« Photokina 2012 - Leica M | Main | Leica M (II) »

Wednesday, 19 September 2012

Leica M (I)

M1昨日早朝に発表になったばかりの Leica M であるが、少しの間仔細に見ていきたいと思う。しっかし、こんなアプローチをするのは何年振りだろうか?確か、2008 年の Photokina 2008 で、R10 が出ないとか騒いでいたから、4 年振り、、、思えば長い月日だった。オリンピックに出場される選手方の苦労が忍ばれる。
さて、M9 或いは M9-P からの順当な進化形ではあるが、日本のメーカーのそれからはやはり周回遅れの感が否めないスペックである。一通りの事は出来るが、カッティング・エッジ仕様ではないということだ。そう考えると、DMR は、偉大であった。35mm (135 フォーマット)のカメラに於いて、カメラ・バックの交換という「とんでもない事」をやったのは、後にも先にもライカ社だけ。しかも、異論はあるだろうが、現在でも一線級の描写を保っているのは驚異的ですらある。_1347914030勿論、Canon, Nikon 或いは他のメーカーをお使いの方は、「そんな何言ってるのアホちゃうか?」と思われるかもしれないが、筆者の個人的考えとしては、あくまでアマチュア前提で考える範疇においては、気に入ったカメラが全てを司ると考えているからだ。結局、好きだからこそ頑張れるのである、、、と脱線。
さて撮像素子が、今回から CMOS になった。しかもライカ社と協業したのはベルギーのアントワープに本社を置く、CMOSIS NV という会社。設立が 2007 年だから比較的新しい会社のようだ。CMOS センサーに特化し、通常生産モデルの 20 MP ではなく、Frame Rate 30fps (12 bit) という部分は同じと思われるが、ライカ社のオーダーに基づいて 24 MP のセンサーを開発したのだろう。つまり、発注元のオーダーに基づいて CMOS を開発し、提供する、、そういう会社だと思う。(筆者は素人なので、誤りがあればご指摘いただきたい。)で、折角 CMOS にしたんだから当然動画も Full HD で、当然ステレオで(M 本体のみでは、モノラルだが、別売りのステレオ・マイクがある。)Live View で、、、とてんこ盛りにしたのであろうと筆者は読んでいる。かつてあったライキナばりに、M や R のレンズを使っての動画撮影は、楽しいのかもしれない(筆者は、動画は撮らないが、撮ってみたいとは思っている)。M 型用の広角レンズの入射角の問題はあるのだろうが、どう解決されているか興味がある。センサー上に配置されたマイクロ・レンズは M 型用の広角レンズに最も適合するように作られているらしいのだが、フランジバックが長い R レンズでは、問題はないと思う。勿論今回は 20 本程度の R レンズの特性をシミュレートしたソフトが入っているようだから、ソフトでの処理も万全と思われる。そう考えると、Leica M は、ライキナの再来なのかもしれない。(つづく)

|

« Photokina 2012 - Leica M | Main | Leica M (II) »

Comments

野本さん、燃えて(いや萌えて?)ますね。
これから実物の詳細がどんどんと判ってくると、ますます楽しくなってきそうですね。

それにしても、SONYさんは出遅れてますね。
やはり、電気的接続やらレンズの制約やら・・のせいなのかな?

Posted by: ム | Wednesday, 19 September 2012 07:01

数年ぶりで、萌え萌えであります、、、(^0^)v

SONY さんは、ハッセルとの協業を打ち出しているようですが、Photokina 2012 で、発表されたデザインは、まだデザイナーズ・イメージの範疇でありますネ!

Posted by: 野本 巖 | Wednesday, 19 September 2012 10:43

こんばんわ:)
冬を越さないと手に出来ない・・・というもどかしさは有りますが、この興奮は雪をも溶かす勢いであります(謎)
正統なRレンズアダプターが出ると言うことも有り、自分が残した必要最低限セット(R6.2、28/2.8、50/1.4、AME)をもう一度見直し、ズーム系統(出来ればF2.8クラス)、望遠レンズを虎視眈々と狙っております。サードパーティもののアダプターならキヤノンFDマウントも有りかも?中古レンズがメチャ安いですし・・・。
一方、ライカS2はこのまま続投です。人生で5本の指に入るほどの高価な買い物でしたし、・・・。でも標準レンズ付き中古が150万円弱で出てましたね(^^;)

Posted by: 鯖猫 | Wednesday, 19 September 2012 21:03

野本さん、こんばんは。
今回発表されたMが採用している2400万画素のCMOSセンサー、CMOSIS社製と発表されていますが、実はSONYからセンサーを仕入れているという事・・・らしいです。(^^;

Posted by: KONDOH | Wednesday, 19 September 2012 22:12

あ、仕入れているのはライカ社が、という事ではなく、CMOSIS社が、という事です。

Posted by: KONDOH | Wednesday, 19 September 2012 22:17

鯖猫さん、

冬来たりなば、春遠からじ、、、じっくり待ちましょう!

