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Friday, 27 May 2016

香港 (iv)

_1010948一昨日の夕方、香港の友人である H 氏と飲もうということになって、ホテルのロビーで待ち合わせていたが、電話が入り太子 (prince Edward) 駅の出口 A で待ち合わせようということになったので、外に出た。日が殆ど暮れかけていてショウウィンドウや看板に灯が入っていたが、いつも感じていた香港の灯りとちがって、御覧の通りやや涼しい感じなのである。何故かと思ったが、理由はそう LED 照明が急速に広がったからなのだと気付いた。色温度的に白熱球よりも高い色温度を持つ LED 照明、勿論被せるカバーで変更は可能なのだがそんな無駄なことはしないという流儀かそのまま使ってやや白っぽいが蛍光灯とは違う光の感じが出来上がったのだろう。
_1010950_1010952尖沙咀駅から荃湾線に乗り、佐敦ー油麻地ー旺角と通過、次の駅が目当ての太子站である。地上出口で H 氏と合流。飲み始める前に腹に何か入れようと入ったのがこの麺の店。筆者は HK$31 の五香牛腩麺牛のハラ身が入った麺を注文。加えて HK$14 の大根の煮物を頼み H 氏と二人で食べた。H 氏によれば、ここ数年でこれらの食事の価格は 2 倍近く跳ね上がったそうで、確かに以前は HK$20 前後だったかなぁ?と朧げな記憶。味は薄めであるが、テーブルの真ん中に置いてある調味料で自分好みに仕上げるのだ。
_1010954腹にそれなりに入れたので、目的の Bar OAK へ、オーナーのセバスチアン氏は、マカオで数代続くポルトガル人の家系。一見、アジア系に見えるがポルトガル人らしく漢字は全く読めない。Suntory の知多という限定(?)のウィスキーの話をしたらネットで検索して熱心に調べていた。この付近は通称 Flower Street(花園街)と呼ばれる香港の花屋や植物関係の店が集まっている場所で、多くの生花、草木の鉢が並んでいた。OAK では、ベルギー・ビール(爽やかで美味かった!)でスタート、マッカラン、樽の香りが強い (peated-smoky) whisky、白州と飲みついでお開き。この後、尖沙咀に戻り、ホテルのバーで軽く飲んでお開きだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Thursday, 26 May 2016

香港 (iii)

_1010938_1010940本日午後帰国するのだが、このブログではもう少し香港シリーズが続く。スターフェリーが、九龍側の船着場に到着。下船するとなにやら賑やかな音が、、、彼らは、こうやって旅をしているのだろうか?大道芸が多い場所ではないが、人だかりができていた。Nathan Road 方面に向かって歩く。この広場は、数年前に再開発された場所でお決まりのブランド店が多く入っているのだが、前回見た時の荘厳なイメージから親しみやすい雰囲気になった。聞けば、中国本土からの観光客が減っているのだそうだ。
_1010939_1010942_1010943ぼんやりと道沿いに歩いていると何やら違和感が。正面にあんな建物在ったか?と言うことで、目を凝らしてみると新世界グループが持っていたホテルやオフィスビルがまるごと建て変わりつつあるのに気付いた。そうなると旧リージェント・ホテル(インターコンチネンタル・ホテル)は、、、どうなったのだろう?と思って調べたら営業はしているので、ホテル棟はいじっていないのかもしれない。Nathan Road に入ると、馴染んだ景色が見えるが右奥のビルが新築なので違った景色に見える加えてある違いに気づいたのだがそれは後日。Chungking Mansion(重慶大厦)も正面を塗り替えて立派に見えた。ホテルに戻る道すがら、ごちゃごちゃとした看板の奥に高層ビル群がひしめきあう。この九龍地区も啓徳空港の移転後の再開発がこの 20 年弱の間にどんどん進みもうひっちゃかめっちゃかになりつつあるが、旅人としてはその変化を楽しむのみである。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Wednesday, 25 May 2016

香港 (ii)

_1010928渋谷の開発を斜に構えて見ていた筆者としては、香港の開発も斜に構えたいのだが、やはり国として伸び盛り(一部には衰退論もあるが)なところだからもうどんどん開発(再開発も)が進んでいる。このセントラル側のスター・フェリー乗り場に IFC ビルから続く回廊の右側(西側)をどんどん埋め立てていたからビル群でも出来るのかと思ったら観覧車が登場していたのにはびっくりした。
_1010930_1010933_1尖沙咀行きのフェリーに揺られてぼんやりと眺めていても九龍側の再開発が眼に飛び込んでくる。そう言えば空港からの電車の車窓から見えた巨大な橋や道路、、、あれは、マカオの北の珠海市や中山市辺りに達するのだそうだ。正直、この勢いには圧倒された。
_1010937新旧を含めて良くも悪くも全てを飲み込んでいく、、、細部を詰めていくという日本人とは違うのだろうが、、、どちらが良いかということではなく、この反省なしに前に進めていくパワーが中国なんだと強烈に印象に残る。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Tuesday, 24 May 2016

香港 (i)

