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Thursday, 04 October 2012

R レンズ総覧第四回 (Elmarit-R 28mm/f2.8 Type II)

L1091137_2L1091138L1091141L1091142本日は素晴らしい天気。突き抜けるような青空である。用足しに六本木まで出たので、第四回を挙行。使い慣れたレンズであるが、コントラストがキツメに出るので、現像の際にコントラストを下げる必要があった。その点は、Type I と同じである。RLFC 上の分類では、Type I と Type II の二種類に分類しているが、Type I には二種類あってレンズ前面の曲率が違ったものがあると当時ご指摘を受けた記憶がある。筆者は、形態学の泰斗ではないので、さらりと聞き流してしまったが、どうもそういう事らしい。南青山のいつものバス停にあるイタリア料理店。ピントも解像度も全く問題がない。コントラストが高い割には暗部の描写もしっかりしていて、現像時にいじると、暗部から像が浮かび上がってくる。六本木に到着し、バスから降りたトコロの工事現場の囲い。微妙に傾いているのか歪曲もあるが、描写は問題ない。六本木通りを渡り、飯倉片町方向へ少し行ったところからの東京タワー、、、画面右側の電柱を垂直の基準にしたが、東京タワーが傾いでいる。それは別として、道路手前の暗部がしっかりと描写されている。やはりライカのレンズは、悪天候の際つまり光線状況が悪い場合に実力を発揮するのだと思う。六本木は、学生時代を含めて 11 年間世話になった街である。街並みは変わり、入っていた店舗も変わったものが少なくないが、何故か落ち着くのである。最後は、六本木スクエアビル。このビルの一階は、以前は Pub Cardinal だったが、バブル以降 TGI Fridays に変わった。上階には、居酒屋もあったし、我々世代には懐かしいディスコもあったし、Tennis Club も、Pizza で有名な Nicholas の六本木店も Blue Shell というJazz Club もあった、、、遠い思い出である。

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Comments

このレンズも評判になりましたよね。私もこのレンズを買えば猫を浮く撮れると勘違いして品不足のところを大変な思いをして入手した口です。でも、当然のことながら動いているものを撮るのはとても困難が伴います(o^-^o)。
一転して風景写真を目指しましたが、携帯性の観点から今まではMレンズ(IV世代)の出番しか有りませんでした。今後はどう展開するか楽しみです。

Posted by: イチロウ | Thursday, 04 October 2012 19:44

イチロウさん、コメント有難うございます。

確かに岩合光昭さんの「猫カレンダー」によって、周知されたレンズであります。やはり、広角らしく絞り込んでスナップするのが良いかと思いますが、ピントは比較的合わせやすいレンズでありますが、それはつまりコントラストが高いということになります。

DMR を使う際のメインレンズに近い存在であります。期待を裏切ることのない良いレンズだと思います。

第 IV 世代の M 用 28 mm もとても良いレンズですネ!

Posted by: 野本 巖 | Thursday, 04 October 2012 20:22

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