« 初詣 | Main | ユニバーサル広告社 (ii) »

Friday, 05 January 2018

ユニバーサル広告社 (i)

_1030794_1030795昨年 (2017 年) の 10 月から 12 月にかけてテレビ東京系列で放送されたユニバーサル広告社というテレビドラマの舞台になったのが、この三崎の商店街である。沢村一樹氏が演じる杉山という広告マンが、大手広告会社を離れ独立するがなかなか上手く行かず、さくら商店街といううらぶれた場所で、再起を期すという内容。筆者がマレーシアから帰国する辺りの放映開始で、第一話、第二話は見損ない、確か第三話辺りからネット上の後追いで見始めたのだが、脇を固める和久井映見氏、三宅裕司氏、要潤氏、片瀬那奈氏他も素晴らしく、筆者が見知らぬ場所でも無いことから最終話まで楽しみにしていたのだ。
_1030796まぐろで有名な三崎だが、まぐろに関連するシーンはあまり登場しなかったと思う。確かに、まぐろが登場してしまうと場所の特定がイメージ先行となり、架空のさくら商店街が何やら現実感を伴ってくるのだろう。実際、昨今のテレビドラマは、刑事モノにしろ医者モノにしろ現実感が有り過ぎて、それこそサザエさんの様に庶民の日常を描く事が少なくなって来ている。ホンワカとした内容よりも、現代の闇を切り裂く、、、みたいな作品が多い気がする。
閑話休題。
_1030797_1030799作品の舞台となるさくら商店街の街並みは、決して栄えているとは言えない三崎の商店街と重なるが、筆者の故郷の商店街の惨状を昨年 2 月に見聞し、古くは飛騨高山のシャッター商店街、西麻布の日赤通りの商店街に思いを馳せ、衰微する商店街は日本の将来を暗示するような気がしてとても残念に思っている筆者としては、レクイエムとしてではなく、微力ながら応援の意味でこうやって書いてみることにした、、、(つづく)。
(DMC-GM5, G 14mm/f2.5 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

|

« 初詣 | Main | ユニバーサル広告社 (ii) »

Comments

日本だけでなく、全世界的に大都市に人口が集中し、小さい自治体は消滅の危機のようですね。 野本さんの今後の活躍に期待です(ん?)

Posted by: ム | Friday, 05 January 2018 at 07:58

地方都市の場合は、人口が街の周辺に移動・ロードサイドの大型店に車で乗り付け型に移行して中心が寂れるパターンですよね.妻の故郷の松江もその通りです.米子はどうも余りそうではないらしい.

日赤通りは住宅街で地元の人の場所な訳ですが「場のポテンシャルエネルギー」まあ磁力みたいなものが六本木と渋谷に挟まれてとても低くて後継者もいない、てな感じでしょうか.この「磁力みたいなもの」が鍵なのかもしれません.

変な例ですが、欧州のミシュラン三つ星レストランなどは往々にして全戸数数十戸の村にポツンとあってそこにそれこそ世界中から客が来ます.これなんかはまさしくMagneticsのなすもの、ですよねえ.

Posted by: Toru | Friday, 05 January 2018 at 10:42

ムさん、コメント有難うございます。

アタシは、何が出来るというワケでは無いのですが、商店街という響きが好きなので、、、都市への集中は仕様が無いとは思うのですが、何か画一的な価値観の裏返しの様な気持ちもします。個人的に、歴史的差別意識ではなくて、女性と男性の役割というのはやはりあるのではないかと思っています。果たして、この日本という国が、世界第三位の経済大国という立場を維持していくのが唯一の幸せなのか?という疑問が大きいのであります。

別の幸せの形があるように思えてなりませんです。

Posted by: 野本 巌 | Friday, 05 January 2018 at 22:09

Toru さん、コメント有難うございます。

早晩、日本の地方は総崩れになるのでしょう、、、今のままの行き方では。ではそうでない行き方があるかというと、、、まだ答えはありません。

仰る通り、故郷佐賀の商店街は完全にパイパス沿いの駐車場のある郊外店と近辺の住宅街の組み合わせに取って代わられています。ただ、アタシにはあまりにも全国津津浦浦、同じ景色で面白くないです。個性が必要なのに、地方はどんどん画一化してしまう、、、なんとなれば、首長、住人が中央ばかりを見ているからだと思います。

日赤通りとて同じ、、、都心なのに人は居るのに、、、どんどん寂れて。文具の草壁さんも無くなりました、、、布袋屋さんのカツ丼は健在ですが、、、お店の経営者の顔が見えるとか、、、そういう事を言ってるのは時代遅れかもしれませんネ!

Posted by: 野本 巌 | Friday, 05 January 2018 at 22:16

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 初詣 | Main | ユニバーサル広告社 (ii) »