_1010915所要があり香港に来ている。前回は昨年の 3 月だったから、14 ヶ月ぶり。こんなに空いたのは何十年振りではないかと思う。今回は羽田から来たが、逗子から羽田まで京急線特急(直通)で、ほぼ 1 時間。チェックインしてイミグレを通ってラウンジに入って 1.5 時間。快適だったが、14 ヶ月の流れは筆者をして戸惑うというか自然な流れでイロイロ遣れていたのが出来なくなっていた。年を取った所為ではないと思いたいがそういう部分もあるのかもしれない。
_1010916_1010920中環から尖沙咀に戻る際、もう夕暮れ時になっていたが、やはり乗りたいと思って地下鉄ではなくスター・フェリーに乗った。気温 30 ℃ 湿度 71% は、堪えたがそれにもまして香港がまたまた変わっていたのが驚異的、、、であった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH, Capture One 9 PRO, PS CC)

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Tuesday, 17 May 2016

香炉

_1010911佐賀に居る従姉夫婦が、箱根に旅行に来たついでに拙宅を訪ねてくれた。5/15(日曜日)の事である。大船まで迎えに行き、北鎌倉で東慶寺の前を通り、それから鎌倉経由で由比ヶ浜、逗子海岸、森戸、葉山海岸、長者ヶ崎及び太陽の季節の碑(逗子海岸)、裕次郎灯台(森戸)をかすめ、葉山御用邸、湘南国際村を回って拙宅に到着。始動が早かったので、幸い渋滞とは無縁で、さらりとした訪問になった。その際に、先日の獅子とは違う絵付けの香炉を持ってきてくれた。この香炉も、筆者が生まれた時には実家に有ったと記憶している。無銘かつ知識のない筆者には調べようがない(九谷焼か?)が、兎も角、実家の思い出に繋がる品が来たのは嬉しいことだ。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Saturday, 14 May 2016

みの吉

_1010897みの吉の肝臓に起因する容体は一進一退、、、過日、またまた食欲を無くし急遽点滴に毎日通院。体重もどんどん落ちていたがまたまた復活。動物病院との縁は一生切れないのだろう。もう少し状態が安定しないと肝細胞診も出来ないとの事。それでも懸命に生きているし、少し回復すれば食欲も復活。寝たきりの状態から脱し、おなかが減ったと小声で吠える。眼の周囲の毛が白くなってしまった。それでも拙宅の大事な一員である。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Friday, 13 May 2016

みかわち焼

_1010906今は無き実家の整理をしていた 20 年ほど前、従姉の所に保管を頼んでいた獅子の置物を拙宅の和室のささやかな床の間に置いてはどうか?という事になり、その荷物が一昨日到着した。開けてみるとなんと木箱が残っており、古平戸焼と書いてある。ネットで調べると、豊臣秀吉の朝鮮の役以降に連れてこられた陶工達が 16 世紀末〜 17 世紀初頭に起こした現在の佐世保市内に存在していた窯で焼かれたものではないか?というところまで判明した。描いたものではない嵌合の眼、なめらかな肌を持つ白磁といった古平戸焼の獅子の特徴を持っているが、その流れを汲む三川内焼(みかわちやき)という窯が復興を遂げていることが分かり、そこの HP にも辿りつけた。早速、三川内陶磁器工業協同組合にメールを、、、鑑定依頼ではなく、現在のみかわち焼が入手可能かどうかの問い合わせである。餓鬼の頃、この置物をウルトラ怪獣のベムラーやジャンゴに見立てて遊んでいた記憶があるが、幸いな事に割れや欠けが全く無い、、、床の間に置くと、実家に在った時代を僅かであるが、思い出すことが出来た。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Thursday, 12 May 2016

きのこ

_1010899連休明け早々、風雨がすごい天気だったが、やっとこさ本日は快晴。この画像は、昨日の夕刻、雨が上がった辺りで撮ったものである。生えそろった芝生から顔を出したキノコ達。それだけの風景だが、何故か理屈抜きに癒やされる。今朝、起きてみるともう蹴散らされたように無くなってしまっていた。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Sunday, 08 May 2016

シウマイ弁当

_1010896夕べは家人が横浜(関内)まで出た折に買ってきた崎陽軒のシウマイ弁当を肴に発泡酒を飲むという夕食だった。葉山に越してきて、家飲みを解禁したが、慣れてしまうと帰宅のトラウマから解放され、頗る楽である。勿論、機会を見ては外飲みもやっているのだが、現状の居住圏では家飲みに軍配が上がる。さて、シウマイ弁当はもう語り尽くされた感がある定番中の定番だがその安定した味わいは未だに合成素材ではなく木材を使った弁当箱への拘りにもあるように頭が下がるような言わば作品である。しかも価格は数多の(駅)弁の中で、安い方に分類されるというのも驚異である。桜新町に住んでいた頃までは、年に 2 回の京都行きは、新横浜まで車で送ってもらっていたので、新横浜駅でこのシウマイ弁当を買うというのが決まりだった。が、南青山に越してからは、東京駅に出るので(売ってはいるが駅構内ではない)、他の弁当を買っていた。こちらに越してまたまた新横浜から、、、なのだが、今春は筆者の私的な理由で、オフ会には行けない、、、今秋は、是非行きたいと思っている。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Wednesday, 04 May 2016

晴天

_1010891夕べからの時折雨まじりの酷い風のお陰で靄がすっ飛んで素晴らしい天気になった。現在も風は強いが、久しぶりの富士山の登場。連休後半は穏やかかつ暑くなるとの事前の予報だったが、どうも穏やかとは言い難い天候である。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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