CHINON の復活
往年のファンには懐かしいあの CHINON が復活するらしい。かつて業績悪化から米コダックに買収された CHINON ブランドだが、その商標を創業一族の娘婿である茅野正澄氏が買い戻し、事業再開したと報じられている。製品は、本年 3 月中旬より発売開始とされ、名称は、Bellami HD-1 HD 動画と静止画の撮影が可能。AF は搭載されていないが、ダブル 8 規格の D マウントを採用し、C, CS, M42 マウントレンズにも対応可能なアダプター(?)も発売するとしている。価格は税抜き 85,000 円としている。
筆者が思うに、どこかの会社から主要部分に関して OEM 供給を受けているのだろうが、我々世代にぐっとくるデザイン、C マウントより更に小型の D マウント採用と、なかなかくすぐられる内容である。詳細な製品情報はまだだが、ワクワクして待つこととしたい。
Comments
往年の8mmのようですね。
どこで製造しているかが気になるところですが、「全身金属」ぽく見えるデザインは良いですね。
こういうカメラを構える人がまた見られるんですね。
懐かしいです。
Posted by: RAVEN | Wednesday, 26 February 2014 23:55
最近のデジカメは「どこのものも同じデザインに見える」のと比較して、これはなかなか面白い・・・とは思うのですが、価格面でどうなんだろう?と思ってしまいます。
とはいえ、ガンバって売って欲しいものです。
Posted by: ム | Thursday, 27 February 2014 06:34
RAVEN さん、仰る通り、往年の 8mm のようであります。
撮像素子の性能から考えて、フルサイズとか、APS-C との比較は酷でしょうが、その撮影スタイルも含めて往年の 8mm(フィルム)ファンには受ける内容ではないかと、、、いずれにせよ、古豪の CHINON さんの復活は嬉しいですネ!
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 27 February 2014 10:35
ムさん、コメント有り難うございます。
確かに、85,000 円をどう評価するか、、、難しい面もあります。加えて、D マウント・レンズの市場がどの程度あるのか、、、。更に、C, CS, M42 マウントの市場も、、、ニッチというより微細なヒビ割れのような隙間という気もします。自前のレンズをある程度揃える努力も必要かもしれませんです。加えて、レンズ交換をかつてのローレットで出来るようになればもう完璧なんですが、、、(;^^A
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 27 February 2014 10:38
こんばんは
デザインが良いですし撮って楽しそうではあります。
でもDマウントということは、センサーは1/2.3程度の豆粒でしょうね、、、
Posted by: ROBERTO | Saturday, 01 March 2014 21:26
ROBERTO さん、コメント有り難うございます。
懐古的ではありますが、個性のある良いデザインであります。仰る通り、撮像素子が小さいことに拠る画質の制限はあるのでしょうが、そこそこ面白いなぁ、、、と思ってます。
D マウント・レンズの新作が出ると良いのですが。
Posted by: 野本 巖 | Sunday, 02 March 2014 11:28
センサーは1/3型で210万画素でしたね。なんじゃそりゃ?と思ったのですが、よく考えればフルHDの画素数そのままなのですね。WEB用途では実用上これで十分かもしれません。センサーサイズはiPhone5と同じですが画素数を抑えたぶん高感度は強そうです。というか、暗視防犯カメラそのままという感じですね。
自分はオールドレンズを現代カメラに付けてもイマイチ萌えないのですが、これはアンジェニューとかスイターとか、よく似合ってカッコいいかもしれません。
Posted by: Roberto | Sunday, 16 March 2014 17:02
Roberto さん、コメント有り難うございます。
撮像素子が、今ひとつというか、、、そんな感じでしたが、フル HD そのままの規格なんですね、、、。実際のサンプル動画を見ると往年の 8mm 動画の感覚で、高スペックというよりノスタルジアを感じさせるもの、、、これは、否定的な感覚ではなくて、現代の映像に対するアンチテーゼかもしれませんです。
結局、人間が一番進歩していないのかも、、、アタシは、この製品を肯定的に捉えています。
Posted by: 野本 巖 | Sunday, 16 March 2014 21:51
僕も何を売って資金を作ろうかと考えてしまったくらい超肯定的です(笑
Dマウントレンズ、MF&絞り優先オンリーの操作性、暗視カメラ用センサーにE-M5並みのEVF!?(210万画素センサーに144万画素EVFですよ?!)、、、なんという変態カメラでしょう。これをあんなに美しいボディに納めて商品化してしまった心意気に脱帽です。
Posted by: Roberto | Monday, 17 March 2014 08:35
Roberto さん、コメント有り難うございます!
そうでしたか!
極論すれば、そこそこ写れば後は所有する喜び、、即ちデザインという気もします。て言うか仰る通り、210 万画素に 144 万画素の EVF って、凄いことであります、、、(;^^A
単に郷愁ではなく、8mm 動画はとても嬉しいですネ!
Posted by: 野本 巖 | Monday, 17 March 2014 09:21