電話ボックス
いつも顧問先に向かう際に乗るバス停の電話ボックスもそうだが、この逗子駅前の電話ボックスも既に電話機は取り外され、ボックス自体もいずれ無くなるとアナウンスされている。逗子駅正面の場所では、計 5 つのボックスが無くなり、その代わりに車椅子でも使える様な大型のボックスが既に設置してあった。公衆電話がその役目を終えつつあるのは時代の趨勢として理解するのだが、この家庭用の固定電話と公衆電話の設置コストが NTT の収益を圧迫している、、、設備機器を維持するコスト、、、ならば現状のガラケーやスマホ全盛の時代を演出したのはそもそも電話会社各社ではなかったのだろうか?音楽配信が CD をそして CD がレコードを駆逐し、デジカメが銀塩フィルムを時代遅れにしてしまった、、、そう言えば、Nikon さんの調子が悪いし、Panasonic さんもデジカメ部門を不採算部門と位置づけたようだ、、、そのせいで、Leica に CMOS を供給しているイスラエルの会社の株式を手放す(?)という事で、Leica Q が、無くなるとか。液晶テレビもしかり、、、何か産業界は進化することで自分の首を絞めているという自縄自縛のジレンマの様に思うのは筆者だけだろうか?
(DMC-GM5, G Vario 12-32mm/f3.5-5.6 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)
Comments
近頃、家電も含め精密機器類には、感動する以前に製品選択での当惑や仕様の無駄を感じたりするのですが、それは自身が旧部類になっている事の証左、、なのでしょうかね(ーー;)、、日進月歩の技術革新のスピード、動作メニューの緻密さ、コンテンツの多様さに、リテラシー向上が追い付いて行けず、、精密機器類に関しては、自身が享受している価値や幸せに目を向けるようにして「知足」を心掛ける有様です、、
技術の盛衰は宿痾であり、プロバイダー側である産業界は生き残りを賭けて常に「革新」に務めるものなのでしょうけど、ユーザーの全てに使いこなして貰えているという満足感の追求、、引いては、自社の手掛けた製品に対してユーザー側の愛着感を育てる、、ぐらいの余裕みたいなものも示して貰いたいものだなぁ、、などと思案したりもします。
自縄自縛、、狂乱とも称される中にあっても「育てる」ことを旨として創造的な事業の展開を通じて社会貢献を果たす戦いに挑んでいらした野本さんには、歯痒い思いに堪えないのでしょうね(*^^*)
Posted by: 杠葉 | Thursday, 30 March 2017 18:23
杠葉さん、コメント有り難うございます。
仰る通り、変わる必要がない部分までイノベーションだかなんとかで、変えてしまう。特徴がてんこ盛りでもはや特徴とは呼べないくらい特徴が多い、、、。カメラに関しては、愛着を持った機種を長年に渡って使い続けるというある種の美徳が無くなってしまいました。勿論、社業の発展のためには世代交代した製品を適宜買って貰わなくてはイケないのでしょうが。車にしても現行の車検制度の新車優遇は顕著ですし、、、。もっと言えば、右肩上がりでなければならないといった所謂経済活動は遅かれ早かれ終焉が来ると思います。発展は失われ、持続さえ難しい、、、縮小均衡を以下にバランスするかの議論が必要な時代になると思うのですが、、、その際に、高速道路網の維持管理はどうするのでしょうか?これからは社会インフラの老朽化が問題になるでしょう、、、。
もう少しだけ食べるために仕事しますが、やはり何もしない方が合っているようなぐうたらぢぢいであります。
Posted by: 野本 巖 | Saturday, 01 April 2017 08:54
LPレコードに関しては、近年着々と復活してきております.時代はストリーミングとLP^^.また、黄金時代のレコードの復刻版も途切れなくリリースされています.
