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Sunday, 30 October 2016

葉山町文化祭

_1020413昨日は、地元葉山町の文化祭初日。筆者が属している ZSJO(逗子スイングジャズ・オーケストラ)がオープニングセレモニーの一環として演奏することになり、初めて葉山町福祉文化会館の大ホールに入った。1989 年に竣工したこの建物はやや古さを感じさせる施設で町の財政が厳しい部分もあるのだろうが、特に機器の古さが残念だったが建物そのものはしっかりとした造りで、ホールの音響も優れている。_1020414_1020417音の跳ね返りが素晴らしくよく、吹いている奏者の音がどこかに飛んでいってしまうことがない。しかも温かみのあるしっとりとした音場だ。そう思っていたら、やはりこのホールでの CD 作成用音源の収録等が行われているらしい。またピアノもスタインウェイのフルコンサートが入っていて、正直びっくりした。出演者にしっかりと作られたパンフレット、紅白の落雁まで、、、これは悪い意味ではなく、古き佳き昭和の時代が息づいているのだろう。そう思ったら、今年で 50 回目の文化祭、、、これは、戦後すぐに生まれたあたりの世代、団塊世代も含まれるのだろうが、あの世代の特徴的な文化なのだ。筆者の亡くなった兄がまさにその辺りの世代だから、なんとも暖かく懐かしいものがこみ上げてきた。最近は、出演を希望する側が数万円のエントリーフィーを支払って演奏するという不思議なイベントが多いが、今回は逆に、と言うか筆者的には当たり前だが、金一封をバンドとして頂戴した。この辺り誠に奥ゆかしい。
_1020422演奏を終え、バンドの方々を BBQ にお誘いしてあったので、拙宅に移動。なんとか寒くない程度の曇り空で、BBQ 開始。他のバンドの後輩達も誘っていたので、合流して盛り上がること数時間。最後に、ZSJO の最高齢トロンボニストである S 氏の 85 歳の誕生日を祝うケーキ!に加え、コンミスの I さんの入籍報告等、おめでたいことまで重なり、和気藹々ととてもよい BBQ になった。気がついたら和室の障子が破れていた(筆者が自分で破いた、、、らしい)が、これはしっかり補修用の和紙シールを張っておくことに、、、。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Friday, 28 October 2016

赤坂

_1020409筆者の仕事人生の中で、かなりの部分を占めるのが赤坂なのだが、あまり印象が残っていない。バブル期の赤坂及びその周辺の料亭回り、オフィスも厳密には千代田区だが、平河町、永田町、紀尾井町と移っている、思い当たるのはあまりに忙し過ぎて、「赤坂の夜」や「憩いの赤坂」等は全く知らずひたすら自宅とオフィスを往復していたのだろうということ。RLFC やこのブログそしてラッパ関係を復活するまでは、かなりの仕事人間だったのだろうと、他人事のように思っている。従って筆者の場合、赤坂のイメージは仕事というフィルターを一枚通しての印象になってしまう、、、残念なようなそれで良いような。考えてみれば、当時は遊びに行きたくてもそんな金もなかったなぁ、、、と得心してしまった。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Tuesday, 25 October 2016

崎陽軒 シウマイまん

_1020405横浜駅のコンコースで、崎陽軒さんの弁当を買う際に、気になっていたがなかなか買えなかったこの不思議なブツをやっと買えた。ふむふむシウマイまんとな、、、。シウマイの餡を小さな肉まんの皮に入れたもの、、、なんとなく想像できるが、そもそもシウマイの餡と肉まんの餡の違いは、、、いやいや食べてみれば分かる、、、ハズ、、、である。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Saturday, 22 October 2016

ヒョウモンチョウ(族)

_1020403今頃は、シジミ(蝶)を多く見掛けるが、今日はヒョウモンチョウ、、、厳密に、これが何かは分からないが、、、族としておこうか? 一時間近く拙宅のテラスのベンチに止まっていた。カメラを持ち出して数枚撮ると、パタパタとどこかへ飛んでいってしまった。彼(彼女?)は、撮ってもらうのを待っていたみたいだった。もうあまり長くはない命と知っていたからせめて画像をこの世に、、、しっかり写っていたので思わず胸をなでおろしたのだった。(DMC-GM5, G Vario 35-100mm/f4-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Wednesday, 19 October 2016

