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Tuesday, 28 February 2017

帰省 xv

_1020839_1020841県庁を通り過ぎ西側に出て、宿泊したホテルの前の道を進んだ所。佐賀の堀周りの風景である。ガランとした印象は、冬のせいだろうか?今回の帰省は、墓参りと無沙汰していた親戚及び親戚筋と会うためだったが、後になって気づいたが、故郷佐賀の今を知っておきたかったのだと思う。それはかつて住んでいた時代を偲び、懐かしい商店街で懐かしいものを食べ、変わること、変わってしまったことを容認するそんな静かな思いがあったのだろうと思う。
_1020843_1020844_2
佐賀城址の復元工事が進んでいる。この鯱の門は、昔から変わらないが、ハート型の蔦は最近のものだろう。親戚筋のある場所の前の景色。なかなか綺麗だった。そうそう、空が広く、雲の表情が刻々と変化する様は圧巻だった。明日からもう 3 月だ。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Monday, 27 February 2017

帰省 xiv

_1020832_1020833佐賀県庁の東側には、リコー三愛グループの創設者である市村清氏が寄贈した体育館や県立図書館が並ぶが、それらの建物に彩りを添えているのが、樹齢 300 〜 400 年クラスの楠の木である。防虫剤の樟脳の原材料でもある楠の木だが、独特の香りを放つ。その香りは筆者の嗅覚の原風景だ。また現在住んでいる葉山の住宅地周辺にも植えてあるのだが、そちらの香りはまだ嗅いだことがない。右の画像が、その体育館だが、確か小学校 2 年生の時に、体育館を訪ね、その天井の水銀灯(当時)の数が 220 個と聞いた覚えがある。時として、不思議に忘れない数字等があるものだ。
_1020837こちらが、県の図書館。中 3 で、県外の高校の受験を決めた際に、放課後この図書館に寄って閉館まで勉強していたのを思い出す。ここでの勉強は館内が静かで集中できたせいか無事に合格し、それから筆者の人生は関東地区に移るのである。
_1020835_1020838両方共楠の木である。この大木の周りで遊んだ時代が懐かしい。大きさはあまり変わっていない、、、昔も今も巨木である。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Sunday, 26 February 2017

帰省 xiii

_1020829_1020830国道 264 号線(国道 34 号線)を西に向かうと、佐嘉神社角の交差点に至る。画像の交番は以前から同じ場所にあるが、やや奥まって見えるのは、周囲の木々が生育したからであろう。この交番には道で拾った 30 円とかまあ色々持ち込んだりしたものだ。その手前の横断歩道、そう小学校 2 年生だったと思うが、そこで反対側からロータリーを回り込んで右折してきたトヨタのハイエースと正面衝突。コロンと転がって、周囲の大人が集まる中、ケロリと何事もなく立ち上がってスタスタ帰ってきたのは何を隠そう筆者であった。何がどう幸いしたのかは分からないが、事実である。起き上がった時の周りの人々の驚いた顔を今でも覚えている。_1020831そのまま西に向かう。この通りにも数件の商店があって、かつて通った模型店があり、その先には友人の T 原君の父君が営まれていた写真屋さんがあった。その模型店の前のバス停から、市営バスに乗りそれ程遠くない所に良く行ったものだった。嘉瀬川、扇町、、、友人宅だったり、遊びだったり、、、ボーリングだったり。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Saturday, 25 February 2017

