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Saturday, 30 November 2013

京都オフ (Leica M 番外編)

L1000892京都に到着した日(24 日)、京都駅から地下鉄烏丸線に乗り換え、四条で阪急電車に乗り換えたが、その際に撮った画像。「もみじ」という名称が季節感があった。1 年を通して多くの観光客が訪れる京都だが、地元の方々にとっては今はクリスマスまでの言わば一呼吸を置く時なのだろう。実際、商店のディスプレイはクリスマスを意識したもので、「紅葉」を意識したものは皆無だった。
L1000893L1000908左の画像は、夕暮れ迫る鴨川の情景。多くのカップルが昔ながらに岸辺に座り、語らっている。モノクロ画像にすれば、昭和の時代の写真と言っても判別は出来ないだろう。他の都市と違い、京都は時々刻々と変貌を遂げているにも関わらず少なくとも表面上はまるで変化を拒み続けているように見えるのが不思議だ。tamura さんに紹介して頂き、十年以上京都に通うようになってもその不思議な魅力の謎が未だに解けずにいる。行く度に新鮮だが何故か懐かしい感じがする街である。左の画像は、翌日の道すがら、軒先で柿を売っていたのだが、ほのぼのとした風情がある。
L1000910同じく、初めて見た野菜専用自動販売機を置く民家。暗くて判りにくいが奥に自動販売機が並んでいた。滑稽ではあるが、思わず微笑んでしまう。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Friday, 29 November 2013

京都オフ (Leica M 編)

L1000911考えてみると Leica M も「紅葉編」初投入だったのだが、SONY α7R が登場してしまったので、その評価も兼ねての撮影が主になってしまった。が、穿った言い方をすれば Leica M にはもう慣れてしまっていたと言えなくもない。自分の気持ちに正直に言えば、Leica M はとても使い易かった。それは、これまで Leica M 及び R そして DMR をメインに据えて撮ってきた筆者にとっては、違和感なくスムースに撮影出来たことに他ならない。機器の操作感も、そのややもっさりした感じも慣れている立場としては申し分が無かったということだ。この 3 枚は、全て直指庵。
L1000913L1000917不必要と思っていた Leica M のレンジ・ファインダーが、思いの外使い心地が良かった。EVF では、素通しの画像を見ることが出来ないので、露出の加減によっては真っ暗になったり、白トビしてしまったりと挙動が怪しいのだが、素通しファインダーでは、その時の状況がそのまま見えるという利点があることに気付いた。また、任意の部分を拡大しての厳密なピント合わせの際、微細な手ブレも拡大されるので望遠域ではピント合わせが実質困難な状況になるが、そういう場合でも光学的な二重像合致は合焦精度に勝り、とても使いやすかった。意外な発見である。
L1000924L1000926翌日の撮影も逆光だったりしたが、素通しファインダーはクリアーな画像を常時提供してくれた。その意味においては、EVF は、まだまだ発展途上の技術といえるのだろう。また、筆者も光学ファインダーの有用性、特にファインダーが本来あるべき見当機としての部分に首肯する点が多かった。実際、掲載した画像は全て素晴らしくピントが良い。一見スペックとして劣る Leica M には、画像を撮るという意味での一日の長を感じることがしばしばだった。
L1000932次回の纏まった撮影の際には、Leica M をメインにして撮影してみたいと思った次第。後半 3 枚は、いずれも善峯寺。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Thursday, 28 November 2013

京都オフ(SONY α7R 使用記番外編 iii)

