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Sunday, 31 August 2014

Summicron-M 50mm/f2

L1000270L1000271筆者の Summicron-M 50mm は、Apo でも ASPH でもない「タダの」ズミクロンだが、最近その描写が良いのに驚いている。30 代の頃は見向きもしなかった、寧ろ嫌っていた画角が使い易いと感じるようになって来た。開放でしっかりとしたボケ味とそこに至る像が徐々に溶けていくような描写が、嫌いではなくなって来た。今だったら、ボディ 1 台、レンズ 1 本に首肯できる気分だ。引越し荷物の中に大量に眠っているレンズを 1 本また 1 本と使い込んでいく作業だけで、随分と時間が掛かるような気がするから、考えてみれば筆者の写真ライフは、ある意味安泰なのかもしれない。
(Leica-M, Summicron-M 50mm/f2, Capture One 7 PRO, PS CC)

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Comments

私は最近、銀塩でぶらりと撮影に出るなら、バルナックならIIIg+エルマー50F2.8、M型ならM2+ズミクロン35F2(8枚玉)だけでいいや・・・とか思ったりしています。
なんていいながら、銀塩ぜんぜん使ってないことに、遠い目になる今日この頃です。

Posted by: ム | Sunday, 31 August 2014 20:43

ムさん、コメント有り難うございます!

そもそもの出自が、ある程度の工業製品というのがカメラの決定的な欠点というか弱点です。結局、フィルムという工業製品を用いる或いはデジタルの恩恵を取るかしか選択の余地がありませんから。で、デジタルの欠点は技術が日進月歩という事、、、。それらをある程度追いかけないと、画像の保存を含めて難しい状態です。

アタシは、今後の方針を考えようかしら?

Posted by: 野本 巖 | Sunday, 31 August 2014 22:56

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