香港 (iv)
一昨日の夕方、香港の友人である H 氏と飲もうということになって、ホテルのロビーで待ち合わせていたが、電話が入り太子 (prince Edward) 駅の出口 A で待ち合わせようということになったので、外に出た。日が殆ど暮れかけていてショウウィンドウや看板に灯が入っていたが、いつも感じていた香港の灯りとちがって、御覧の通りやや涼しい感じなのである。何故かと思ったが、理由はそう LED 照明が急速に広がったからなのだと気付いた。色温度的に白熱球よりも高い色温度を持つ LED 照明、勿論被せるカバーで変更は可能なのだがそんな無駄なことはしないという流儀かそのまま使ってやや白っぽいが蛍光灯とは違う光の感じが出来上がったのだろう。
尖沙咀駅から荃湾線に乗り、佐敦ー油麻地ー旺角と通過、次の駅が目当ての太子站である。地上出口で H 氏と合流。飲み始める前に腹に何か入れようと入ったのがこの麺の店。筆者は HK$31 の五香牛腩麺牛のハラ身が入った麺を注文。加えて HK$14 の大根の煮物を頼み H 氏と二人で食べた。H 氏によれば、ここ数年でこれらの食事の価格は 2 倍近く跳ね上がったそうで、確かに以前は HK$20 前後だったかなぁ?と朧げな記憶。味は薄めであるが、テーブルの真ん中に置いてある調味料で自分好みに仕上げるのだ。
腹にそれなりに入れたので、目的の Bar OAK へ、オーナーのセバスチアン氏は、マカオで数代続くポルトガル人の家系。一見、アジア系に見えるがポルトガル人らしく漢字は全く読めない。Suntory の知多という限定(?)のウィスキーの話をしたらネットで検索して熱心に調べていた。この付近は通称 Flower Street(花園街)と呼ばれる香港の花屋や植物関係の店が集まっている場所で、多くの生花、草木の鉢が並んでいた。OAK では、ベルギー・ビール(爽やかで美味かった!)でスタート、マッカラン、樽の香りが強い (peated-smoky) whisky、白州と飲みついでお開き。この後、尖沙咀に戻り、ホテルのバーで軽く飲んでお開きだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)
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