« Leica M に向けて、R9 + AME を使う(その 1) | Main | R レンズ総覧第一回 恵比寿 II (Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II) »

Saturday, 29 September 2012

R レンズ総覧第一回 恵比寿 (Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II)

L1091094来春辺りの Leica M の発売に合わせて(?)ライカ社が Leica M との組み合わせとして推奨する R レンズの写りを紹介することにする。第一回は、Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II である。このレンズは、1975 年から 1990 年まで販売されていた Type I の 19mm 後継レンズとして、1990 年より販売が開始された。主な改良点は、歪曲の補正及び近接性能が上がっている。昨今のレンズと比較すると周辺光量落ちが目立つが、中心部のキレるような描写は健在である。L1091095_1一般には、ライカのレンズは、35mm より長い焦点距離のレンズが秀逸であるとの評価だったが、本レンズはそういう風評に一石を投じたレンズだった。像面の平坦性は Carl Zeiss に一歩も二歩も譲るレンズだと思うが、その点、立体感が得やすく、街中のスナップでも広角臭さが出にくいレンズである。R9 + DMR との組み合わせでは、実効焦点距離が、1.37 倍されて、26.03mm 相当の画角になるため広角臭さが出ていないが、実際に使ってみるととても使い易いレンズである。L1091097こういう被写体、撮り方では殆ど標準域のレンズで撮っているかの如き錯覚に陥る。被写体と正対すれば、歪曲は皆無で、カメラと被写体の間には何もないかとさえ思ってしまう。今回、撮影後に RAW 現像してみると僅かに後ピンだったが、これは R9 のファインダースクリーンの取り付け具合の問題であろう。筆者が、このレンズを購入してから十数年が経つが、現在でも広角の最右翼として迷わず手に取るのは本レンズである。
(R9 + DMR, Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II, Capture One 6 PRO, CS6)

|

« Leica M に向けて、R9 + AME を使う(その 1) | Main | R レンズ総覧第一回 恵比寿 II (Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II) »

Comments

野本様、Angenieux DEM 200mm/f2.8いいですね、私もこのレンズ持っておりますが、フルサイズで使ってみたいと思っておりました。RレンズはEOS5D,5D2で使用しているのですがこのレンズと24F2.8、35F1.4の3本の後ろがミラーにあたって使用できませんでした。これらのレンズがフルサイズで使えるようになるんですね。それともう一本お気に入りレンズ、マクロスイター50も使えるようになります。いまから楽しみであります。

Posted by: golfkidds | Saturday, 29 September 2012 21:38

すてきな写真ありがとうございます。広角好きの私には大変な毒です
( ̄ー ̄)ニヤリ。私的には15mmから初めて頂きたかったです(笑)。でも私もこのレンズ持っていて、後ろのレンズの周りをC社のカメラのミラーを避けるために削りました。この点で一番大変だったのが35Luxでしたが24mmは後端のリングをゆるめて外すだけでOKでした。いずれにしても続編を楽しみにしています。次回は24mmでしょうか?

Posted by: イチロウ | Saturday, 29 September 2012 22:08


Angenieux DEM 200mm/f2.8→R19mmf2.8type2の間違いでした。
コピー&ペーストの失敗でありました。ごめんなさい。
ちなみにAngenieux DEM 200mm/f2.8はCYマウントを所有しており
マウントアダプター経由でEOSフルサイズにて使用中です。

Posted by: golfkidds | Saturday, 29 September 2012 23:26

golfkidds さん、コメント有難うございます。

え、え、、、Angenieux ですか?
アタシは、Angenieux の望遠といえば、70-210 のズームと APO 180mm/f2.3 だけでありますが、、、。はて?

EOS 5D, 5D MkII ですと、ミラーをカット(英文表記では shave)して使うレンズがあるそうですが、、カットすると全部使えるようになるのかしら?

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 00:51

golfkidds さん、コメント有難うございます。

了解であります!

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 00:52

イチロウさん、コメント有難うございます。

昨晩、恵比寿に出た折に撮ったものなので、絞り込めませんでした。まぁ、ご紹介程度で、、、。DMR は、APS-H 程度の大きさの CCD なので、広角の周辺(実際、ELmarit-R 19mm/f2.8 Type II は、流れます)が見えないんですが、、、まあ、その辺りは辺りは、想像で。

15mm をご所望との事、体力があれば直ぐにでも、、、(;^^A

次回は、何にしようかしら?