銀座

_1020382夕べは有楽町へ。その後、外堀通りを少し歩く。画像を残そうとは思っていなかったが、プランタンのビル側面に「さよなら 32 年間ありがとうございました!」の文字を見つけ、これは撮っておかねばと撮影開始。旧ダイエーの肝いりで仏の百貨店プランタンと提携したプランタン銀座、1984 年その名の通り春に開業。男性よりも寧ろ「銀座」の「比較的若い」「女性」にターゲットを絞った商品展開を行い、営業不振時には女性社長が登場して業績回復といった話題も提供した百貨店だったと記憶している。後年、パリに行った際、Boulevard Haussmann に存するプランタン(Au Printemps) を見て、何やら感動したのを覚えている。ダイエー傘下から外れた後も営業を続けてきたのだが、昨今の百貨店離れそして銀座の客層の変化に伴い閉店すると云うことだ。
_1020383なんとなく寂しい感じがしてとぼとぼ数寄屋橋交差点に向かって歩く。学生時代を含めて銀座には特別な「思い」がある。筆者が社会人として最初に勤めた場所も銀座だったから余計にそう思うのかもしれないし、多くのカメラ店を巡りライカ他のカメラを求めたのも銀座が多かった。オフ会も食事をしたり飲んだり遊んだり、、、六本木とは違う意味でお世話になった街という印象が強い。
_1020385_1020386数寄屋橋交差点、東急さんの新たなビルと取り壊しが決定している旧ソニービル。対比してどうのこうのと言うつもりは無いが、最初のソニービルの印象は、筆者が小学校 3 年生のときに初めて東京を訪れて、あの音の出る階段を昇り降りしたときの驚きと同時に「東京って凄いところだ!」と思った田舎者丸出しの、、、恐らく筆者の東京愛(!)は、あの辺りにルーツがあるのだろうと確認しながら、ふと思い立って知り合いの店で少し飲もうと思って、並木通りへ、、、この辺りももう思い出の山だらけではある。
_1020389ちょちょいとタクシー飛ばして、、、というワケには行かない所へ引っ越してしまったので、適当に切り上げて新橋駅へ地下に降りてかろうじて横須賀線逗子行きの最終に乗れた。自宅に付いた時には、もう日付が変わっていたのだった。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Tuesday, 18 October 2016

_1020379またぞろ雨が降ったりしているが、秋が深まってきた。今年は、夏 → 晩夏 → 初秋 → 秋 の晩夏と初秋を飛び越してしまったような気候だった。それでも、すすきは黄金色になって青空を背景にキラキラと輝いている。晩秋そして冬へと向かう時の流れが、それぞれの風景を纏いながら移り変わっていく、、、などと深くは考えずに、目の前の美しい景色を撮っていきたい。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Monday, 17 October 2016

懐かしい風景

_1020363葉山町役場に曲がる交差点の細い道を葉山大道(はやまおおみち)に接続する県道 27 号を目指して歩く途中にある理髪店。通りがかった時には、お客さんの姿はなかったが、こうやって営業されているということは、ご贔屓のお客さんがいらっしゃるのだろう。もう記憶のしかもかなり遠くに消えてしまった理髪店とお客の会話が聞こえてくるようだ。筆者も中学校までは、地元佐賀の理髪店「松尾」さんにお世話になっていた。葉山に来て、何か自分の原風景と対峙させられるそんな事が多いのだが、それが生温かく嫌な感じがしないのは、気持ちが求めているのであろうか?それともそう遠くない将来、また都心に戻って頑張るための束の間の休息なのだろうか?そんな事は、誰にもわからないから今を大事に生きてみようか?
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Sunday, 16 October 2016

葉山 FRUTTO

_1020378_1020365夕べは、葉山一色にあるイタリアンのフルットさんにお邪魔した。自宅から山を降りて一色まで徒歩 20 分程度。葉山の山側殆んど唯一の繁華街(!?)であるこの辺り、決して混雑はせず落ち着いた雰囲気である。18:00 開店の少し前についたが、他のお客様が一組店の前で待っていらっしゃった。店内はテーブル席が 5 つほど、ご夫妻で切り盛りされている。この路面店舗のリストランテは、とても贅沢な感じがする。料理はおまかせで、一皿一皿をシェアする形式をお願いしていた。
_1020366_1020367_1020368一品目は、カツオのたたきカルパッチョフレッシュトマトソース、近所のパンの名店ブレドールのフォカッチャが添えられていた。飲ん兵衛の我々は、乾杯のビールの後直ぐに、白ワインフラスカティ・スペリオーレ・セッコ 2014 (Frascati Superiore Secco) バニラ香が漂う飲みやすいワイン。新鮮なカツオに僅かに酸味のきいたソースが食欲を煽ってくれる。静かにゆっくりと寛ぎながら食事をするのは何時以来だろうとか考え始めてしまった。
_1020369_1020370サラダ代わりのプロシュート・トマトサラダ、、、プロシュートに隠れて見えないが、下にはしっかりとトマト他のサラダがあり、プロシュートで巻くようにして食べるととても美味かった。事前予約しておいたラザニア、日によっては売り切れてしまうというので、予約の際に入れてくれとお願いした。これも美味。
_1020371白ワインが切れたので、ラザニアの前に注文した赤ワイン、バローネ・リカーゾリ キャンティ 2014 (Barone Ricasoli CHIANTI) 我々は、最低一人一本飲むので、全盛期の頃は別として、高いワインは無理である。が、これも飲みやすい良いワインだった。実は、この赤ワイン、途中で足りなくなって追加、、、あぁ、、飲ん兵衛集団。筆者は、ワインをつまみと一緒に飲むことは殆んど、いやまったくしないが食事と一緒であれば幾らでも飲む。つまみと一緒という飲み方の場合は、ビール、日本酒、ウィスキーが主である。また最近は、焼酎を飲まなくなってきている、あの鼻先で「プワ〜」と来る感じがキツイかな、、、などと思っている。
_1020372_1020373_1020375_1020376食べ物が続々と運ばれてくる。フィットチーネ・フレッシュポルチーニ茸と燻製パンチェッタのカルボナーラ。このカルボナーラは、西麻布界隈の「シャキーン」とした味の濃厚なものと違い、同じく濃厚だが優しい味付け、、、主張しすぎない感じの、、、だった。あの「シャキーン」系、あれはあれで好きだがこちらも捨て難い。
肉料理の牛ハラミ肉のタリアータ。牛肉だが、しつこくなく濃厚すぎずさっぱりとしていた。そして、お店から飲ん兵衛の我々に差し入れ、、、レーズンとチーズ。
_1020377最後に、家人は自分専用のプレートにデザートを盛り合わせて貰い、筆者は食後酒とジェラート。満足の一夜、、、帰宅はタクシーを呼んで貰ったのだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Friday, 14 October 2016