いずれ、ここに書くと思いますが、望遠ズームで、プリフィックスで、情報が入っているのは、Vario-Apo-Elmarit-R 70-180/f2.8 と Vario-Elmar-R 80-200/f4 だけかもしれません、、、その他でも登録すると出来るのかもしれませんが、アタシは M9 を持っていないので、よく分かりませんです。

アタシは、アダプターを調達するならヤシコン・レンズかなぁ?

S System は、バッファーが増えた程度ですから、S2 で、十分ですね!

Posted by: 野本 巖 | Thursday, 20 September 2012 00:55

KONDOH さん、情報有り難うございます。

はい、おそらくこの CMOSIS NVという会社は、顧客のニーズに合わせて、調達した部品(CMOS 撮像素子を含む)を組み合わせて、提供するという仕事の会社なんだろうと思います。

実際、この会社のサイトを見ると、裏面照射型 CMOS とかありますから、仰る通り、どこぞのメーカーが制作している電子部品を使って、顧客の希望に合わせたモジュールを作成し納品しているのだと思います。ただ、CMOS センサーは、STMicroelectronics 社製(フランス)とアナウンスされています。

Posted by: 野本 巖 | Thursday, 20 September 2012 01:01

野本さん、おはようございます。
最初に申し上げさせて頂きますが、先の発言は盛り上がっているところに水を差したわけでは決してありませんので、そこのところをご了承下さいませ。m(_ _)m
新型MデジタルのセンサーがSONY製という事は去るお方(ご本人の立場上身分を明かせませんのでご容赦)からすでに春頃聞いておりました。レンズ固定のXシリーズはSONY製なので、その話しをお聞きした時も別に不思議とは思いませんでした。
で、今回製品発表された仕様でフルHD動画機能を搭載している事を知り、あの話しは本当だったんだ・・・と思った次第です。動画読み出しに対応したスチル写真用センサーを作れるのはSONY、CANON、PANASONICですから、この三社のどこからか購入せざるを得ません。しかしCANONさんは外販していないはず。となると・・・あの裏情報通りだ・・・と。(^^;
とは申せ、センサーがどこ製であろうと、画像エンジンがライカ社オリジナルならライカの絵になりますので・・・。
Rアダプターが絞り連動だったら・・・と思うのですが。

Posted by: KONDOH | Thursday, 20 September 2012 07:20

KONDOH さん、コメント有難うございます。

いえいえ、情報の提供有難うございます。アタシが、根拠にしたのは、CMOSIS 社のプレス・リリースであります。

http://www.cmosis.com/news/press_releases/new_leica_m_uses_cmosis_24_mp_cmos_image_sensor

この中で、

’The new custom-designed sensor chip, counting 6,000 x 4,000 pixels on a 6 x 6 µm² grid across the active area of 36 x 24 mm², is made by STMicroelectronics (STM) in Grenoble, France’

と、書いてあったので、そーか、そーかということになったのであります。
どうも、ヨーロッパのメーカーの為に、ヨーロッパの工場で生産された初めての製品と謳っているので、得心した次第です。

また、DMR の時も M8 の時も、意図的に日本のメーカー製を避けて、KODAK さんに製造を依頼したという、、、欧州 - 米国 の繋がりと歴史を感じさせる強い意志 (Dr. Kaufmann の)が見え隠れしたので、今回も SONY さんでは無いだろうなと思ったのでした。

Leica R Adapter M は、電気接点はあるものの他は筒ですね、、、自動絞りを付けるとなると、ボディ側に何らかの機構が必要で、、、そう考えると果たして R レンズを装着しようという殆ど「想定外」みたいな一部のファンの為にやるかというとやらないですよね、、、(;^^A

Posted by: 野本 巖 | Thursday, 20 September 2012 12:11

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Photokina 2012 - Leica M | Main | Leica M (II) »