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Tuesday, 31 December 2013

上野 (iii)

L1001039L1001040忘年会の場所(玉響 たまゆら)に到着。本来は午後 5 時からの営業だが、T 先生の顔で、4 時に開けて貰ったそうだ。レトロな雰囲気の、、、レトロ風を謳う店は多いが、この店は本当のレトロである。店を入って直ぐの三和土のカウンター席も雰囲気があるが、我々おっさん連中は、奥の座敷。まるで時代を遡るような感覚である。コース料理に飲み放題、、、日本酒の消費量が半端無く、途中で常備の酒が切れてしまった。
L1001041L1001042所定の時間を過ぎ、外に出る。もう日はとっぷりと暮れ、さらに昭和の良い感じの通りに出た。皆さんに挨拶をして銀座線の乗り場へ、本年、上野最後のスナップ。筆者は、東京人では無いので最後まで入り込めなかったが、上野 - 浅草界隈、、、時間があったらもっと徘徊してみたかった。
(Leica M, Summaron-M 35mm/f3.5, Capture One 7 PRO, CS6)

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Monday, 30 December 2013

SONY α7R 使用記 (xvii) - 自由が丘

_dsc0250夕べは、ラッパの忘年会。主催されている S 先生の門下生が自由が丘の土風炉に集まり宴会である。筆者は楽器は持って行かなかったが、やはりと言うか当然楽器を持ってきた方がいらっしゃった。だが、会場では吹けないので、外観を見て音を想像する、、というどこかカメラ拝見の会と似ている部分も。集合時刻(夜 7 時)の少し前に自由が丘に着いたので、駅前のイルミネーションを撮った。ハート形をしたイルミネーションが目立つ。人出はそれなりに多かったが師走の雰囲気というよりいつもの休みの自由が丘の印象。歳時記に疎くなったような世相を反映していた。Capture One が、SONY α7R に対応したので使ってみた。
(SONY α7R, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV, Capture One 7 PRO, CS6)

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上野 (ii)

L1001003皆さん集合されて約 1 時間の自由撮影。冬の午後の強烈な斜光をモロに受ける撮影状況だったから、EVF ファインダーから見える Summaron-M 35mm/f3.5 を通した像は、正直悲惨なものだった。そう、フレアーだらけなのである。が、順光であれば良い描写をするレンズなのは分かっているからと思い直して撮ったのが、この画像。絞り込んではいるが、恐ろしくシャープである。以前、レンジ・ファインダーの使い良さに触れたが、EVF では、極端な光線状況の場合、EVF 像が白く飛んでしまったり、逆に真っ暗になってしまう場合があるが、光学ファインダーは、見たままだから「見当器」としての役割を如何なる光線状況でも果たしている。そして、この時が正にそうだった。勿論、EVF の良さは認めるものの相互補完をするシステムとして、Leica M は、それなりに存在意義があるのだと思った。
L1001004L1001009L1001012弁天堂(裏から)、ボート乗り場、売店、、、いずれもシャープで素晴らしい描写だ。面白いことに、Zeiss レンズが如く、赤の発色が綺麗である。EVF 越しに見た画像でさえも、思わず息を呑む美しさであった。唐突だがこのレンズは優しさがあると思う。地味目だが被写体を暖かく見守り包み込むような雰囲気がある。
L1001005横位置のスナップ。水面の描写の密度が高いのが判る。ザワザワした感じではなく、水のヌメヌメとした質感まで描写され、かつ緻密な構成、鳥達のイキイキとした描写、、Summaron 恐るべしである。しかし、このレンズ、順光での描写は本当に素晴らしい。と同時に、レンズが被写体に生命感を与えているかのようだ。実に生き生きとしている。
L1001014L10010161 時間が経ち、再集合して忘年会の場所へと向かう。その途中でのスナップ。ちょっと遅れ目だが、写欲がムクムクと湧くような被写体が多い。適度に古びた感じが堪らない。ふと見ると看板の上に鳥が止まっている。ほぼ逆光の状況だが、ピントだけ合わせて「えいやぁ!」で、撮ってみた。フレアーだらけだが、悪くない。(つづく)
(Leica M, Summaron-M 35mm/f3.5, Capture One 7 PRO, CS6)

