初夏の庭
左からヒメシャラ、サルビア、ポーチュラカ。ヒメシャラは AME で撮っており、その他の 2 枚は、Summicron-R 90mm/f2 である。ヒメシャラは、和室の前の庭に植えたもので、毎年小さな白い花を咲かせる。ツバキ科ナツツバキ属ではあるが、ナツツバキ(シャラ)と比較すると葉と花はより小振りだ。サルビアとポーチュラカは三浦(市)のカインズ・ホームの店の前に大量に並べられて売っている苗を適当な植木鉢に入れたものだ。拙宅の特に前庭は、突風が吹いて倒れる事があるので、陶器や素焼きの鉢を高い位置に置くのは禁忌で、軽いプラ製の鉢を使っている。サルビアの花で思い出すのは、小学校の体育館脇の花壇に大量に植えてあって、花の部分をつまんで引くと額を残してするりと抜け、反対にして吸うと甘い蜜が出てきたものだったが、拙宅のそれは全く蜜が出てこないのは何故だろう?ポーチュラカは、多年草だが冬の寒さが苦手なので、果たして年越しできるか?繊細な花である。
(R9 + DMR, AME, Summicron-R 90mm/f2, Capture One 10 PRO, PS CC 2017)
Comments
野本さん、
季節の移ろいの早い事、何かと忙しなくしている内にもう初夏の季節へ、、椿たちの他に桜やツツジの艶やかな春に続いて、初夏の清しい花々の賑々しさ、、お庭があるというのは、本当に良いものですね(^_^)
小学低学年の頃、同級生達が学校の庭でやっている事を見聞きして、鮮やかな赤いサルビアの花弁を初めて口にした時は、嬉しい驚きでした(^ ^)花蜜の甘さが一瞬の事であるだけに、蜜量の多さを花弁の大きさに期待して、、自宅脇の道に咲いていた朱いサルビアの前に座り込んでは、大きな花弁を次々と、、母から「蜂が可哀想だから、、」と言われてからは花弁を捥ぎ取る事に罪悪感を、、サルビアの花蜜に毒性がある事は後になって知ったのですが、自身が親になって同じ事を言っていました。
サルビアの花蜜が無い、、というのは、園芸花として安全のために蜜腺を人工的に退化させたのか、、或いは、赤色も認識できる虫として虫媒花にとっての大事な役割を果たす蜂が少なくなった事で自然退化するものが現れているのか、、何れにしても、「安心な生活環境」を求める余り、身近な自然界に厳然と潜む人体への危険性の存在というものを日常の中でさりげなく学び知る機会が減って行っているような気がします。
危険の中でこそ知る安全の価値、、息子たちを子どもの頃にナチュラリストの方々に委ねた経験から親子共ども学ばせて頂きました。が、心の汗をかかなくなると錆びるらしく、時折、森に戻って来るよう言われてるのですが、、土の香りが恋しいです。いつか建て替えする時は、野本さん宅のように、やっぱり庭が欲しいな、、(´-`).。oO
Posted by: 杠葉 | Wednesday, 14 June 2017 22:05
野本様
杠葉様
私も花の写真を撮るのが好きです。そのために必ず海外旅行の時にも接写レンズを持参していました。最近はR60 mmでしたが-。写真を見るとその時の野の香り、樹木の香りや柔らかな日差し、風を思い出させてくれて、和ませてくれますね。私はマンション暮らしなので、ベランダに花を植え室内にはハイビスカスを置いています。今日も一輪咲いていました。野本様のお庭に比べければミニチュアも良いところですが、北国にいますので熱帯の花には憧れます。
さて、先日、北海道の帯広の南にある中札内にある「六花の森」というところに行って来ました。北国の野花が広大なスペースに植えられています。まだ、少し寒いので咲き揃ってはいませんでしたが、見事な「森」でした。遅い時間でしたので庭内には私一人という贅沢な時間を楽しめました。特に清涼な空気が気持ち良かったです。その際の接写はアルフア7 2にくだんのAFアダプター(Summaron 28 mmとかSummarit 35 mm)で撮りました。コンパクトなアセットで接写を楽しめて良いと思います。ピントもコツがわかると結構苦労しないであってくれます。
Posted by: イチロウ | Thursday, 15 June 2017 08:41
杠葉さん、コメント有難うございます。
って、サルビアの蜜って毒性あるんですか、、、(@_@;;
知りませんでした、、が、まあアタシには丁度いいかもですが、、、。
故郷佐賀の家には庭がありました。その後は、寮→マンション→マンション(1階住居の庭)→一戸建て(狭い庭)→マンション(1階住居の庭、但しタイル張り)→現在の家 という事で、なんとなく庭があったような無かったような、、、て言うか、庭に目が行くのは(アタシの場合)やはり年齢が進んでから、、特に、五十代になってからではなかったかと思い思いしています。そういう植物のある静かな暮らしを志向して、、、(笑い声が聞こえますが)、、、みたいな。
また少しすると、激動の時代を個人的に迎えるのですが、ココロの何処かに庭は持っておきたいですネ!