_dsc0130_dsc0132_dsc0135さて翌日(26 日)は、低気圧が去り朝から晴れ。tamura さんに誘って頂き、にこらいさんの車に同乗させて頂く。目指すは、善峯寺(よしみねでら)。京都駅から現地到着までカーナビによれば出勤渋滞があっても 40 分弱。自然が近くにあるのだと思わず唸ってしまった。晴れた場合、早朝の斜光が一番綺麗である。しかも前日の「お湿り」で木々の葉が艶々としている。有難い事だ。まずは山門をくぐってすぐ。お約束のショット。石段を登り多宝塔の裏側から、バックは豊潤な色の紅葉した木々。散り紅葉も満載である。
_dsc0137_dsc0138_dsc0141
紅葉に煽られて気分も高揚。至近にも目が行く。やっとこさ SONY α7R の操作が板について来る。と同時に、機体の不満も出て来る。EVF 画面の拡大モード(筆者の場合は、C1 ボタン)が、押し難い。指を立て詰めで押す感覚で操作しないと拡大モードへの変更が上手く行かない場合が多かった。アダプター使用を前提にしているのだから贅沢は言えないが、もう少し押しやすいボタン形状はなかったのだろうか? 何か軒先を借りて生活しているようなそんな悲哀を感じてしまう。まぁ、出て来る絵に満足しているのだからと諦めてはいるのだが。
_dsc0140_dsc0146_dsc0149朝 8 時の開門から、9 時前までの小一時間、撮影を堪能した。なんとなく胸に支えていたものが雲散霧消。ストレス解消というヤツだろう。それでも眼前には撮ってくれと言わんばかりの光景が次々と現われる。それらをこなしているうちに、だんだん無の境地に至る。時々、Leica M + Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH. でも撮る。
_dsc01599 時近くになり、下の駐車場にバスで到着された観光の方々が、多くなって来た。最後に燃えるような紅葉を撮っておしまいにした。
明日より、Leica M 編とする。
(SONY α7R, AME, Image Data Converter, CS6)

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Wednesday, 27 November 2013

京都オフ(SONY α7R 使用記番外編 ii)

_dsc0096_dsc0097_dsc0098_dsc0102大覚寺を後にし、徒歩でバス乗り場まで戻る。バス乗り場にはトイレが設置してあるのだが、その前の南天がとても綺麗だった。勿論、神社仏閣の境内にも南天は多く植えられているのだが、そういう場所では他のものに目が向いてしまうので、結局、トイレ前の南天を激写。敢えて色合いを浅めに仕上げてみた。2 枚目は、直指庵(じきしあん)に向かう途中の道際にあった山茶花。京都の郊外は、植栽が自然で素晴らしい。直指庵に到着し、八手(やつで)に目が行く。この画像は、奇跡の如く猛烈にピントが来ている。手持ちで、1/90 sec. だから、やはり気合も影響するのかもしれない。右端の画像は、ピンが甘いが、コントラストでカバー。やっと紅葉らしい画像が撮れてきた。
_dsc0105どうも EVF で見える像が地味すぎるな、、と思い、背面液晶でやっと探して、地味目の設定だった像の彩度を -3 → +2 にして撮った最初の画像。大出血サービスの様な、色また色。派手なのはキライでは無いが、これはやり過ぎと、直ぐに彩度を 0 に修正した。やはり初めてのカメラはなかなか手強いという好例である。
_dsc0121_dsc0124_dsc0127最後の 3 ショットは、SONY α7R をアダプターで使用する際の勘所が何となく分かった後の撮影である。R レンズと SONY α7R は、安心して使える組み合わせである。惜しむらくは何度も言うが Image Data Converter の使い勝手と反応が良くないことだ。やはり使い慣れて反応が良い Capture One の RAW データ対応が待たれる。
(SONY α7R, AME, Image Data Converter, CS6)

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Tuesday, 26 November 2013

京都オフ(SONY α7R 使用記番外編 i)

