初夏の庭
晩春であって初夏ではないのだが、汗ばむくらいの陽気が続く。梅雨までのこの短い期間は素晴らしい天候に恵まれる期間でもあり、拙宅の庭木もいよいよ元気が出てくる。額紫陽花が例年以上の花数を揃え、花柚子も柑橘系の清楚な白い花を咲かせ、そして乙女椿もこの時点でまだ咲こうとしている。乙女椿は幼苗ゆえ、あまり無理に花を咲かせるのは良くないのかもしれないが、かといって花が咲きたいというのを無理に止めるのもどうかと思って、咲くに任せている。
ブルーベリーの花の後、、、これが大きくなって色が黒っぽくなるとブルーベリーの完成である。ヒメシャラ(ツバキ科ナツツバキ属)の蕾。厳密には、ナツツバキよりも花も小振りだが、真夏の日差しの下で白い花が咲くのが美しい。南青山時代、共有部分に植えてあったナツツバキが数年目の夏のあまりの暑さに枯死してしまったのが残念で、拙宅の庭にヒメシャラを植えたのかどうか、、、その因縁は忘れてしまった。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)
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