Kyoto Autumn 2015 (v) - 地蔵院から嵐電
浄住寺から地蔵院へ、来た道を戻る格好になる。竹の寺として有名な地蔵院は細川頼之公によって建立され一休禅師が修養した事でも有名である。また、細川ガラシャ夫人、元首相の細川護熙氏といった細川家縁(ゆかり)の寺である。うっそうと生えた竹林が周囲との違いを際立たせているが、こういうしつらえは天龍寺北門から連なる竹林と同じ効果があるようで、幻想的な風景となる。
地蔵院を辞し、バス停に戻って自動販売機の上で寛ぐ猫たちを撮ってから出発。渡月橋を嵐山方面に渡りきった所で中国系のカップルが新婚旅行のビデオ撮影の真っ最中。おそらく、撮影スタッフも中国から来たのではないかと思い思いしながら、嵐山で下車。
そろそろ観光客の方々が集まってくる時刻になり、嵐山のおみやげ店街が活気づく時刻。京都本格珈琲純喫茶という喫茶店で珈琲を飲んで、最近開店したらしい猫グッズのみ店を冷やかしながら少し歩く。この辺りは、先の桂川の増水で床上浸水した地域と記憶しているが、その影響は全く無く元気に営業している。元々活気がある街というのは復興も早いのだろうか?そんな事を考えながら駅に到着。
これは京福電鉄の嵐山線の駅。以前来た時と比べると駅の装飾が一層派手になっている。そもそも日本国内の観光地としてシーズンにはごった返していたところに、海外からの観光客も増えているのだろうからもう殆んど毎日がピークシーズンと言っても過言ではない状況なのだろう。この駅の紅葉の飾り付けが、最も紅葉していたのはご愛嬌である。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., G Vario 35-100mm/f4-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)
Comments
この時期にこれだけ紅葉していない・・・本当に暖冬なのですね(あまり自覚がないけど)
Posted by: ム | Friday, 04 December 2015 06:26
ムさん、コメント有難うございます。
京都は確かに暖かかったです。コートが要らないくらい。
息も白くならなかったし。
Posted by: 野本 巖 | Friday, 04 December 2015 09:23