帰省 xii

_1020826_1020827ぎょうざ屋さんからマーケットの反対側の出口に出る。そうそう、竹下のブラックモンブランは全国区だが佐賀の名物である。寂れた商店街の姿は、郷里佐賀がもうリカバリー不能なくらいの街という印象を与えてしまったかもしれないが、確かにかつての商店街(元町商店街、白山銀座、白山名店街、呉服町名店街)は、いずれも解散或いは自己破産してしまったが、それ以外は元気なのである。郊外には大型の商業施設が有り、駅周辺はそれなりに賑わっている。つまりこの旧商店街の部分「のみ」、復活できるのかそれとも他の形での再開発が出来るのか、出来ないのか、、、というのである。そのまま西に向かい片田江(かたたえ)交差点を目指す。こちらの商店街は寿通り商店街がある。画像中央は片田江バス停とその後ろのバス待ち客相手の売店だった建物。
_1020828そしてこれが片田江の交差点。画面奥の方に進むと、筆者が通ったプロテスタント系のルーテル協会に付属した幼稚園(佐賀幼稚園)や大隈重信翁の生家がある。これからこの交差点を右に曲がり、また佐嘉神社付近を経て、県庁付近に向かうことにする。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Friday, 24 February 2017

帰省 xi

_1020817まぁ、今回の帰省シリーズの長く続くこと、、、何せ、筆者の 45 年余りの思いが全部詰まっているものだから、ご覧の方々、お許し下さい。さて、昼近くなって小腹が空いてきたので、踵を返して実家の辺りまで戻る。実家から数十メートルのこの中央マーケット、隣の空き地は駐車場だが元は、開花園さんという北京料理の立派な中華料理店が有った。この撮影後期でも以前書いたが、亡父母とは、とても仲の良い北海道出身のご夫婦の N 渕さんが経営されていたところである。出前も扱っておられて餃子、皿うどん、ちゃんぽん、、、随分お世話になった。また、飴芋(大学芋)、鶏の天ぷら、、、今でも思い出すとヨダレが出る。さて、中央マーケットはその名の通り、小さな青果店、精肉店、魚屋、菓子屋、乾物屋、食品店他が多数入っていたマーケットだったが、時代の流れか、かなり店舗数が減っていた。かつては入り口(画像)の右側に、ムツゴロウや有明海の海鮮を売る店があり、左側は野菜屋さん、その奥は下村青果店、本告(もとおり)鮮魚店、いろは精肉店、おはぎや串団子が美味かった江頭(?)さん、、、等々、亡母がほぼ毎日のように買い出しに行っていた。
_1020818_1020820御覧の通り、店舗がまばらとなり真っ暗なマーケットの奥に、忽然と現れるぎょうざ屋さん。中で、ご婦人が作っておられたので、ドアを開けようとすると鍵がかかっていた。ご婦人が、開けてくださって怪訝な表情だったが「食べられますか?」と聞くと店内へ、、、で、店内の様子。2m x 2m 位の狭さである。
_1020822これがそのぎょうざ。10 個で 450 円。かつては焼きぎょうざのみだったのだが、今は水ぎょうざもあるようだ。皮は厚めでモチモチ。具は普通だが、ニンニクも強くなく刺激的でもなく大人しいが、それがモチモチの皮とあいまって優しい味。酢醤油で食べるのが基本。筆者的にはラー油もご法度である。このお店と姉妹店なのか縁戚関係なのかはわからないが、このマーケットの更に奥にももう一軒同じぎょうざの店があり、そちらは同じく佐賀の大和町(やまとまち)にも関係店があるようだ。
_1020824これが同じ中央マーケット内にあるもう一軒のぎょうざ屋さん。かつては、筆者が入った方の店に似た感じで、こんなに華やかでは無かった。また、手前はお菓子屋さんが有り、店舗の面積ももっと狭かったのである。こちらでもぎょうざを食べたかったが流石にお腹いっぱいで無理、、、かつての記憶をたどれば、どちらのお店も基本同じ味だったと思う。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Thursday, 23 February 2017

帰省 x

_1020807_1020808商店街のハズレにあって小学校の低学年頃まで足繁く通った駄菓子屋さんの「なかしま」さんの跡を訪ねる。筆者の家からゆっくりしたペースで徒歩十分、佐賀市呉服元町の一角、愛宕神社の隣にあったのだが、御覧の通り駐車場になっていた。そして夕暮れ時、遊んだ愛宕神社は何故かこんなに荒れていた。どういう理由で、門灯他が倒れたのかは分からないが、兎も角お参りして、お賽銭を、、、復旧を祈る意味を込めて少し多めに、、、、献上したのだった。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Wednesday, 22 February 2017

