葉山町文化祭
昨日は、地元葉山町の文化祭初日。筆者が属している ZSJO(逗子スイングジャズ・オーケストラ)がオープニングセレモニーの一環として演奏することになり、初めて葉山町福祉文化会館の大ホールに入った。1989 年に竣工したこの建物はやや古さを感じさせる施設で町の財政が厳しい部分もあるのだろうが、特に機器の古さが残念だったが建物そのものはしっかりとした造りで、ホールの音響も優れている。音の跳ね返りが素晴らしくよく、吹いている奏者の音がどこかに飛んでいってしまうことがない。しかも温かみのあるしっとりとした音場だ。そう思っていたら、やはりこのホールでの CD 作成用音源の収録等が行われているらしい。またピアノもスタインウェイのフルコンサートが入っていて、正直びっくりした。出演者にしっかりと作られたパンフレット、紅白の落雁まで、、、これは悪い意味ではなく、古き佳き昭和の時代が息づいているのだろう。そう思ったら、今年で 50 回目の文化祭、、、これは、戦後すぐに生まれたあたりの世代、団塊世代も含まれるのだろうが、あの世代の特徴的な文化なのだ。筆者の亡くなった兄がまさにその辺りの世代だから、なんとも暖かく懐かしいものがこみ上げてきた。最近は、出演を希望する側が数万円のエントリーフィーを支払って演奏するという不思議なイベントが多いが、今回は逆に、と言うか筆者的には当たり前だが、金一封をバンドとして頂戴した。この辺り誠に奥ゆかしい。
演奏を終え、バンドの方々を BBQ にお誘いしてあったので、拙宅に移動。なんとか寒くない程度の曇り空で、BBQ 開始。他のバンドの後輩達も誘っていたので、合流して盛り上がること数時間。最後に、ZSJO の最高齢トロンボニストである S 氏の 85 歳の誕生日を祝うケーキ!に加え、コンミスの I さんの入籍報告等、おめでたいことまで重なり、和気藹々ととてもよい BBQ になった。気がついたら和室の障子が破れていた(筆者が自分で破いた、、、らしい)が、これはしっかり補修用の和紙シールを張っておくことに、、、。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)
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