮ることを目指しなさい」と言っていましたし、私もそう思います。
報道機関や出版社の予算削減が進み、書く専門家、撮る専門家の維持確保が難しくなり、結果的に文章も書くPhotojournalist や Videographer が増えている側面があるのは、否定できない事実だと思います。
一人出張させるのと、二人出張させるのではコストが違いますからね。
私の友人には「自分で写真も撮るフリーランスの記者」がいて、撮影にはペンネームを使い、二人分のギャラを貰っている人がいました。
本人は写真は撮れないことになっているので内緒ですけど。
彼は友人の間では「カメラマン」と思われていますが、彼自身は「あくまでフリーライター」と主張していました。

話がずれましたが、事実とは異なる説明が付けられることで、写真自体の意味が全く変わってしまい、写真が独り歩きしてしまう例は、歴史上いくらでもあるようです。
ですから撮影した本人が「この写真はこういう場面を撮影したものである」という説明を付して発表しておく必要は、やはりあるのだと思います。
撮影した写真全てにキャプションをつけるのは無理ですけど。
撮影した意図と、全く違う使われ方をするのは不本意ですし、怖いですよね。

Posted by: RAVEN | Saturday, 07 January 2012 17:22

RAVEN さん、

真実を伝え、日の当たらない場所を照らし、強きを挫き、弱きを助け、、、その精神があれば、Photographer でも journalist でも構わないと思いますです。

文章のいらない写真、写真のいらない文章、、、どちらも正解だと思います。

Posted by: 野本 巖 | Saturday, 07 January 2012 20:58

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