_dsc0063_dsc0070今週の日曜日(24 日)から恒例の京都オフに出掛けた。今年の春のオフ会を所用で欠席したので、実に 1 年振りの撮影である。東京駅 12:33 発のひかり 513 号に乗り込み、窓外の富士山を愛でているうちに公私ともに忙しかったこの 1 年余りをボンヤリと振り返るつもりが、あっという間に京都着(15:14)、八条通りの ibis Kyoto にチェックインし、前夜祭待ち合わせ場所の旧阪急百貨店前(現在はマルイ)に集合、ろっこん木屋町店で久闊を叙し、その後某バーまで繰り出し、ラーメンを食べ宿に戻った。翌朝、京都駅前のバス停に集合し、大覚寺へ。この日は曇のち雨の予報。到着して撮り始めは良かったがそのうちに雨が、、、。従って、大覚寺の遠景は撮るには撮ったが、あまり良いものが無かったのだが、そこには秘めたる理由が。当然 SONY α7R の純正レンズは持っていないからアダプター経由で AME を用いたが、機体を AUTO ISO に設定し、絞り優先で撮っていたのだが、途中で被写体が暗い場面では、シャッター速度が 1/60 sec. 以上速くならないことに気付いた。こちらの期待としては、シャッター速度がそれなりの速度(1/100 sec. 程度)を維持し、それでもカバー出来ない部分は ISO 感度が高感度にシフトしてくれると勝手に思っていたのだが、考えてみればレンズ情報が一切カメラ本体に伝わっていないのだから、そう都合良く動いてくれる筈がない。と言うわけで、微妙な手ブレのオンパレード、、、あぁ。後で検証したが、望遠系のレンズの場合は、シャッター速度優先にして、1/200 sec. 辺りに強制的にセットしておくと、思った通り ISO 感度が上がって上手くいくようだ。まぁ、使い慣れないカメラを大事な撮影に用いるのは気をつけろ、、、という事だ。とまれ最初の 2 枚は紅葉とは全く関係ない画像になってしまったが、本格的に SONY α7R を投入して真剣に撮り始めた画像ではある。
_dsc0072_dsc0075大覚寺は、以前一度訪れたことがあるが、あの時は、時代劇で良く使われる場所であるという認識しかなかった。今回、再訪してみて池の周りを 1 周したが撮る所が沢山ある。適切な言葉を使えば、色々な撮り方が出来る修行場のような場所である。近景、遠景、接写という撮り方のバリエーションと共に、撮る対象も風景、花、木々、動物(棲みついている猫が居る)と何でもあれである。
_dsc0092生憎の天候だったが、そのお陰で、普段とは違う紅葉が撮れると気持ちを切り替えれば、大丈夫である。最後のショットは、そういう天候だったからコントラストが付かず、静かなショットとなった。拡大すると僅かにピントが甘いのだが、許容範囲であった。今回の撮影場所のアレンジは、毎回お世話になっている tamura さん。本当にいつも有り難うございます。SONY α7R の大覚寺編は、これまで。
(SONY α7R, AME, Image Data Converter, CS6)

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Saturday, 23 November 2013

SONY α7R 使用記 (v)

_dsc0050Summilux-R 80mm/f1.4 での山茶花の画像。f1.4 の開放での描写は、情感的に甘く、実際の写りもデータとして甘い。加えて、ピントは来ているが若干手ブレもあるようだ。中望遠、手持ちの限界である。葉の滑々した感じはよく表現されている。色合いは敢えて寒色系に振っている。これは筆者の好み。2 階南側の洗濯物干しのベランダから現在取り壊し中の隣家の山茶花を危なっかしい姿勢で撮ったもの。ベランダの床材がミシミシいっていたので、その意味で決死の撮影なのかもしれない。とこれは戯言。
明日から上洛する。
(SONY α7R, Summilux-R 80mm/f1.4, Image Data Converter, CS6)

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Friday, 22 November 2013

SONY α7R 使用記 (iv)

_dsc0047駒沢オリンピック公園の脇にある住宅展示場での打ち合わせを終え、都立大駅前に戻り、食事をして「さて、試写でも」と思い、駅裏の駐輪場に行って撮ったのがこの画像。Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II である。掲載した画像は、やや画面が荒く見えるが、その理由はおおまかに言って 2 つある。1 つはこのブログの画像処理の問題(画像が 2 倍に拡大されてしまう)、更に jpeg. での保存の際最高画質では 2 M ( byte) の大きさになってしまったので、画質を落としてアップロードしている、、、が主な原因だ。また、本レンズの限界というかそもそもそういうレンズなのだが、f11 での撮影だが、周辺がやや甘く、同時にカラーシフト(フリンジ)が出ている。絞っているせいか周辺光量落ちは見当たらない。但し、これもこのレンズの特徴だが中心部の解像力が凄い。そんな感想だ。
(SONY α7R, Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II, Image Data Converter, CS6)

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Tuesday, 19 November 2013

ちょっと休憩

L1000891今日は朝からよい天気。撮影日和なのだが、外出する気力が不足していたので、家の図面をためつすがめつして思案しているうちに終わってしまった。折角、皆さんが見て下さるのだからと気持ちを鼓舞するのだが、それもダメ。で、ブレイクにしてしまい夕方になって機材画像を撮ろうと考えたのだ。今の借家は床の色があまり好きで無いのだが、まぁいいかと広角の R レンズを装着してみた。アダプター・リングのせいで、やや縦長になっているが、なかなかカメラボディに似合うレンズである。この画像は、Leica M + AME だから SONY α7R とは無関係だが、これはこれでなかなか良い描写だ。Capture One が、7.1.5 にバージョンアップされたが、SONY α7R への対応版でなくてがっかりした。
(Leica M, AME, Capture One 7 PRO, CS6)

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Monday, 18 November 2013

SONY α7R 使用記 (iii)

