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Monday, 27 February 2012

R.I.P. Maurice André

Title0052当代随一の名トランペット奏者である、Maurice André 氏が、昨日(現地 25 日)亡くなられた。享年 78 歳。死因は明らかにされていない。炭鉱労働者であった父君から手ほどきを受け、恵まれた環境とは言えない中から軍楽隊を経てパリ音楽院に進み、卒業後、数々のコンクールで優勝。クラシックの世界でラッパを脇役から主役にのし上げたと言っても過言ではない名手中の名手である。筆者が九州の佐賀から上京し高校生になりたての 1973 年、初来日した際の上野文化会館でのコンサートは忘れることのできない素晴らしいものだった。完璧な音程、奏法、テクニック、、甘い音色、淀みのない演奏、溢れる音楽性。個人的には、空前絶後のラッパ吹きだと思う。神に召されて、天界でもラッパを吹き続けておられる事と思いたい。


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Sunday, 19 February 2012

ダンパ

_dsf0372_dsf0383夕べは、参加させていただいている MS Big-band Lab. の初ライブ、、、と言うか、会場を練習のために使わせていただいている大岡山駅から程近い、某キリスト教系教団のダンスパーティ(ダンパ)での演奏。筆者のようなトーシロが吹くのが、おこがましくなるようなメンバー、、、多くのプロ奏者の皆さんの中で孤軍奮闘であった。個人的に反省点は色々あったが、ダンパに参加された方々から多くの感謝の言葉が聞かれた、、というので一安心。楽器もカメラも一緒。実際に本番でどれくらい吹けるか(撮れるか)が勝負。理屈や理論は後から付いてくる、、、、。演奏者として学生時代から幾星霜、、、勘が戻らないが、楽しめた。
(FUJIFILM X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Wednesday, 15 February 2012

練習

_dsf0365夕べは、週末のダンパ(ダンス・パーティ)の為の最後のリハ(リハーサル)だった。大岡山に馳せ参じるのだが、これも会社を出て、バスと電車を乗り継いで行く。車で行けば楽なのだが、慢性的な運動不足解消の意味もあって、重い機材を背負って歩くことにしている。大岡山駅に到着し、いつもの食事処さか本さんにお邪魔しようかと思ったが、荷物も多く、食欲もそれほどでも無かったので、ぶらぶらと商店街を北上し、100均ショップを見つけて、そこでファイルを購入。ダンパの演奏曲をファイルするためである。商店街は実質、学生さん向けの食堂街の趣で、一般の商店街とは趣が違っていた。あるべき店が無いのである。商店街を出て、駅前のマック(マクドナルド)に寄り、Big Mac セットを注文。3 階の喫煙スペースに陣取りこれで夕飯が終わる。何か学生時代を彷彿とさせるが、もうあの時代には戻れないと思った。
(FUJIFILM X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Tuesday, 14 February 2012

SEA BIRD

_dsf0362ラッパのアドリブ・レッスンを終え、家路に着く。渋谷 2 丁目、、、青学の渋谷側の道を六本木方向に歩いていたら、またまた遭遇。Jazz 喫茶というかここは Jazz Live もやるのである。メニューを眺めてみると、昭和の喫茶店メニュー、、、、期待大であったが、時間が無いので入るには至らなかった。昔はこういうお店は、銀座辺りに多かったのだが。 FUJIFILM X10 であるが、f2.2 で、1/170 sec. 同じような撮り方をした抑えの方は、f2.2, 1/50 sec. 謎である。
(FUJIFILM X10, Capture One 6 PRO, CS5)

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Monday, 13 February 2012

困ったときの

_1020713もこ吉、登場である。もうすぐ 14 歳になるもこ吉。だいぶ視力が落ちてきているらしく鼻先に指を出すと「パクリ」と、、、腹は減っているらしい。食事制限もキッチリ、この年齢になると膝関節をやられ易いので、体重管理が必要だそうだ。床を舐めたり、ゴザを舐めたりしてそれ以外は日がな一日寝ている事が多くなった。画像は DMC-GF1 に Macro Elmarit 45mm/f2.8 ASPH. の組み合わせ。当初は不満というか先入観があったが、良く写ると評価を改めたりしている。ムさんが、購入された NEX-7 の画像が素晴らしく、またまた悩んでいるが、楽しい悩みである。