帰省 ix

_1020802_1020803斜向い、よしつねさんは、お菓子屋さんだった。個別包装になる以前のガラス瓶やガラスケースから量り売りをして貰う栗ボーロや、すずめの玉子という豆菓子。それ以外にもグリコ等の菓子類。角にはタバコ売りコーナーも有って。ここのおぢさんが、夏の暑い日には井戸から汲んだ水をバケツで前の道路の交差点目掛けて何杯も撒いておられたのが懐かしい。右の画像は、反対角の喫茶店みつばちさん、その隣が筆者の友人 K 君の実家、かつてはお風呂屋を経営されていたが、止めて駐車場に、、、今はマンションになっている。その隣は画像での確認は難しいが、魚屋さん、、、島内鮮魚店さんである。で、その島内鮮魚店さんのすぐ向こうから先に触れたアーケードが始まっていた。
_1020804これは、よしつねさんの向かいの魚町薬局さんと辻金雅堂(宝飾店)さん。いずれのお店も歴史は古かったが、薬屋さんの方は無くなってしまったみたいだ。この辺り、、、やはり筆者の原風景である。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Tuesday, 21 February 2017

帰省 viii

_1020797_1020801左の画像、中央の高いマンションが建っているところがかつて筆者の実家があった場所だ。この通りは誰が名付けたか近年エンジェル・ストリートと呼ぶらしいのだが、筆者には、帰京する度に家の前でさよならと手を振る母の面影が全てである。1997 年に拙宅に引き取った母は、1998 年に東京で亡くなった。
_1020799_1020800前の商店。正面はかつて乾物屋さんがあり、その右隣が佐賀銀行、左隣に S 君のお父上が営む茅葺屋根の畳屋さん、その左が来来軒というラーメン店、その隣が満州屋という餃子店。吉岡歯科があって、角の魚町薬局(かつての住居表示が東魚町だった)さん、、、その間に割烹があったような、、、これらの記憶を辿るのは、感慨というより寧ろ、忘却の彼方にある微かな記憶を定着しようとする作業。筆者が画像を撮るのは実はそれらの曖昧な記憶を定着しようという作業の一環なのかもしれない。そうなると、初めて見た景色を撮ってもそうかというと、、、そうなのだろうと思う、、、と意味不明。元の自宅の前の道(エンジェル・ストリート)から西を臨む。もう午前 11:00 頃なのだが、、、否、これが佐賀スタンダードなのだろう。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Monday, 20 February 2017

帰省 vii

_1020794_1020795この堀は、覚えているが、こういう見え方をする堀だったことが記憶から落ちている。但し、今も昔も欄干のない石橋だったのは明らかだ。川と呼ぶより水路或いはクリークと呼ぶ方が適切だが、なかなか良い眺めである。この石橋を越えた先(北側)からかつてのアーケードの庇が存在した。1962 年に雨が降っても買い物客が困らないようにと設置されたアーケードであったが、商店街組合(商店振興会)の資金繰りの破綻等の影響もあり、補修が適切に行われないことから安全性に疑問が呈され、2009 年に佐賀市によって撤去された。右の画像は、かつての佐賀銀行松原支店の建物である。
_1020796この画像の左側の 2 軒、左側がかつての同級生 K さんの所で、右側が若い頃、亡父が世話になった方の店である。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Sunday, 19 February 2017