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Sunday, 29 December 2013

上野 (i)

L1000984昨日 (12/28) は、某カメラ倶楽部の忘年会。高名な写真家の T 先生が主催される会のメンバーの末席に名前を置いて頂いてかれこれ十数年。実は、忘年会参加は初めてだった。待ち合わせは上野不忍池弁天堂。しかも午後 2 時半、、、わはは。かなり気温は低かったが、風がないのが有り難い快晴の天気。自宅から東横線 - 地下鉄日比谷線を乗継ぎ、上野に到着。久し振りである。南の人間なので、上野駅に対する感慨は無いが、それでも落ち着く風情である。早めに着いたので、ガード下のつるやさんで、立ち食いのイカ天そばをかき込む。出汁がシャキンと立っていてとても美味かった。道を渡り、不忍池へ。
L1000990L1000993
実は、が続くが、弁天堂も初訪問。まだまだ知らない場所が沢山あるということだ。皆さんを待つ間に軽くスナップ。鳩、烏、鴨、、、、不忍池を根城とする鳥が沢山集まる。しかし、弁天堂に来ている外国人が多いのに驚かされる。お堂に入り、お守りを数種類買って、皆さんを待つ。
L1001000持っていった機材は、Leica M + rigid Summaron 35mm/f3.5 だが、本日の最後の画像のみ Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II である。しかし、構図が全部同じ、、、ご愛嬌である。
(つづく)
(Leica M, Summaron-M 35mm/f3.5, Elmarit-R 19mm/f2.8 Type II, Capture One 7 PRO, CS6)

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Tuesday, 24 December 2013

SONY α7R 使用記 (xvi) - クリスマス・イブ

_dsc0245世間的にはクリスマス・イブ。と言っても特に予定もなく、家人が買ってきた小振りのケーキを見てイブだったと気付いた次第。時の流れに鈍感になったというのか、よく言えば泰然とした時間が流れているのかもしれない。SONY α7R の発色は、彩度を抑えめにしても派手である。Leica M のそれと比較してみると描写の違い、、、セッティングの違い、、、があるのかもしれない。兎も角、AME のボケ味に陶然としていれば幸せである。
(SONY α7R, AME, Capture One 7 PRO, CS6)

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Monday, 23 December 2013

まめ吉と

L1000981昨日は日曜日。相変わらず寒いが晴天だったから良しとしよう。隣にはまめ吉。年をとっているせいもあるのだろうが、大層おとなしい犬である。食餌の時以外は、一日中じっとしている。そうなると必然的に被写体になる割合が多くなる。この画像は、Leica M + AME の組み合わせ、、、実は、R レンズを装着してのハンドリングを試してみたかった、、、習作のようなものである。Capture One での RAW 現像の段階で、B&W にしている。
(Leica M, AME, Capture One 7 PRO, CS6)

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Sunday, 22 December 2013

Leica Handgrip (14496) and Finger loop Size M (14647)

_dsc0238ハンドグリップとフィンガーループ、要するに肥厚した底蓋と指掛けなのであるが、昨日ご報告した通り、入荷の連絡がライカ・ジャパンから来て、取りに行ったのである。M 型用レンズに比べると大きな R レンズを装着するのであれば、マルチファンクション・グリップの方が良いかとも思ったが、筆者とは無縁の端子や GPS 機能は不要かつグリップそのものの大きさが R レンズ使用時のサポートといった大柄な作りでは無く、更にその肥大した底蓋の価格が「びっくり」だったので、標準の肥厚した裏蓋に落ち着いた。それに、フィンガーループを追加して、、、最初に M9 のスペシャル・バージョンに装着された画像を見た時には胡散臭ささえ感じたのだが、実はこれが頗る使い勝手が良い。ハンドグリップにネジで固定し、その固定した部分を中心としてループがクルクル回る。縦位置のサポートにも充分対応した良い製品だと思う。ご丁寧にサイズは S, M, L の三種があり、それぞれ指 1, 2, 3 本を入れる事が出来るが、ライカ銀座のスタッフの方々のアドバイスもあり、M サイズにしたが大正解であった。
(SONY α7R, AME, Capture One 7 PRO, CS6)