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Sunday, 12 February 2012

悩みどころ

_dsf0351この画像は、FUJIFILM X10 で撮ったもの。スナップで使うには必要十分だし画質も良いと言える。が、筆者に限って言えば、微妙な部分でズレがあり全幅の信頼を置けるところまで行っていない。勿論、一眼他のデジカメと比較するのは酷かもしれないが、挙動が多分に情緒不安定的で、読めない部分があるのだ。AF が、合ったり合わなかったりスポット測光の値がバラついたり、そういう部分である。従って、X1Pro に対しても先入観を持ってしまいそうである。PENTAX Q の1,600 セット限定シルバーモデルにも望遠ズーム発売がアナウンスされているので食指が動くが、、なんちゃってレンズとプライム 1 本の単レンズでは、おもちゃの域を出ない。PENTAX R-01 は、デザインを揃えたレンズが沢山出ない限りはパス。Olympus OM-D E-M5 は、良い製品だと思うが、触れてみないとなんとも但し衝動買いする可能性はある。高さ 90mm というのは、OM の既定路線だが、幅 210mm というのは、指幅 1 本分短いから、これはかなり小さいことになる。唯一の筆者的マイナスは、銀塩 OM をそのまま踏襲したかの如き路線だろう。で、Panasonic DMC-GX1、実質 GF1 の後継機と考えているが、あまりに変化が無くて。とワガママは続く。が、手堅く GX1 + DMW-LVF2(高精細 FVF)+ DMW-BLD10(予備電池)を購入し、後に超広角ズームと明るい標準を買うという手もあるなぁ、、と妄想中。

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Saturday, 11 February 2012

ジャズ・セッション

_dsf0360猿楽町にあるワインの店。月に一度、ジャズのセッションにお邪魔させていただいている。オープンにやっているのかどうか判らないが、おそらく貸切状態である団体が抑えているところにお邪魔しているのだと思う。筆者は、まだまだだが、雰囲気に慣れておきたいので、末席に加えていただいている。一昨日も数曲吹かせていただいた。近所にラーメン二郎系のラーメン店、526 (こじろう)があるのに気づいて感激(でも画像、忘れた)、、、普通盛りとは思えぬその盛り様に、昨日の昼まで満腹感が残った。
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Friday, 10 February 2012

表参道

_dsf0348agnès b. の前を通ると、内装工事中のようだったが、遠目から見たショーウインドウのガラスに幾何学模様が、、、近くに寄るとそれは不動産の間取りを凝集させた、、、現代アート(?)であった。こういう発想、、面白いな!
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)

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Thursday, 09 February 2012

PENTAX と Olympus

K01_whiteFront日本より海外での発表が数日早かったようだが、PENTAX からは、デザイナーズ・モデルとも言うべき K-01 が発表になった。これは、K マウントを踏襲しながらもミラーレス APS-C サイズの撮像素子を持つ事に加えて、インダストリアル・デザイナーの Marc Newson 氏を起用し、斬新なモデルに仕上がっている。新レンズの開発コストを抑え、投入までのリード・タイムを短くする為に独自規格を新たに設けることを敢えて避け、既存の K マウントを使えるようにしたこと、その上で、目を引く形でのミラーレス機の提案。最初からシステムとしての完成度が高いのは当たり前だが、まさに知恵である。Olympus からは、噂の OM 様の micro4/3" 機種である OM-D E-M5 が発表された。同時に、より金属感覚(あくまで感覚)に溢れた新レンズの発売もアナウンスされているが、これは、明らかにかつての OM ファン層を狙った規格でオリンパス・ファンには朗報であろう。穿った見方をすれば、不祥事によって他の企業との資本提携を余儀なくされるであろう Olympus のカメラ部門の生き残りのためのチャレンジとも言える。筆者は、全てのカメラを愛しているから改めてエールを送るのみであるが。


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F 氏のサボテン

_dsf03532 月 7 日に、前職でお世話になった F 氏の葬儀に参列させて頂いた。その F 氏が亡くなられたのを知ったのは、先週の土曜日。既に奥様を先に亡くされていた F 氏の娘婿の方から自宅に電話があったのだ。その時は、OB Band の練習で不在のため受け答えができなかったが、翌朝またお電話を頂戴した。年賀状のやりとりとお中元お歳暮をこの 20 年余り送っていたから、どういう交友関係なのかその辺りから調べるしか無かったとの事。参列させて頂くとお約束し、電話を切った。当日は朝から雨模様だったが、葬儀は滞り無く行われた。人はいつかはこの世から消えてしまう。そしてその存在を知った人間も同じく消えてしまう。残念だし寂しくもあるが、ある意味潔いとも言える。F さん、17 年前筆者が会社を立ち上げた際に送って下さったサボテン、今でも会社の隅っこで刺々しく生きています。これからも単に丸くならずにトゲトゲした部分は大事にします。合掌。
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Wednesday, 08 February 2012