帰省 vi

_1020793_1020791_2左の画像の建物は、有田焼の窯元である深川製磁の佐賀支店(本店?)。この建物は昔から変わっていない。建物の右側の小路を進んだ右側にかつて「ロンド」というジャズ喫茶があり、1976 年頃にそこであったライブで、唐津出身の山口真文氏のテナー(サックス)を聞いた覚えがある。尚、同氏は筆者が学生時代所属していたビッグバンドの先輩にあたる。右の画像は、反対側の小路であるが、少し入った先は映画館街で、松原神社を挟んで南東方面(片田江交差点に向かう)の少し離れた所(と言っても数百 m)に大映があった以外は、この小路の右側に東宝、左側に松竹、突き当りを左に曲がれば東映、右に曲がれば日活と 100 m四方に全ての映画館が集まるという稀有な場所だった。小学校 1 年生の夏休み、朝早くから 1 回だけ上映される怪獣物の映画(ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラあたり)を 30 円の切符を持って友人 F, K 他と見に行った記憶がある。
_1020792前出の右側の写真の左角の店。遠い記憶だが、1〜2 回入ってかき氷(だったか?)を食べたと思う。そうそう同級生の O さんのデート現場、、、もう遠い昔のことである。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Saturday, 18 February 2017

帰省 v

_1020788松原神社(日峯さん)を北東の角から撮影したもの。筆者的にはこのアングルが一番見覚えのある、、、つまり、、、通学していた時の定番アングルである。さて、これからかつて佐賀県内で最も栄えた(であろう)商店街のあった所へと進む。バブル崩壊以前(1990 年代初頭)は、佐賀市内で殆んど唯一の大商店街で、近隣はもとより市内の至る所、時には県外からも人を集めていた商店街である。寿通り商店街(松原4丁目)、白山(しらやま)商店街、呉服町商店街いずれの振興会も既に解散しているが、戦後から約 60 年の長きに渡り、商店街としての機能を果たして来た事実は変わらない。
_1020786_1020787松原神社の石橋を渡った所、この空き地にはかつて父が経営していた月世界という遊技場があった。そしてその北側、ずらりと並ぶ店舗。いずれもシャッターが降りている。かつて、手前の方には更科さんという蕎麦屋さんがあった。ざる蕎麦 3 枚とか食した事を思い出す。
_1020789_1020790左の画像の手前の花屋さんは筆者が中学校の頃は「金ちゃんうどん」だったところだと思う。右の画像の手前の店はかつての積文館という本屋、現在は他の場所に移転している。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Thursday, 16 February 2017

帰省 iv

_1020780_1020783県庁前の堀端を走る国道 264 号(旧国道 34 号)、子供の頃は「貫通道路」と呼んでいたが、昭和 10 年に完成したらしい。城下町では、敵に一気に攻め入られないように一本道にはせず、わざと曲がり角を付けたりしているのだが、車社会になりその不便さがクローズアップされ、貫通する道路になったという背景のようだ。その国道を渡ると佐賀中央郵便局がある。小学生の頃、記念切手を買うために早朝から並んだ覚えがあるが、あの頃と建物は同じだ。この郵便局の西側(左隣)に商工会議所のビルがあったのだが取り壊されていて、聞けば NHK 佐賀放送局が佐賀城址傍から移転してくるのだそうだ。商工会議所のビルの思い出は殆ど無いが、地下にあった物産販売所でブタの貯金箱を買った記憶がある。更に歩道を東に歩くと佐賀藩 10 代藩主鍋島直正、11 代藩主直大を祀る佐嘉神社がある。近隣の初詣といえば、この佐嘉神社と隣接する藩祖鍋島直茂とその先祖を祀っている松原神社(日峯さん)で決まりであった。筆者もかつては、色々とお願いに来ていたりした。
_1020784_1020785こちらは境内と松原神社。厳密に佐嘉神社と松原神社の境界を意識したことはなく、どちらかに入ればいつの間にか違う方に出る、、、そんな感じで、暮らしていた。幼稚園、小学校、中学校を通じて足繁く通った場所であり、筆者にとっては原風景なのである。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Wednesday, 15 February 2017