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Saturday, 21 December 2013

銀座

L1000975銀座に出る。もうクリスマスと暮れの気分。少し景気が良くなったのか、銀座もちょっと華やかだった。交詢社ビルのショーウィンドウでは、チェロ奏者の方が一曲だけの生演奏。終われば路上の聴衆が拍手。銀座というところは、人々をその気にさせる演出が満載のところである。中央通りを渡り、カツミ堂写真機店の前に佇む。 Nikon F3HP が数万円、CONTAX AX も数万円。一部を除き、銀塩時代のカメラは昔とは桁違いに安く売られている。
L1000978今年のイルミネーションは、歩道の柵を加えたようだ。筆者は素人だが、簡潔で良いイルミネーションだと思う。もうべっとりとした感じのイルミネーションは古いのだと思う。放置されている自転車までもが神々しく見える。そう、ライカ銀座店から Leica M 用のグリップが入荷したというので取りに行った。店頭で、マルチファンクション・グリップと普通のグリップとを見せてもらったが、マルチファンクション・グリップの価格と機能に恐れをなし、普通のグリップとフィンガーループの M サイズのものを入手した。フィンガーループ M はグリップに装着する輪であるが、中指と薬指を差し込むと不思議なくらいグリップが安定する。ちょっと嬉しい暮れの風景であった。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV, Capture One 7 PRO, CS6)

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Thursday, 19 December 2013

SONY α7R 使用記 (xv)

_dsc0236朝から冷たい雨が降る。こんな日は外出を避けて、家の中でゴロゴロ。だが、冬は寒いのが当たり前だから、このままでは冬眠になってしまう。まめ吉は夕飯を終えると、殆どこんな感じで寝ている。所謂、食っちゃ寝生活。面白味は無いかもしれないが、最近では欲もなく暮らす犬の方が人間より立派だと思えてならない。いつの間にか、Apple の OS X が、SONY α7R の RAW に対応している。サムネイルが確認出来るのは有難い事だ。
(SONY α7R, AME, Camera RAW, CS6)

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Tuesday, 17 December 2013

渋谷 - 年末

L1000965夕べは、本年最後のラッパのレッスン。例に依って自宅から「渋 11」のバスで、渋谷に向かう。約 40 分程度の道中 iPhone に貯めた参考曲を聴くのが楽しみだ。取り敢えず来年の課題曲を Cry Me A River に決めたところで、渋谷着。頭の中のスィッチを即座に切り替えて Leica M を取りだし、東急デパートを激写(!)。Elmarit-M 21mm/f2.8 Type III の伸びのある描写が気持ち良い。駅の反対側に出て、宮益坂を上がりレッスン会場へ。渋谷はごった返していた。
(Leica M, Elmarit-M 21mm/f2.8 Type III, Capture One 7 PRO, CS6)

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Sunday, 15 December 2013

SONY α7R 使用記 (xiv)

_dsc0229ヤシコン時代の Fisheye Distagon T* 16mm/f2.8 である。遊びでまめ吉を撮っていたのだが、本人(犬)、大真面目で被写体になろうとするので、笑いながら撮った。魚眼レンズでも近接の場合、被写界深度はシビアでいい加減に撮るとボケボケの画像になってしまう。手持ちだが、f8 まで絞って撮っている。まめ吉は愛嬌のある犬だ。
(SONY α7R, Fisheye Distagon T* 16mm/f2.8, Camera RAW, CS6)

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Saturday, 14 December 2013

赤坂

L1000954夕べは今年最後のセッション会。寒かったが夕方から赤坂に向かう。地下鉄銀座線赤坂見附駅で降りると街はもうクリスマス気分だった。金曜日のせいか人通りも多く久し振りに感じる活気。街行く人々の顔も心なしか輝いているように見えた。セッション会場も多くの一般のお客さんがみえて、和気藹々とした雰囲気になりまずはメデタシ。夜も更けまっすぐ帰宅したが、その時にはまたまばらな人通りになっていた。景気も本格回復とまでは言えないようだが、或いは人々の愉しみ方、寛ぎ方が変わってしまったのかもしれない。Elmarit-M 21mm/f2.8 Type III (球面最終)は、周辺に流れが認められるが安心して使えるレンズだった。来年はいよいよ節目、 20 回目のセッション会だ。
(Leica M, Elmarit-M 21mm/f2.8 Type III, Capture One 7 PRO, CS6)