Canon と Nikon

002001IntroCanon と Nikon が、日本いや世界を代表するカメラメーカーである事に異論を挟む余地が無いことは、読者諸兄周知の事実である。そして、このオリンピック・イヤーに、それぞれの会社がこれまたそれぞれの持てる技術をすべからく投入して、渾身の機種を世に送り出すのも恒例となっている。が、筆者の興味は「どっちの写りがどうのこうの」と云うより寧ろ、それぞれの会社の世界戦略機種に大きな違いがあるところに行ってしまう。Canon は、これまでの高解像モデル (Ds) と スポーツに適した高機能モデル (D) を統合し、18.1 M ピクセルの撮像素子を持つ DX として発表。逆に、NIkon は、16.2 M ピクセルの撮像素子を持つ D4 を出し、後に 36.3 M ピクセルの高解像撮像素子を搭載した D800 及びローパスフィルターの働きを弱めた D800E を世に出し、おそらく D4X もその延長線上で発表するのであろう。この現象を見ると、筆者にはこれまでの Canon の立場を Nikon が踏襲し、Nikon の立場を Canon が継いだ、、、(正確にはセンサーサイズ等の違いがあるが)、、、なんとも面白い逆転現象が起きているように思える。それぞれの会社のデジタル一眼最高機種に対する考え方の違いに拠るものだけに留まらないような気がしてならないのだが。


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後楽園

_dsf0347同じく、日曜日の夕方。発表会の為のセクション練習ということで、後楽園のスタジオまで出かけた。表参道から地下鉄半蔵門線に乗り、永田町で南北線に乗り換えて到着。南北線はいつも空いていて有り難い。野球があるときは、もっと活気があるのだが、久し振りの後楽園付近は、ガランとしていた。練習を終え、外に出ると何とも言えない寂寥感に襲われ、そそくさと帰宅。渋谷のスクランブル交差点までとは言わないが、そこに雑踏が無い都市は、本当に寂しいものだ。
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Tuesday, 07 February 2012

渋谷

_dsf0339_dsf0340_dsf0343日曜日には犬たちのトリミングとシャンプー。お世話になっている青山ケンネルのトリマー養成学校に連れて行く。午前中で時間があったので、渋谷駅周辺を散歩。渋谷も赤坂同様、変貌を続ける街だ。筆者には、東京=都市という先入観があるから、東京の郊外よりも寧ろ「ど真ん中」が大好きである。東京らしい東京、、、それは、自然が入り込む余地のない都市の風景。勿論、自然は必要であるが中途半端な自然ならば、いっそのこと秘境に行ってしまう方をより好む。田舎者の性である。X10 は、樽型の歪曲が盛大に出てしまう。
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Monday, 06 February 2012

赤坂

_dsf0335先週の土曜日は、月に一度の OB Band の練習で、赤坂に赴く。珍しく時間に余裕があったので、青山からバスに乗り、溜池で降りて地下鉄、、、とも思ったが歩ける距離なので一ツ木通りの会場まで歩くことにした。東京というところは、一見変化がなさそうだが、時々刻々と変貌する言わば生命体のような所だ。赤坂付近は、もう数十年知っているつもりだが、やはり絶え間なく変化し続けている。変わらない、変えない、、、というのも大事なのだろうが、集合体としての都市は変わり続けないと機能を維持できないのかもしれない。X10 の AF が迷うのがなんとも、、、。
(X10, Capture One 6 PRO, CS5)


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Wednesday, 01 February 2012

Wittner Metronome Taktell Super-Mini (series 880.2)

_1020700楽器の練習には必須のメトロノーム。筆者は、これを使っている。日本製の優秀かつ多彩な機能を持つ電子メトロノームも沢山あるのだが、どうしてもゼンマイ仕掛けの旧式の機械が好きである。コチコチと刻まれる音を聞きながらコツコツと練習。ゼンマイが切れた所で、休憩或いは練習を止める。良いリズムである。更に、ゆらゆらと揺れる振り子を見ていると妙に落ち着くのである。ただそれだけ。
(DMC-GF1, Macro Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 6 PRO, CS5)


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