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 15 June 2017 14:18
イチロウさん、コメント有難うございます。
考えてみると、写真を撮るようになってから草木との触れ合いが始まったように思います。旅行は、仕事でも楽しみでも好きでしたし、自然の景観を見るのも好きでしたが、花や木々や、、、となるとやはり写真のお陰ですね。
それと同時に、必要最低限の機材でもういいかな、、とか思い思いしています。ただ、距離計カメラのレンズは寄れませんから何とも、、、やはりマクロが必須になりますネ。今の デジタル M や、ミラーレス機は、FVF 越しにマクロの世界を見ることが出来るのでその点優れていると思います。勿論、一眼レフは見ることが出来るのですが、、、。「見え」は、ミラー有りの方が未だに凄いですが、EVF もかなりの水準になってきてますネ。
六花の森、、、六花亭で覚えてましたが六花亭はお菓子かぁ、、、。自然の中でポツンと一人になると寂しいんだけれども何か包まれたような感覚になりますネ。そう言えば、富良野プリンスホテルの元ゴルフ場の草原(?)を散策していた時にふいに一人になってなんだか柔らかい気持ちになりました。勿論、ラベンダーの季節でしたから今頃、、、だったかな?厳寒期だったら遭難ですね。
春先から初夏は、芽吹き、開花が続くので、嬉しいです。
Posted by: 野本 巖 | Thursday, 15 June 2017 14:24
野本さん
イチロウさん(普通称、ご容赦をm(_ _)m)
「六花の森」とお聞きして、あの六花亭さんのお菓子と由縁が、、?とHPで調べてみましたら、、あら、包装紙が、、と。クロアチアの古民家(何故に?)を森内に移築したという美術館に目が留まって、、から「ネクタイ」はクロアチアが起源である(゚o゚)事まで辿り着いてしまいました、、(本筋と関係なくて、スミマセン、、つい寄り道をしてしまうクセがあって、、^_^;)
富良野と言えば、ラベンダーの大規模な花畑、、夏場は、やはりラベンダーソフトクリーム、、本場では未経験ですが、仄かな清涼な香りと薄紫の涼やかさに夏感満載、、ラベンダーかき氷、、なんてのもあったら食してみたいものですがd(^_^o)
拙宅敷地内の土面は恰も路地のようで、漢方ブティック(、、最近は、そう呼ばれる程にオシャレ!)並みにドクダミ草が、、虫除け効果があるそうで、窓外周辺に前の居住者が植えていたものです。お隣のおじいちゃん(80代)が拙宅の玄関前に仕込んで下さる鉢植えやプランターでの飼育に、裏のおじいちゃん(70代)とお向かいの兄さん(団塊の世代位までは、そう呼ばせて頂いて、、)まで害虫駆除や周辺土面の雑草防止などに手を掛けて下さっていて、とても有り難く、、そんなご縁で今では井戸端(?)仲間に入れて頂いてます(^人^)という事で、室内では自身で、、と思うも、鉢植えをちょくちょく戴く事があり、今ある中で自分で購入したのはスパティフィラムだけであります。元気の無い時はヘタっとして表情が素直、、それでいて、ほとんど手を掛けずとも逞しく冬越えしてくれて、先日、2年目の開花を目の当たりにした時は、(((o(*゚▽゚*)o)))でした。
私の愛用しているカメラ(、、と言うのも憚られる程、ただ長く使っているだけの一眼レフなんですが、、)は、Canon製品の古参ですので機体が大きく、レンズ他一式をカメラバッグに入れて持って、となると、運動会やPTA広報の取材活動などの大舞台(?)でかなり活躍して貰っていたぐらいです。何気なく花を撮るようになったのは携帯電話をスマホに変えてからであり、撮りたい瞬間にすぐ撮れる手軽さが、圧倒的に一眼レフを休閑状態にしてしまっている理由になっています。
ただ、私にとって初めての一眼レフカメラであり、また、自身が前職で取り扱ったLED素子が搭載されている機種の一つとして判明している、、と言うのも、携帯電話やカメラを主流にテレビや照明などの家電製品を含め民生利用という枠内での大量取引では裾野が広すぎて海外に流出していたりもするので最終製品としての追跡が難しいのです、実は(*_*)、、という愛着で使い続けて来ているので、手軽な撮影を続ける中で使用しての落下の憂き目に遭いたくないばかりに、虎の子状態であります(*^^*)ゴメンナサイ、カメラさん、、
Posted by: 杠葉 | Sunday, 18 June 2017 10:17
杠葉さん、コメント有難うございます。
本日は、しっかりと梅雨日してますネ!
そうですか、、、漢方のお庭、、、著効がありそうです。
カメラは出来れば愛機と呼べるものを何年も何年も使うと良いですね。小欄でも何度か書いてますが、デジタルになってから写真というより画像と呼ぶことが多くなりました。何かこう気持ちが入っていかないというのか。
では、フィルム時代にプリントしていたかというと、アタシの場合結局、デジタイズしていたのですが、、、誠に不思議な心境であります。
Posted by: 野本 巖 | Sunday, 18 June 2017 14:21