Leica M (Type 240)
完全に筆者の常用カメラになっている DMC-GM5 だが、先日乙女椿を撮った時に、描写の感じが纏まってはいるのだが少し違和感を覚えたので、Leica M + AME で撮ってみた。思えば、この Leica M をあまり使うこと無く Leica M10 が出てしまい、加えて Leica SL という難物も出てきてしまっているのだ。筆者は、Leica SL にも食指が動かないわけではないが、またぞろ純正 AF レンズを揃えて、、、といった事はもうお腹いっぱいなので、暫くは Leica M (Type 240) と DMC-GM5 或いはその後継で十分かな?と思っている。実は、Leica M + AME を持ってそのあまりの重さにチトうんざりもしたのである。白菊(椿)の描写は、これは AME によるところが大きいのだろう。AME の飾らない素直な描写が素晴らしい。アリッサムとルピナス、素晴らしいいぼけ味、ピント面のシャープさ、筆者には十分である。
続いてチェリージュビリー(椿)と忘れな草。期待に違わない描写。やはり、厳密に「写す」というより、若干の演出が効くのが AME の凄い所である。最近の「凄い」レンズ群に関しては知らないが、繰り返すが筆者には十分な描写である。Leica M でのピント合わせは、拡大モードにしてもなかなか難しいものがあるのは事実だが、ピント位置をずらして数枚撮ればなんとかなる、、、のだ。
最後に、本命(!?)の乙女椿、、、過日撮影したやはりライカが設計し、その基準を満たしたとされる DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH. と、描写が違う気がする。AME は、AME の描写だ。なんとなく安心してしまった。
(Leica M, AME, Capture One 10 PRO, PS CC 2017)
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