_dsc003436 M ピクセル超の画質が、35mm (135) 版に必要かどうかについては、ご意見があると思うが。筆者の答えは、表現方法としてかつて大伸ばしにして初めて理解されたディテイルの妙味が、比較的小型な画像で再現されるという意味においては必要かもしれないと。つまり、解像度が低いゆえに対象に近づいてその対象物の質感、感情を切り取る必要がなく、もっと大きな構図の中でその対象物のディテイルを捉えることが出来るのは、良いことだと思うのである。例えば、エジプトのピラミッドを捉える場合、解像度が低いと、全体像としての四角錐を捉えたのでは、積まれた石の質感まで迫るのは難しいのだが、これが全体像を捉えながらも個々の石積みの質感を捉える事が出来れば、より臨場感を伴う圧倒的存在として知覚することが可能となるのである。拙宅のまめ吉、リビングの光景の一部になっているが、その虚空を見つめる様子と年老いた毛並みで何か意志を伝えたがっているかの如くだ。その感情が、顔部分のアップに頼らずとも背景に囲まれた形で表現できるのは有難いことだと思う。まめ吉の必死な表情のみを切り取らずとも、背景の中に何らかの緊張感を持って存在していることが判る描写だからである。と、小難しい事を考えてみた。
(SONY α7R, Summilux-R 80mm/f1.4, Image Data Converter, CS6)

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Sunday, 17 November 2013

SONY α7R 使用記 (ii)

_dsc0030_dsc0032ボチボチ、書いてみようと思うものの責任感の塊のような筆者、、、(あ、石が)、、、なので、気が向いたらということで、本日は Summilux-R 80mm/f1.4 を装着し、近所を散策と思ったがあまりの眠気で二度寝してしまい、起きれば夕刻であった。画像は、テーブル上のやや(かなり?)旬を過ぎた生花と裏庭の山茶花である。いずれも開放 (f1.4) での撮影。色合いがガラリと変わっていると思うが、デフォールトの設定で、彩度、コントラスト、シャープネスを下げてみた。後処理でいくらでも上げることが出来るのだから素材は薄化粧というのが筋だと思う。カメラ本体の機能に特に文句はないが、ファインダーの覗き窓の直ぐ下から、数ミリのところにある段差が邪魔で仕様がない。軍艦部を薄く見せたいのかもしれないが、その軍艦部の薄さとその下の本体部との厚みの差がそのまま段差となっており、その段差の部分に横並びに配置されたダイアル、拡大ボタン、メニューボタンがいずれも操作し辛いのは如何なものだろう ? しかもダイアル、拡大ボタン、メニューボタンどれもがかなりの頻度で使うボタンである。一考願いたい。さらに言えば、付属の RAW 現像ソフトの動作がトロ過ぎる。これでは、Capture One 7 PRO が、対応した時点で金輪際使わないだろうと思う。オマケのつもりなのかもしれないが、そのオマケ部分にも購入者は支払いをするのだから、流石メーカー純正と唸らせるような物を付属させるのが筋だと思う。ついでに、付属のストラップのクオリティにも猛省を促したい。USB 経由の充電器よりもそちらの方がより重要と思う。Leica M と SONY α7R の為に、32GB の SDHC カード 2 枚を購入したが、そのあまりの安さに時代の移り変わりを感じてしまった。
(SONY α7R, Summilux-R 80mm/f1.4, Image Data Converter, CS6)

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Saturday, 16 November 2013

SONY α7R 使用記 (i)

_dsc0025あ、あ、、、またまた恐怖の使用記を始めてしまった。あまり気負わずに、掲載できる時に書いていきたい。さて、この α7R であるが、事前に思った通り、ハンドグリップを装着すると R レンズの取り回しがとても楽になる。何と言っても縦位置のホールディングと縦位置シャッター・ボタンが使い易い。また、露出補正ダイアルが単独で存在するのが、三脚使用時にはとても有難い。更にボディ重量が軽いのが嬉しい。重い R レンズを装着してもスイスイと撮影が出来てしまう。体験会で感じていた操作部やボタンの小ささは、慣れれば問題が無くなるレベルである。また軍艦部の C1 ボタンを押すと、拡大位置の可動囲みが現れ、再度押せばその部分が拡大される。厳密なピント合わせが画面上のどこでも出来るのは便利であるが、フォーカス・ピーキングが通常画面のみで拡大画面 (7.2x と 14.4x) では、出来ないのが惜しい。また、拡大している時間も 2 秒、5 秒、制限なしに設定が可能で、シャッターボタンに触れると瞬時に撮影画像に戻るから、Leica M からの移行は簡単だろう。また個人的に、シャッターの半押しポジションが軽すぎて、半押ししようと思うとシャッターが切れてしまったりしたが、要するにフェザータッチの段階でAE ロックされると思考を切り替えれば不満はない。本日のレンズは、Elmarit-R 24mm/f2.8、かつてのミノルタさん(製造)のレンズをミノルタさんのカメラ部門が移った SONY さんのボディに装着してみる。年をとると、そういう思い入れも大事になるのだ。まぁ、画面中心付近でも色偏位がみられるが、そんなものは気にしない事にする。筆者は、ただ静かにストレス無く画像を撮りたいだけだから。
(SONY α7R, Elmarit-R 24mm/f2.8, Image Data Converter, CS6)