https://www.theguardian.com/music/2017/jan/03/record-sales-vinyl-hits-25-year-high-and-outstrips-streaming
Posted by: Toru | Saturday, 01 April 2017 12:43
Toru さん、コメント有り難うございます。
アタシもレコード及びその再生装置、、、カセットデッキまで、、、全部保存しておりますです。MC 型カートリッジとそのアンプも、、、レコードも 1,000 枚ほど(剃ってたらアウトですが)、、、(;^^A
しかし、聞けるのは当分先に、、、(謎)。
Posted by: 野本 巖 | Saturday, 01 April 2017 15:08
社会インフラの老朽化対策、、何れは直面すると分かっていながらも、大規模な公的財政出動に加え、案件によっては地域社会や建造物に愛着を持つ居住者たちへの物心両面での善処など人心と金銭の絡む複雑な事情への対策も要する事があったりする故に後手に廻されやすい問題ですね。大震災後の復興、、(と言っても、花巻市のように先端的な都市空間に生まれ変わった例を見るとその言葉が適切かの議論もあるようですが、、)ともなれば、政・官・財・学・民の総力戦で事は運ばれるものの、老朽化対策は受益者責任に置かれる考え方が主流、受益者とされる方々の纏め役に当事者責任の意識が希薄であれば対策は進まないのでしょうね、、流通の血管とされる主要高速道路、主要鉄道線路、船積港や空港への幹線道路などの維持管理はきちんと保全されたいものです。
新時代の芽は、いつの世にも育っている、、老兵は大人しくそれを見守って、、と言っても、子どもたちの世界は嵐のようで、私はまだまだ真剣勝負から逃れられそうにありませんが、生来ぐうたらな私には丁度良い刺激かと。「何もしない」を「する」のも簡単じゃありませんね。野本さんが何もしなくなったら、いろいろな事を教えて頂きたいなぁ、、あっ、でも、あちこち引っ張りだこになりそうな野本さんの争奪戦を勝ち抜かないといけなくなるような、、うう〜ん、はてさて、、
Posted by: 杠葉 | Saturday, 01 April 2017 18:53
社会インフラの老朽化対策、、何れは直面すると分かっていながらも、大規模な公的財政出動に加え、案件によっては地域社会や建造物に愛着を持つ居住者たちへの物心両面での善処など人心と金銭の絡む複雑な事情への対策も要する事があったりする故に後手に廻されやすい問題ですね。大震災後の復興、、(と言っても、花巻市のように先端的な都市空間に生まれ変わった例を見るとその言葉が適切かの議論もあるようですが、、)ともなれば、政・官・財・学・民の総力戦で事は運ばれるものの、老朽化対策は受益者責任に置かれる考え方が主流、受益者とされる方々の纏め役に当事者責任の意識が希薄であれば対策は進まないのでしょうね、、流通の血管とされる主要高速道路、主要鉄道線路、船積港や空港への幹線道路などの維持管理はきちんと保全されたいものです。
新時代の芽は、いつの世にも育っている、、老兵は大人しくそれを見守って、、と言っても、子どもたちの世界は嵐のようで、私はまだまだ真剣勝負から逃れられそうにありませんが、怠け者な私には丁度良い刺激かと。「何もしない」を「する」のも簡単じゃありませんね。野本さんが何もしなくなったら、いろいろな事を教えて頂きたいなぁ、、あっ、でも、あちこち引っ張りだこになりそうな野本さんの争奪戦を勝ち抜かないといけなくなるような、、うう〜ん、はてさて、、
Posted by: 杠葉 | Saturday, 01 April 2017 19:00
何故か、2件も、、失礼しました(@_@)
Posted by: 杠葉 | Saturday, 01 April 2017 19:04
杠葉さん、コメント有り難うございます。
東京の 23 区内でも年配の方々が多くなってきている実感がありましたが、郊外、首都圏でも本当に高齢化が進んでいるんだなぁ、、、と実感しています(勿論、自分もそうなのですが)。加えて、学齢期の子供が居なければ余計にそういう部分ばかりに目が行くのではないかとも思いますが。いずれにしても、少子高齢化を「何とかしよう」というのは既に妄想の域であり、「如何にすべきか?」でもなくて、「どう折り合いをつけていくか?」なんだろうと思っています。その観点から言えば、持続的発展ではなく持続的社会、、、インフラコストの低減と耐久消費財と言えどもその長寿命化と、、、、こう書くと企業の存続に関してもマイナス要素、、、つまり、従来型の消費経済というものはそろそろ終焉を、、、とやや極論になってしまいますネ。
何もしない、、、と言ってもぼんやり空でも眺めていたいですネ!
Posted by: 野本 巖 | Sunday, 02 April 2017 08:54