葉山 FRUTTO
夕べは、葉山一色にあるイタリアンのフルットさんにお邪魔した。自宅から山を降りて一色まで徒歩 20 分程度。葉山の山側殆んど唯一の繁華街(!?)であるこの辺り、決して混雑はせず落ち着いた雰囲気である。18:00 開店の少し前についたが、他のお客様が一組店の前で待っていらっしゃった。店内はテーブル席が 5 つほど、ご夫妻で切り盛りされている。この路面店舗のリストランテは、とても贅沢な感じがする。料理はおまかせで、一皿一皿をシェアする形式をお願いしていた。
一品目は、カツオのたたきカルパッチョフレッシュトマトソース、近所のパンの名店ブレドールのフォカッチャが添えられていた。飲ん兵衛の我々は、乾杯のビールの後直ぐに、白ワインフラスカティ・スペリオーレ・セッコ 2014 (Frascati Superiore Secco) バニラ香が漂う飲みやすいワイン。新鮮なカツオに僅かに酸味のきいたソースが食欲を煽ってくれる。静かにゆっくりと寛ぎながら食事をするのは何時以来だろうとか考え始めてしまった。
サラダ代わりのプロシュート・トマトサラダ、、、プロシュートに隠れて見えないが、下にはしっかりとトマト他のサラダがあり、プロシュートで巻くようにして食べるととても美味かった。事前予約しておいたラザニア、日によっては売り切れてしまうというので、予約の際に入れてくれとお願いした。これも美味。
白ワインが切れたので、ラザニアの前に注文した赤ワイン、バローネ・リカーゾリ キャンティ 2014 (Barone Ricasoli CHIANTI) 我々は、最低一人一本飲むので、全盛期の頃は別として、高いワインは無理である。が、これも飲みやすい良いワインだった。実は、この赤ワイン、途中で足りなくなって追加、、、あぁ、、飲ん兵衛集団。筆者は、ワインをつまみと一緒に飲むことは殆んど、いやまったくしないが食事と一緒であれば幾らでも飲む。つまみと一緒という飲み方の場合は、ビール、日本酒、ウィスキーが主である。また最近は、焼酎を飲まなくなってきている、あの鼻先で「プワ〜」と来る感じがキツイかな、、、などと思っている。
食べ物が続々と運ばれてくる。フィットチーネ・フレッシュポルチーニ茸と燻製パンチェッタのカルボナーラ。このカルボナーラは、西麻布界隈の「シャキーン」とした味の濃厚なものと違い、同じく濃厚だが優しい味付け、、、主張しすぎない感じの、、、だった。あの「シャキーン」系、あれはあれで好きだがこちらも捨て難い。
肉料理の牛ハラミ肉のタリアータ。牛肉だが、しつこくなく濃厚すぎずさっぱりとしていた。そして、お店から飲ん兵衛の我々に差し入れ、、、レーズンとチーズ。
最後に、家人は自分専用のプレートにデザートを盛り合わせて貰い、筆者は食後酒とジェラート。満足の一夜、、、帰宅はタクシーを呼んで貰ったのだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)
Comments
う~む、なんという豪華な食事! うらやましいです。
Posted by: ム | Sunday, 16 October 2016 23:35
ムさん、コメント有難うございます。
いえいえ、お手軽な価格で、助かりましたです。
優しい味でした。
Posted by: 野本 巖 | Monday, 17 October 2016 09:09