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Friday, 15 November 2013

Leica M vs. SONY α7R

L1000889_dsc0024猿画堂さんのお言葉に触発されて、まめ吉を激写。ポーズやキャッチ・ライトの入り方で印象が変わるので、敢えて寝ているところを激写。色味に違い、コントラストの違い等々は、適当に補正しているがスマート・シャープ等は施していない。また、ライカの方は、25%、SONY の方は 20% に縮小している。いずれも 16bit 処理である。また、繰り返すが、この @nifty のブログの画像は、元画像の 2 倍の大きさで掲示されるのがデフォールトで、如何ともし難いので、解像度に関しては、設定した元画像 (jpeg) の 200% で、見ている事をご了解頂きたい。また、RAW 現像は、ライカを Capture One 7 PRO, SONY を Image Data Converter (SONY 純正)を用いて処理している。筆者の見解としては、細かいところを除けば、互角というよりも同じに見える。つまり、かつて Leica R ボディを製造していたミノルタさんのカメラ部門が SONY さんに吸収されて、α7R で、また出会えた、、、そんな気がしている。今日はもう暗く、寒いので明日以降、色々検証してみたい。因みにレンズはいずれもアダプター経由で AME である。あ、並びは左画像が Leica M, 右画像が SONY α7R である。
(Leica M, SONY α7R, AME, Capture One 7 PRO, Image Data Converter, CS6)

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取り敢えず 1 枚 (SONY α7R)

Dsc00002充電を終え、カメラの設定も何もしない状態で、取り敢えず絞り優先で撮ってみた。どうも jpeg で撮ったようだが、よく判らない、、、(;^^A
コントラストが高く、色乗りも派手目、ピントはシビアだが拡大しなくても十分に EVF でピントが見える。取り扱い説明書を読みながら追い込んでいこうかと思うが、第一印象は「凄い!」である。
(SONY α7R, AME, Capture One 7 PRO, CS6)

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SONY α7R 充電中

L1000885来ました来ました、、、ぁ。現在充電中であります。
(Leica M, Summicron-R 50mm/f2 CANADA, Capture One 7 PRO, CS6)

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住宅展示場

L1000881葉山に建てる(であろう)家の打ち合わせに川崎の住宅展示場に向かう。工務店、住宅メーカー、設計士、、、都合 5 社にプランを描いていただいているが、現在はそれを 1 社に絞り込む作業。特に消費税が上がるのを意識していないが、現在の借家のままでは家賃が掛かるので、可及的速やかに進める必要があるという判断で、それなりに意識して打ち合わせをお願いしている。住宅展示場にこれ程足繁く通うとは思ってもみなかったのだが、我々世代でも結構楽しめる。散々見て食傷気味になった位が丁度良いようだ。そうでないと、気持ちが浮ついて見るべきものが見えなくなる。コストも外観も設備も千差万別だが、基本は人間が住むという視点も重要だ。
L1000882バルーン型の像が飾ってある。それ自体には何の意味も無いと思うが、空との対比で撮ってみた。明るい未来、、、そんな死語(!)が、浮かぶ。未来が明るいと決まっているワケでは無いが、せめて明るいだろうと思いながら生きて行きたい。
自宅に戻ると、ヨドバシさんから商品発送のお知らせ、、、そうか、SONY α7R が、今日来るのだった。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Thursday, 14 November 2013