葉山ー町役場付近(夜)

_1020301_1020302帰り道、葉山小学校でバスを降りると直ぐにある交差点。正確には十字路でない四叉路。一昨年引っ越した当初、この町はなんて暗いんだと思った。真っ暗、その言葉がピッタリの絶望的な暗さ、深淵を見るような、奈落の底を覗き込むような、、、ところが慣れてくると、明るさは十分で、人があまり居ない、、、その寂寥感が暗く感じていたのかもしれないと思い始めた。
逆に、都心のあの昼間の如き明るさは一体何だったんだろう?と思い始めた。
葉山町消防署は、この町に不釣り合いなほど立派な建物に充実の機材。写っていないが、救急車もバリっと揃っている。もしかすると、この界隈では最もモダンな建物かもしれない。そんな事を考えながら、いつも帰宅している。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Wednesday, 12 October 2016

逗子駅 - 葉山町福祉文化会館 (海岸回り)バス 逗 11

_1020296 JR 逗子駅東口側に降りると幾つかのバス停があるが、そのうちの一つから出ている「逗11」系統のバス。逗子駅から葉山方面に行くバスは大きく分けると 2 系統あり海岸回りか、山側回りである。海岸回りは県道 24 号線、田越橋のところで右折して海岸方面に行き渚橋で県道 207 号線に接続するルート、山側回りは、そのまま直進して県道 311 号線を南下し、長柄の交差点で国道 134 号線に接続するルートである。海岸回りルートと山側回りルートは、御用邸のところで一緒になる(最終のバス停は葉山町文化福祉会館で、御用邸のところで接続があるワケではない。敢えて一周したければ、葉山町文化会館で、逗 11 と 逗 1 が接続している)のだが、のんびりと景色を眺めるのであれば海岸回りルートが良い。画像の通り、海が見えるし、葉山マリーナや森戸海岸、森戸神社の直ぐ近くにバス停があるので、散策にも便利である。が、いかんせん道幅が途中まで狭いので、すんなり行きたければ山側ルートがお勧めである。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Monday, 10 October 2016

思い出の味

_10202852005 年に雲南省元陽の招待所(ホテル)に泊まった際に、その招待所のレストランで出た鳥料理が素晴らしく、薬味として出た、塩(+辛味+山椒)を分けて貰って幾星霜、、、もう殆ど無くなってしまったのだが未だにしっかり辛く、その風味が生きているのがもうビックリで、、、紹介した次第。
いずれ、香港あたりでなんとか調達できないか考えている。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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Friday, 07 October 2016

六本木

_1020280夕べは、先月の終わりごろに一旦設定したのだが天候が悪く中止した先輩方との「飲み会」、涼しくなって過ごし易くなった六本木ヒルズの居酒屋さんで仕切り直しだった。予定より 30 分以上早く着いてしまったので、夕暮れから日没辺りの景色を撮影。六本木ヒルズは、テナントとして開業当時 IT 系の会社が多く入っていたが、IT バブル崩壊で、投資銀行を始めとした金融関係(ファンド等)が多くなったが最近はまた IT 系が増えてきたとか。夜の森タワーの周辺に居るのは観光客だろうか?中国語他各国の言葉が飛び交っていた。
_1020282先日は、もう少し明るい状況での撮影だったが、今回はもう日が暮れそうであった、、、季節の移り変わりのせいである。仕事上の先達の方々から色々なお話を伺ってビール、ウーロンハイがジャンジャン進み、すっかり酔いが回ってしまった。仕事を再開してほぼ 3 ヶ月、それ以前は、南青山時代から何か外圧に負け、言わば意気消沈してどんどん凹んで行くような感覚だったのが、ここに来て、それら外圧と均衡を保てる内圧が上がって来たような気がする。正直、港区の雰囲気がキツかったのが跳ね返せるようになってきたと言えば良いのだろうか?
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 9 PRO, PS CC)

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