帰省 iii

_1020774_2_1020775墓参りを終え、佐賀牛も食ったので所期の目的を達したと言えばそうなのだが、父と母が世話になった親戚筋がもう一組あって、この日は午前中散策である。実は、ここ二十数年の帰省では、ゆっくり出来た例がなく、佐賀の中心部をゆっくり歩くことさえして来なかったのだった。宿泊したホテルからの眺め。西を見ているが、北側の冠雪した山は天山である。ホテルを出て、堀端の方に歩こうかと思ったが、更にかつての中心街(!?)に行ってみようと思い歩き始めた。工事の看板を取ってみた。九州・関西ではしまう事を「なおす」というが、この看板のなおすは文字通り、修繕するという意味だろうが、少し新鮮。
_1020777_1020778国道 34 号線に出て歩く。白いカーテンの店が斬新、、、フラワーアレンジメントを請け負っているらしい。が、閉まっていた。更に人が猛烈に少ないと言うか居ない。日曜日の午前中という事を差し引いてもすくな過ぎる。あっという間に県庁の建物が見えてきた。
'DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Tuesday, 14 February 2017

帰省 ii

_1020763_1020768墓参り後、宿泊先のホテルにチェックインして、そのまま従姉宅へ。筆者の実家は残念だが既に無く、郷里に帰っても宿泊先はホテル。世の無常を慨嘆していても始まらないので、従姉宅で暫く昔話に花が咲く。食事に行くことになって、なんでも銀座にも支店がある季楽(きら)という佐賀牛のステーキの店に連れて行ってもらった。シェフが焼いてくれる鉄板焼きのフルコースだったがブログ的には画像はこの焼く前の佐賀牛(手前フィレ、奥ロース)とデザート程度に。怖ろしく上等なのは分かったが、これは肉ではなく、和牛なのだ、、、と言った海外の友人の言葉を思い出していたりした。内容は少し違うが、佐賀で食するコースと銀座のそれとでは場所代の違いか、、、価格が大層違うようである。兎も角、従姉夫婦に感謝であった。
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Monday, 13 February 2017

帰省 i

_1020750一体、何年振りになるのだろう?十年振りか?そんな感じの郷里佐賀への帰省である。昨年から仕事を再開し、色々と期する部分もあるので、自分に気合を入れる意味で墓参の為、帰省することにした。マイリッジプログラムで 8,200 マイル程が無効になってしまうからとか、そーいう不順な動機ではないが、、、コホン、、、。JL 313 便 10:05 羽田発福岡空港行き Boeing 777-200 に乗って、ひとっ飛びで福岡空港に到着。
_1020751_1020753生憎の雪の影響で、バス便が全てストップしていたので、地下鉄に乗って博多下車。12:55 発の特急かもめ 23 号に乗り、鳥栖、新鳥栖を経て佐賀へ。駅に、従姉夫婦が迎えに来てくれてその足で墓場へ、、、いや墓参へ GO である。佐賀市の南側、佐賀空港の近くにある浄安寺という浄土真宗(西)本願寺派の寺に両親と兄が眠る。父の代は随分と寄進をしていたが、筆者は次男故、九分九厘他に墓を構えるだろうから関係がないと言えばそれまでだが、不肖の息子故、せめてもの罪滅ぼしに、、、(つづく)
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Thursday, 09 February 2017

葉山マリーナ

_1020742今週末、墓参りに帰省するのだがその際の手土産を買いに葉山マリーナに行ってみた。京急さんが運営する葉山マリーナだが、のんびりしていて佳き時代を思い出させてくれるような佇まい。幾つかのレストランが有り、ショップが有り、美容院が有り、、、クラブハウスとして必要十分な施設が入っている。イマドキの施設であれば、ヨットハーバーを眺めるレストランやカフェを備えて、豪華な施設にするのだろうが、ここはそれとは違うコンセプトなのだろう。クッキーの泉屋さんが葉山マリーナ限定で作ったクッキーの盛り合わせと帽子を土産にすることにしたのだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Wednesday, 08 February 2017