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Thursday, 12 December 2013

まめ吉ぷ〜♪

L1000952今日は午前中に設計士の先生がお見えになり打ち合わせ。まだイメージ図の段階だが、妄想(!)が膨らむ。その最中にまめ吉が台所でゴソゴソしている。食餌は済ませたのにそれでもゴソゴソ、、、心雑音があるので減塩食なのだが、食い足りないのであろう。カメラを構えて近寄ると「マズイ」と思ったのか媚を売りに寄ってくる。その姿が可愛かったので撮った。そんな一日。まめ吉は明らかに合焦範囲の内側に入り込んでいるからピントは外れている。Adobe さんから Camera RAW 8.3 が正式リリースになったようだが、それとは関係なく RAW 現像は Capture One 7 PRO で行った。
(Leica M, Elmarit-M 21mm/f2.8 球面最終, Capture One 7 PRO, CS6)

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Tuesday, 10 December 2013

SONY α7R 使用記 (xiii)

_dsc0212_dsc0213さて、日曜日(12 月 8 日)の夜の部。新宿から中央線快速高尾行きに乗り立川へ。立川といえば、昭和記念公園にチューリップを撮りに行った事があるくらいで、久し振りだったが、駅前は燦燦とクリスマスのイルミネーションが輝いていた。ビックカメラの先の角の地下にあるジェシージェームスというライブハウスにお邪魔する。入って直ぐは、人影もまばらだったが、ライブ開始前になると続々と往年の紳士淑女がお見えになりとうとう満員、、、立錐の余地もないとはこの事といった状況になった。筆者のアドリブの先生である村田(浩)氏のレギュラーバンドに加え、今回は Frank Gordon 氏(画像中央)を迎え、ジェシージェームス 25 周年祈念も兼ねたライブであった。帰りの電車の時間があるので、終演後挨拶もそこそこに立川駅に向かう。イルミネーションはまだまだ全開。東横線に接続するのは立川ー川崎を結ぶ南武線だから飛び乗ってセーフ。そう云えば、南武線は初体験かもしれない。十幾つかの駅に停まり武蔵小杉で乗り換えて自由が丘経由で帰宅。疲れたが充実した一日だった。筆者は、デジタル向けの Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH. よりもこの球面最終の Elmarit-M 28mm/f2.8 の方が、柔らかい描写の感じがして好きなのかもしれない。
(SONY α7R, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV, Camera RAW, CS6)

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Monday, 09 December 2013

SONY α7R 使用記 (xii)

_dsc0196_dsc0199_dsc0201昨日は、午前中に法事、夜は立川のジェシージェームスというジャズ・ライブの店で、ラッパのアドリブの先生のライブを聴きに、、と忙しかった。まずは、午前編。麻布十番(元麻布)にある寺に向かう。赤羽橋駅前でバスを降り、タクシーを拾うまでの道すがら見た国際通りからの東京タワー。東京タワーを撮るのに向いた場所は色々あるのだが、ドラマ等で使われるのはこの三田国際通りからのショットが圧倒的に多い。何故なら、ほぼ全景がバランス良く撮れるからだ。六本木方面からだと、土地の高低差の関係で、脚部が上手く入らなかったりする。移動後、本堂から外に出て、見上げると森ビルさんが開発した著名なマンションが見える。その土地は元々、寺が持っていたものだが、、、。大きな公孫樹の基に親鸞上人の像。朝方は少し寒かったのが記憶に残る。
(SONY α7R, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type iV, Camera RAW, CS6)

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Saturday, 07 December 2013

SONY α7R 使用記 (xi)

