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Monday, 14 August 2017

Johor Bahru (x)

_1030469筆者は、ピーナッツ好きなのだが、加工されたものより所謂落花生の形で供されるものが最も好みだ。その延長線上で、殻だけを取った茶色い皮付きのピーナッツや、塩をまぶしたバターピーナッツも好みだ。で、マレーシアのピーナッツ事情(!)。小粒のものと大粒のものがあるらしいことは分かったが、小粒のものは料理の薬味的な使い方が多いのだろうか、ピーナッツ単体として買い求めると今のところ全てが大きな粒のものである。記憶が定かであれば、スパニッシュ・ピーナッというブランドか何かのピーナッツが小粒のものと思う。で、件の TESCO に行ってみると、大粒の方の落花生が大量に袋に詰められて売っている。そしてその中で、親指立ててのマークに惹かれて買ったのが Ngan Yin 氏の Groundnuts である。ハイテク(?)の窒素封入パッケージというのも気に入って買ってみた。ホームページを見てみると、元々は、ペナンとクアラルンプールの間にあるペラ州 (Perak) の州都イポー (IPOH) で 1880 年代に起こった Tin Rush の際、入植してきた中国系住民が始めた落花生農園から広まったと書いてある。価格は日本円で 80 円ほどで 120g だから、日本で売っているものの 1/3 程度の価格ではないかと思う。
_1030470粒はまちまちで、やや不揃い。味も千葉産の時期物の高級品には及ばないが、普通に食べるには十分である。日本はある意味落花生の殿堂なので、海外産のピーナッツは殆どが加工用である。最近はコンビニで比較的安い中国産のものを使ったバタピーを売っているが、価格的には比較にならないくらいこちらの方が安い。味はついていないが、微妙に殻から味が出ている気もするがこれは何だろう?価格を調べるためにスーパー TESCO のレシートを見たのだが、どうも一般的には Hand Brand と呼ばれているから、やはり親指を立てたトレードマークは正解だったのだろう。こういう豆類や、安価な加工品の類を色々食べてみるのは B 級グルメ共々面白い。
(DMC-GM5, DG Macro Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 10 PRO, PS CC 2017)

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