赤坂見附

_1020739_1020740仕事の関係で朝から赤坂見附。空はあくまでも青く、気温はぐんぐん上昇して汗ばむほどの陽気。赤坂見附はあくまでも経由地だが、かつての職場も近く、また歓楽街にも料亭の全盛期にも大いにお世話になった。六本木と並んでかれこれ 40 年超えである。赤坂プリンスの跡地の立派なビルは素晴らしいが、かつてのビルのほうが個性はあったと思う。このビルだと、ミッドタウンだとか大崎のビル群とどう違うかというと、筆者には即答が出来ない。赤坂田町通りから見えるニューオータニの新館は、馴染んでいるが以前にも書いたが、こちらのほうがずっと古いのである。
_1020741時間があったので、田町通りを北上し、名代富士そばさんに入る。この店は、ずいぶん長いことここにあるが、入ったのは初めていや 2 回目か?かつ丼 490 円也。肉厚もあってとても美味い!三元豚を使った上かつ丼 850 円もあったが、いやいやこの 490 円が価値があると、、、。やはり東京は奥深い。久し振りに田舎から出てくると驚き満載である。この画像は富士そばさんの店内から向かいの俺の、、、(以前は、サブウェイだったところ)を撮った。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Sunday, 05 February 2017

横浜西口

_1020737横浜東口側は、現在の顧問先の関係でほぼ毎日使っているが、、、使っている=通っているであって、知悉している或いは裏の裏まで頭に入っているかというと決してそうではない、、、西口と言えば、繁華街の方だが全く知らない。せいぜい、シェラトン・ホテルの開業準備室にかつて知り合いが居た、、、程度。昨日は、あるバンドの練習の手伝い(トラ)で行ってきた。葉山に越して2年余り、東京都の隣という認識だったが、神奈川県は全く違う表情を見せてくれる。と言っても東京を網羅していた訳ではないが、頭のなかに大体の地図が入っていて、要所要所は拡大マップもインプット済みという意味で言えば、殆ど白地図状態。で、これを埋める作業をコツコツやるか?というほど自分には時間が残されていないのが分かる。それと楽器を再開して、ゆっくりと眺めながら写真散策という散歩が少なくなったので「視る」機会が減ってしまったのも一因だろう。で、この玉々は、横浜西口側彫刻通り(市道 182 号線)沿いの銀行の前に鎮座しているが、、、ネット情報では、管理清掃は民間企業、所有は横浜木材さん、所在地は相鉄 KS ビル前、、、土地は横浜木材さん所有。製作は 1992 年に広島県出身の高橋秀 氏による。という以外、何故そこにあるのかは不明だそう、、、因みに、横浜駅西口周辺には管理・所有者不明のブツも多いらしく、これはこれで追っかけると面白そうだが、筆者は兎も角葉山方面も追求しなければ、、、と思ってはいるのだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Saturday, 04 February 2017

がお吉 VII

_1020727_1020733そう言えば、がお吉、トリミングに出したんだった。ペキニーズは毛を長くして、、、というのが常識なのだそうだが、ウチは暑そうだからショートにする事にしている。眼球が飛び出ているので、安全のためには目の周りの毛を伸ばす、、、という説もあるが、その毛が眼球に触って感染症になるというのもまたアリそうなので、ケガに注意しつつ刈り込んでもらう。今回は 3mm だそうだが、耳辺りは少し長めだそうだ。トリミングするとこれまで飼ってきた犬達の誰とも言えないが似ていると感じる部分と、そうでない部分がある。犬にも一匹一匹個性があって、それはそれで面白いと思う。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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Friday, 03 February 2017

掛け軸

_1020641そう言えば、昨年暮れに郷里佐賀の親戚が送ってくれたのが、この鶏の掛け軸。随分と日焼けしてしまっているが、筆者が酉年なので送ってくれたのと、そういえば遠い記憶、、、実際は写真が残っているが、、、亡兄に抱かれ赤ん坊だった筆者の端午の節句の折に、実家の応接間に掛けてあった掛け軸であった。時は流れ、もうその記憶を辿ことさえ難しくなってきたが、近々、両親と兄が眠る寺に墓参りに行こうと思っている。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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