セッション会

L1000879夕べは月一回の赤坂でのセッション会。このブログでも何回か紹介したので特に話題として新しいものではないのだが、夕べは、特別ゲストとしてプロとして活躍されている Y 口先輩がいらっしゃった。基本は御茶ノ水の老舗 Naru をベースに活動されているのだが、昨夜は仕事ではなく全くのプライベートだった。数曲吹いて頂いたが、素晴らしいプレイで、痺れること暫し。プロとアマのギャップと言うべき、越えられない一線、、、が、見えた夜でもあった。終わった後は、緊張と疲れで、かなり深酒してしまった。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Tuesday, 12 November 2013

献花

L1000860昨夜、亡くなったもこ吉に献花が届いた。生前お世話になっていた N 麻布ペットクリニックのスタッフの皆さんからだ。有難い事だ。もう主の居ない、ケージの前に暫く飾っていたが、暖房の風が直接当たるので玄関先に移動した。もこ吉も喜んでいるだろう、、、でも、あいつは食い物の方が良かったのかな?
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Saturday, 09 November 2013

玉堤通り

L1000853L1000858大蔵の動物霊園でもこ吉の葬儀を終え火葬する間、何か食べようという事になったが、あまり時間がないのでマクドナルドに行った。世田谷通りから環八を越えた先、玉堤通沿いである。昔々、環八と世田谷通りが交わる三本杉陸橋の辺りに住んでいた頃が懐かしく思い出される。当時は、ウチの初代のシーズー犬、バビ吉が居た。あれからいつの間にか二十五年余りが経過したのである。さて、玉堤通り沿いのマクドナルドは、ドライブ・スルー店だが、店舗に入ってビッグ・マックのセットを食べた。ちらちらともこ吉の在りし日が浮かんでは消えしたが、彼は常に前向きな犬だったから振り返らず前に進もうと思った。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Friday, 08 November 2013

もこ吉逝く

拙宅のシンボル犬であったもこ吉は先程息を引き取りました。
最後は苦しまず、静かにその時を迎えました。
これまでのご厚情に感謝し御礼を申し上げます。

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自由が丘駅前

L1000850L1000851ラッパの先生ご夫妻と、渋谷で待ち合わせを予定していたのだが、先生のご自宅のある多摩川と筆者の自宅の位置関係を考えてみれば渋谷に出る必要は無いと云う事になり、急遽変更して自由が丘で待ち合わせる事になった。さて自由が丘の撮り方が難しい。ここでは、若い層が多いせいかカメラを持っているだけで、罪の意識と云うかそういう撮影をする場所ではないという意識が強く働いて、ショルダーバッグからなかなか取り出せなかった。意を決して取り出してかろうじて撮ったのがこの 2 枚。あ、画角の選択が違う。渋谷のつもりで 28mm を持って来たが、35mm 或いは 50mm でも大丈夫な感じだった。要するにこじんまりとしていると云う事だ。明るいネオン・サインの下を黙々と若い方々がお通りになる。何か場違いな気がして、先生ご夫婦とすぐに移動した。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Thursday, 07 November 2013

SONY α7R 再び

K0000586359_0006K0000586359_0003あまり Nikon Df の事ばかり書いていると自分が予約した SONY α7R の事を忘れてしまいそうになるので、本題に戻る事にして、銀座のソニー・ビルでの体験会に行ったものの記憶が既に曖昧になっている。ああいう場所では、気分が高揚してしまう性なので、握った感触すら思い出せなくなっている。体験会という場数を多く踏めば良いのだろうが、カメラのサイトでフォトキナの取材にいらっしゃる方々の冷静な記事を読むにつけ、どういう神経なんだろうと驚いてしまう。ボディのみの外観は、やはり重要な要素だがどうもこのカメラ、外観がヘンテコなせいか、印象が薄い。丸とか四角とか分かりやすい形ではないからだろうか?右手側の微妙な R の付け方も不思議だし、無記名の前後のダイアルも無愛想だ。背面の文字、押し釦はカッチリと作ってあるが、クリック感に乏しいし、第一、全体の雰囲気としての操作感に乏しい。そう、携帯電話のクチクチした操作感に近いのである。普通の男性の指でそれぞれのボタンを的確に捉えかつ颯爽と操作するのは不可能とさえ思える。つまりは、指先の感覚が鋭敏かつ皮が薄い世代向けと言うのだろうか?ニコンさんのカメラの造作とはひと味もふた味も違うが、どちらが良いという類の話ではない。かつて、EOS 5 (銀塩)が、出たばかりの頃、入手して暫く使ってみるとその意外な操作感の良さに驚いた記憶が蘇ってきた。個々の釦の押し心地というのではなく、全体の流れがとても自然だったのだ。確か、銀塩では最後の EOS 1v 辺りまで持っていると思うが、Canon さんの操作感は、ゆるゆると水が流れるかの如くで気持ちが良かった。そうコロコロと動作が決まっていく感じ。なんとなくだが、日本離れした感覚で、操作というよりは操縦するような感覚だった。さて、記憶が正しければ、発売日に入手するであろう α7R だが、どんな体験をさせてくれるのか、今から楽しみにしている。
(画像は、SONY さんのサイトより)