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 00:56

私はレンズの後端のリングをミラーが当たらないように削りました。

Posted by: イチロウ | Sunday, 30 September 2012 08:35

野本さん、おはようございます!
新企画のシリーズ楽しみですねぇ、、、
最近は少しでも軽くしたいというということで、DMRもお留守番ばかりで、もっぱらX-Pro1になってしまいましたが、Rレンズはメインであります。
広角系ではElmarit R19mm/f2.8が出色ですね。私的にはとても爽やかな絵が撮れるところに惹かれます。

Posted by: tamura | Sunday, 30 September 2012 09:29

イチロウさん、コメント有難うございます。

成る程、、、ミラーではなく、レンズ側のリングを削られたんですね。

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 11:41

tamura さん、コメント有難うございます。

夕べ、R9 + DMR を持ち出しましたら、重かったッス、、、(^^";ゞ
どう考えても常時携帯するカメラではありませんね。

X-1 Pro、、、使いやすそうですね!ファインダーを省略した新機種もなかなかであります。
Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II は、数値性能よりも寧ろ撮ってみて面白いと感じられる広角れんずですネ。広角につきもののトーンと突き放すような描写ではなく、被写体に肉薄するような。そんな感じがします。

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 11:45

それと今更とおっしゃれるかもしれませんがビゾフレックス用の資産がM-R、次いでR-Mアダプターで今度のMに使用できるではありませか!!! Elmar65 mmもEVFで復活する---嬉しいです。好きな連での一本でしたので。

Posted by: イチロウ | Sunday, 30 September 2012 14:16

イチロウさん、コメント有難うございます。

仰る通り、Leica M は、ライカファンにとっては堪らない機体になりそうであります。

問題は、無事に発売に漕ぎ着けるか、、、であります、、、(;^^A

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 14:24

Hectorもつかえるし---、発売してくれますよ、間違いなく(゚ー゚;。

Posted by: イチロウ | Sunday, 30 September 2012 14:25

イチロウさん、

うふふふ、、、あの会社は何があるかわかりませんから。

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 14:29

M5の時みたいに作れば作るほど損益が出て、最初の5000台だけでM-Eのみの販売となってついには---。?ソンなことはKaufman山河いればだいじょうぶですよ---ね?

Posted by: イチロウ | Sunday, 30 September 2012 14:56

イチロウさん、コメント有難うございます。

Kaufmann 一族は、大資産家ですが、近年の欧州危機でどの程度ダメージを受けたかは判りません。恐らく、R System を止めてしまったのは、その流れもあるのだと思っています。なんとなれば、R System は、ある意味社長(会長)の道楽みたいな扱いだったと思うからです。ところが、道楽と言ってばかりも居られない状態、、、つまり、会社の赤字は一族で補填、、みたいな部分が一時的に不可能になり、苦肉の策で M 型を存続させる事を決定し、一眼レフ型のデジタルは S2 の発表(これも道楽的ですが、少なくとも R 型よりもニッチを取り込める)にしたのだと思います。先日の上場廃止も、この程度の会社規模ではよくある話で、年間億円レベルでの株主への広報活動、会社のコンプライアンスに要する経費、社外取締役の任命、、、これは、日本の中堅上場企業でも問題になるほどのコストです、、、バブルがとても期待できない昨今、上場する意味、、、日本では会社の信用といった漠然とした概念ですが、欧州では投資家のリターンという厳しい視点で考えた場合、上場を維持する意味が無くなっているのだと思います。また、R 型資産、、不良在庫の一掃、、、をして、会計上繰越資産の減価償却を減らし、、、これは多分に上場維持のため、、、といった確実な再編策も取ってきたようです。

めでたく上場廃止して今後、社長(会長)或いは大株主の道楽がどのように展開するのか「?」ですが、、、。上手く行けばうまく行くし、ダメな時には会社は身売りでもするのかなぁ、、、と個人的には醒めた目で見ています。

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 15:29

私なら一週間で終わってしまう企画ですが、、、野本さんなら春まで大丈夫そうな感じですね。

私はもういっぱいいっぱいの感じですので、来春はムリですねぇ(^^;)
実機を見たらちょっとは考えるかも、、、触ったら、、、それから先は考えないようにします(^_^;)

Posted by: ボン村上 | Sunday, 30 September 2012 18:53

ボンちゃん、

エエで、、今秋、、、ケリつけたる、、、(^m^;;

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 30 September 2012 19:32

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Leica M に向けて、R9 + AME を使う(その 1) | Main | R レンズ総覧第一回 恵比寿 II (Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II) »