_dsc0178_dsc0181夕べは、参加させて頂いている YMJO の忘年会。久々の新宿だった。ヨドバシカメラはそのままだったが、ナント新宿高速バスターミナルの反対側(メインの道路に面している側)が、丸井さんになっていてびっくり !人通りは多相変わらず多かったが、なんとなく昔のイメージとは違っていた。かつて散々通った街路を入り、カメラ館へ。 5 階のカメラバッグ売り場に行き、一通り最新製品をチェックした。夕べは、復刻版ではない TENBA P2 のオリジナルバッグ(かなりくたびれている、防水用の裏打ちが殆ど剥がれている)をぶら下げて行ったからなんだか過去からやって来た亡霊のような気持ちになっていた。4 階に降りて懸案の SONY α7R 用のカメラストラップを物色。女子カメヲタ(?)の影響か、ファッショナブルなストラップが多くなっていたがどれも一長一短。結局、地味な HAKUBA さんの布製(TWILL NECK STRAP 25)に落ち着いた。SONY α7R のストラップ環は幅が狭く、末端のテープ幅が凡そ 10mm 幅までしか入らないから選択の余地が少ないのだ。最も古い(と思われる)ヨドバシポイントカードを出して、店員さんと一言二言話して、忘年会の場所に向かった。新宿郵便局近くの 2 階のレストランがその場所。酔ってしまう前に数枚撮ってオシマイ。Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV(球面最終)を使用したが、期待に違わず中心部は胸のすくようなシャープさ。周辺にやや流れが見えるが、、、気にしなかった。
(SONY α7R, Elmarit-M 28mm/f2.8 Type IV, Camera RAW, CS6)

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Friday, 06 December 2013

SONY α7R 使用記 (x)

_dsc0173_dsc0176引き続き Planar T* 50mm/f1.4 での試写である。まめ吉は一人ぼっちになったことを自覚しているのだろうか?時折、もこ吉がかつて居た辺りに置いたままにしてあるケージに入ったりしている。一番年下の、、、と思っていたのだが、まめ吉とてもう 13 歳を過ぎた高齢犬なのだ。心雑音が出ているので家の中で大人しくさせている。食事も塩分控えめのものになり、一寸馴染めないようだ。右の画像は、クリスマスリース、、、今年ももうそんな時期になった。1 年が早い、、と言えばそうなのだが、筆者宅は今年は自宅の売却、引っ越し等々、イベントが目白押しであまり早いとは感じなかったのが幸いか?しかし、流石に Zeiss の名玉、Planar の描写は不滅である。赤の発色が特に素晴らしい。
(SONY α7R, Planar T* 50mm/f1.4, Camera RAW, CS6)

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Thursday, 05 December 2013

SONY α7R 使用記 (ix)

_dsc0170_dsc0171いずれの画像も、「The 標準」と称される Planar T* 50mm/f1.4(ヤシコン)である。f8 まで絞っているが、破綻がなく周辺までキッチリと解像している。また像面の平坦性にも優れた印象だ。銀塩時代、我が愛する R レンズの仮想敵は(京セラ)コンタックスの T* レンズ群。勿論、距離計連動時代の CONTAX や、一眼レフの Contarex のレンズ群は更に素晴らしい、、と耳学問はあったが、いかんせん発色が古かったり、、、そういうワケで、取り敢えずヤシコンの T* レンズが目出度くノミネート。まずは敵を知ることが大切と、あまり撮りもしないのに 15mm - 200mm まで、一通り揃えたところで、京セラさんがカメラから撤退。その後は、防湿庫で幾星霜、、、が、SONY α7R の導入で陽の目を浴びることとなったのは、誠に喜ばしい。それ以外も、ミノルタさんの MD, ペンタックスさんの K, Canon さんの FD 等々、、、撮ってみたいかつての名玉が目白押しである。自分の寿命もあるので、そろそろそのプロジェクトを開始しなければならないのだが、、、。
(SONY α7R, Planar T* 50mm/f1.4, Camera RAW, CS6)

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Wednesday, 04 December 2013

SONY α7R 使用記 (viii)