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Wednesday, 06 November 2013

Nikon Df (iii)

Oldlens買わないと宣言しているのに、だらだらと書くのはやはり気になる存在だからなのだろうが、逆に買わないと宣言しているからこそ冷静に見る事が出来ると苦しい言い訳である。Leica だの R レンズだのに迷わず、今もニコン党員だったら、お布施と思って予約していたのだろうが。気になるのはネーミングだが、Df などと小文字の f なんて使わないで、Nikon DF3 つまり Digital F3 にすれば良かったと思う。これは、あくまで F の系列のカメラつまりマニュアルフォーカス・レンズをデジタルの機体で如何に心地好く使うかに特化したカメラであると高らかに宣言するのである。従って、対象は、Nikon のマニュアル Ai レンズを多く持つ層。つまり Nikon F3 を愛する方々向けである。世代的には、筆者を含めた 50 - 60 歳代(せ、狭過ぎか?)。これより若いと、主な可処分所得は子育ての最終段階、持ち家に流れるだろうし、これより上だと老後資金の確保に(勿論、富裕層の方々は、何も言わずとも既に予約しているだろうからここでの分析には入ってこない。「ゆとり」世代は、兎も角お金を使わないから最初から除外。)忙しいだろうし、、、。最近の G レンズやナノクリコートの AF レンズの良さは知悉しているが、ピントリングのまったり感や絞り環を回す感触を指が覚えていて、不遇を囲っている左指が哀れと感じている世代。青春の F3 時代の Ai (non-CPU) マニュアル・レンズをそれなりに所有しているが、レンズを装着して眺める際に、昨今の Nikon D シリーズのデザインに齟齬を生じると感じている世代。もうその世代をピンポイントで狙うというものだ。で、キャッチもあの F3 をデジタル時代に蘇らせたでイイんじゃないか? 冊子を作って、Nikon F, F2 を先達として載せ、東京オリンピックの望遠レンズの砲列だの、NASA のどーのこーの、激動の 70 年代だとか、もう色々と煽って、Nikon F3 が、カメラとしての存在ではなく当時の社会と世相の反映であるとブチアゲて、ページをめくると最後の方にジャジャ~ンと Nikon DF3 が登場。「あなたの青春は続いているか?」みたいな臭いコピーを載せて、世界中の尖った写真を載せる。つまりあなたの青春は現在進行形で、世界の文物が待っている、、、と、ここで最近の iPhone だの google の TVCF みたいな雰囲気に持って行けば、その世代の人間はある意味真面目で「そうか、青春は人の心の中にあるんだ!だから我々は老いてはいないんだ!」的な洗脳に弱いからもうイチコロ。そういう振り返る時間軸としての歴史の中に自分の意味付けを見出させるほうが、「あの」ウィスキーに懐中時計、、、の出来上がった(終わってる?)イメージよりマシだと思う。で、お持ちの マニュアル Ai レンズは十分に貴方様の要望に沿った性能を発揮しますが、最近は更に良いものがと、、、AF-S Nikkor 24mm/f1.4 G ED、AF-S Nikkor 35mm/f1.4G、AF-S Nikkor 58mm/f1.4G、AF-S Nikkor 85mm/f1.4G の 20 万円前後のレンズだけ載せて、、、古くからある呉服商的なノリで奥からドンドン高い品物が出てくるみたいな、、、で最後に、お高いですがこんなんあります、、、と EVF 交換ファインダー攻勢、、、アカンかなぁ?
(画像は、DPreview のサイトより引用)

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Tuesday, 05 November 2013

Nikon Df (ii)

