京都オフ(SONY α7R 使用記番外編 i)
今週の日曜日(24 日)から恒例の京都オフに出掛けた。今年の春のオフ会を所用で欠席したので、実に 1 年振りの撮影である。東京駅 12:33 発のひかり 513 号に乗り込み、窓外の富士山を愛でているうちに公私ともに忙しかったこの 1 年余りをボンヤリと振り返るつもりが、あっという間に京都着(15:14)、八条通りの ibis Kyoto にチェックインし、前夜祭待ち合わせ場所の旧阪急百貨店前(現在はマルイ)に集合、ろっこん木屋町店で久闊を叙し、その後某バーまで繰り出し、ラーメンを食べ宿に戻った。翌朝、京都駅前のバス停に集合し、大覚寺へ。この日は曇のち雨の予報。到着して撮り始めは良かったがそのうちに雨が、、、。従って、大覚寺の遠景は撮るには撮ったが、あまり良いものが無かったのだが、そこには秘めたる理由が。当然 SONY α7R の純正レンズは持っていないからアダプター経由で AME を用いたが、機体を AUTO ISO に設定し、絞り優先で撮っていたのだが、途中で被写体が暗い場面では、シャッター速度が 1/60 sec. 以上速くならないことに気付いた。こちらの期待としては、シャッター速度がそれなりの速度(1/100 sec. 程度)を維持し、それでもカバー出来ない部分は ISO 感度が高感度にシフトしてくれると勝手に思っていたのだが、考えてみればレンズ情報が一切カメラ本体に伝わっていないのだから、そう都合良く動いてくれる筈がない。と言うわけで、微妙な手ブレのオンパレード、、、あぁ。後で検証したが、望遠系のレンズの場合は、シャッター速度優先にして、1/200 sec. 辺りに強制的にセットしておくと、思った通り ISO 感度が上がって上手くいくようだ。まぁ、使い慣れないカメラを大事な撮影に用いるのは気をつけろ、、、という事だ。とまれ最初の 2 枚は紅葉とは全く関係ない画像になってしまったが、本格的に SONY α7R を投入して真剣に撮り始めた画像ではある。
大覚寺は、以前一度訪れたことがあるが、あの時は、時代劇で良く使われる場所であるという認識しかなかった。今回、再訪してみて池の周りを 1 周したが撮る所が沢山ある。適切な言葉を使えば、色々な撮り方が出来る修行場のような場所である。近景、遠景、接写という撮り方のバリエーションと共に、撮る対象も風景、花、木々、動物(棲みついている猫が居る)と何でもあれである。
生憎の天候だったが、そのお陰で、普段とは違う紅葉が撮れると気持ちを切り替えれば、大丈夫である。最後のショットは、そういう天候だったからコントラストが付かず、静かなショットとなった。拡大すると僅かにピントが甘いのだが、許容範囲であった。今回の撮影場所のアレンジは、毎回お世話になっている tamura さん。本当にいつも有り難うございます。SONY α7R の大覚寺編は、これまで。
(SONY α7R, AME, Image Data Converter, CS6)
Comments
NEX-6ではMモードではISOオートが使えない。でもSモードならISOオートが使え、さらにSモードで マウントアダプター+非純正レンズの場合、シャッター速度も絞りも自分で決めてISO感度が自動でそれに追随する、という使い方が出来ます。これ純正のEマウントレンズでは不可能な使い方です。
おそらくα7/α7Rもそのようになっているのではないでしょうか?
Posted by: 猿画堂 | Wednesday, 27 November 2013 19:09
猿画堂さん、コメント有り難うございます。
素晴らしいヒント、有り難うございます。仰る通り、S モード、M モードいずれでも挙動は同じであります。シャッター・スピードをマニュアルで決めて、絞りは自由に設定。で、ISO 感度が動きます。
わ〜い!
Posted by: 野本 巖 | Wednesday, 27 November 2013 20:37