_dsc0168今日は、京セラ・コンタックス唯一のパンケーキ・レンズであった Tessar T* 45mm/f2.8 である。派手さはなく端正な写りのレンズである。絞り値によって焦点移動があるというのだが、今回は f8 まで絞り込んで撮ったので、気にならなかった。被写体は、近所の東京聖書協会(八雲)の倉庫の木扉。住宅街では、カメラを向けているだけで不審者扱いされる事もあるから、気を付けなければいけないのだ。アダプターを装着するとパンケーキ・レンズでさえ、通常の標準レンズ程度の長さになる。それでも軽く小型なシステムの有り難みはひとしおであった。
(SONY α7R, Tessar T* 45mm/f2.8, Camera RAW, CS6)

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Tuesday, 03 December 2013

SONY α7R 使用記 (vii)

_dsc0167昨日の Distagon T* 25mm/f2.8 (京セラ CONTAX 一眼レフ用)の撮影及び現像で感じた違和感の検証のために、焦点距離の似た Elmarit-R 24mm/f2.8 を持ち出して撮影。両者の時間差は約 10 分程度だったと思う。まず、撮影時のピントの合わせやすさが違う。これは筆者の慣れ以上に違った。次に RAW 現像時の仕上げの勘所が、Elmarit-R 24mm/f2.8 では、掴みやすかった。思うに、Leica のレンズ、特に R レンズはコントラストが高いので、実はデジタル向けなのではないかという事なのだ。勿論、最新の Leica レンズは、コントラストと解像度のバランスがデジタル撮影向けに調整されているのだろうからよりデジタル向けなのだろうが、R レンズでもなかなかイケるという事なのだ。こうして筆者の R レンズ「愛」は、ますます燃え上がるのである。
(SONY α7R, Elmarit-R 24mm/f2.8, Camera RAW,CS6)

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Monday, 02 December 2013

SONY α7R 使用記 (vi)

_dsc0165間が空いてしまったが、時々脱線しながらも淡々と使用記を続けていこうかと思っている。今日はヤシコン(ヤシカ - コンタックス)時代のレンズである。今年 8 月の引越し時の段ボール箱の殆どがまだ手付かずになっているので、使用できるレンズに限りはあるが、折角、ヤシコン - e マウント・アダプターを入手したので、使ってみることにした。隣家の取り壊し現場を真横から見た画像である。開始から既に1 週間ほど経っていて解体作業が終わりつつある現場だ。かつては家族の生活があった場所が、僅かな時間で壊される。無情と云えば無情、、、時の流れである。冬の午後の難しい光線状況。しかも半逆光だから、ゴーストが画面中央に出ている。レンズは、Carl Zeiss Distagon 25mm/f2.8。勿論、T* コーティングである。銀塩時代の評価は、Zeiss 色を出しつつも、設計が古くあまり評価が高くなかったレンズであるが、絞り込んでいるとはいえ、周辺までキッチリと解像しているのは立派だ。やや乾いた印象だが、暗部から明部まで均一な描写である。思うに、SONY α7R には、もう少しウエットな描写のレンズを合わせる方が良いようだ。今回は、Adobe のキャンディデイトだが、Camera RAW で、現像してみた。
(SONY α7R, Distagon T* 25mm/f2.8, Camera RAW, CS6)

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Sunday, 01 December 2013

11 月の終わりに

L1000944L1000945L100094711 月 29 日(金)は、日頃お世話になっている弁護士、税理士の先生方との会食だった。筆者とほぼ同世代の先生方なので、佳き時代をご存知だから、自由が丘のイタリア料理店を予約した。いずれの先生とも 20 年を越えるお付き合いなので、会話が弾む。ワインの勢いもあり延々 4 時間もお付き合い頂いた。自由が丘は、金曜日なので混んでいるかと思ったが、自由が丘デパート辺りは、夕方 6 時過ぎでご覧の通り。駅前までは行かずにそのまま横道に入って食事の場所に向かったので、駅向こうの状況は判らずだったが、最近はひっそりしているのだろうか? Leica M は、手に馴染んで使い易い。SONY α7R とは違った良さがあり、絵作りもどこがどうとは言えないが違う。
(Leica M, Elmarit-M 28mm/f2.8 ASPH., Capture One 7 PRO, CS6)

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