Img_21Lifestyleさて、本日 13:00 に、ニコンさんから正式に Nikon Df が発表された。内容は既にリークされていたものと同じだが、筆者が着目したのは Nikkor Auto レンズの扱い。Ai 改造されていない言わばオリジナルのニコン・レンズであるが装着は、可倒式の Ai 爪を倒して行うが、レンズ登録は本体に 9 本まで。更に絞り環で設定した絞りをコマンドダイアルで再設定して使う、、、要するに露出計に連動しない方式での使用である。ある程度予想されていたが、まぁ、数十年前のレンズでも曲りなりに使えるというのは凄いことである。個人的に惜しむらくは、機能を絞り込んで、往年の三角のペンタ部を復活させて欲しかった。Df は、せいぜい遡っても Nikon FE 辺りの雰囲気で、魂を揺さぶられるような F, F2 の時代を知っている輩にはまだまだと思わせる部分もあるが、それでもこういう機種を現代に問う Nikon さんの姿勢は高く評価して良いと思う。
で、筆者は既定方針通り、SONY α7R で、R レンズを使うことにしたいと思う。右側の画像は、その Nikon Df を持つ(であろう)紳士(?)のライフスタイルを想像したものだと思うが、木製の机の上には、懐中時計に方位磁石、古い地図に外国の紙幣と小銭、万年筆、洋書数冊。仕上げは、ウィスキーの入ったグラス、、、58mm/f1.2 と ヨンサンハチロクズーム。おそらく、このイメージはあの時代を知らない若い方が作成したものだと思うが、今時のおっさんいえ紳士は、こんな暮らしはしていないと思うし、そもそもこのスタイルだったらデジタルではなく銀塩モノクロ以前だろうと思うのだが、、、とこれは余談。
(画像は、ニコンイメージング及び DPreview のサイトから引用)

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外苑前

L1000849L1000848昨日は、伸びきってしまった髪の毛を切る事、ラッパのレッスンに行く事の二大行事を消化する必要があった。まずは、髪の毛を切りに表参道の美容室へ行く。以前は、もう少し表参道寄りの仮設で営業していたフランフランが、外苑前の交差点に開業していた。リーズナブルな価格で雑貨、家具を提供する店だが、時代なのだろう。さて流行りの美容室ではあるが、実際に切って下さるスタイリストの O 山さんとはもう 10 年を越える付き合い。その O 山さんに引き継いでくださったのが現在は関西で活躍されている Y 本さん、更に遡れば S 藤さんの紹介だったりするから合計で 20 年位通っていることになる。理由は簡単、座るだけで済むからである。明らかに愚息よりさらに年下のスタッフの方々に良くして戴いている。平日は年配の方々も多いが、昨日は祝日だったから若い世代が多かった。筆者が発する声の 90% 以上は「有難う。」のみだが、そんな寡黙かつ扱いにくそうな客にも優しくして下さる。まあ、異形の初老のおっさん相手では会話のキッカケが掴みにくいのであろう。
美容院を終え、外苑前駅に向かい、一駅だけ銀座線に乗って表参道に向かった。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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Sunday, 03 November 2013

Nikon Df

Nikon_1ネット上では、公然の秘密として Nikon Df の評判が囁かれている。当の Nikon さんもニコン・イメージングのトップ・ページで、数日に渡りティーザーを紹介しているから、秘密でも何でもナイのだろうが、11 月 5 日に発表されるモデルは、やや懐古趣味かもしれないが、かつての正統のカメラの形をしている。micro 4/3" 機である OM-D E-M5 そして OM-D E-M1 が、ややレトロな外観で成功した流れもあるのだろうが、ペンタプリズムの形態にカメラがカメラであった頃の郷愁を感じる世代、そして圧倒的だった Nikon F の時代を懐かしむ世代が跳びつくのだろう。と、他人行儀だが、実は筆者も写真より寧ろ Nikon F という機体に憧れて入った類だからその胸中は察するに余りある。思うに、銀塩最後のカメラとして Nikon が送り出した Nikon F6 のデジタル版という解釈が成立するのかもしれない。筆者も所有しているが、あのカメラは、プロ機の名のもとにカメラという形態から異形の進化を遂げてしまった Nikon のフラッグシップ系列機に対して、フラッグシップの冠を外し、かつてのチャンピオンの引退後を思わせる形態とスペックであった。翻って、Nikon D シリーズは今後も発展進化していくのだろうが、その過程でカメラに触れ、写真(画像)を撮る楽しみに特化したモデルとしてより身近に感じるのは何も筆者に限った意識ではあるまい。正直、SONY α7R よりも筆者にとって食指が動くモデルである。もしも Nikkor-Auto 時代とまでは行かずとも、Ai 時代のマニュアル・レンズの装着が可能であれば、真剣に購入を検討すると思うと宣言しておこうか?
(画像は、ニコンイメージングのサイトから引用)

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