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Thursday, 31 May 2018

額紫陽花と Leica M (i)

L1000151かつて住んでいた桜新町から 246 を渡り、深沢の方に行くと呑川沿いに桜並木があった。その木々の合間に見事な紫陽花があって、それをフィルムの M と Summilux 35mm/f1.4 の後期型(独特の鳥が飛ぶ構成)で撮ったモノクロ画像を痛く気に入っていたのだが、それと同じ雰囲気になるかどうか、Leica M + Summicron-M 35mm/f2(球面最終)の組み合わせで撮ってみた。個人的には満足の画像だがどうだろう?
L1000153日の丸構図だが、中央の花がしきりに「撮ってくれ!」と言っている気がしてご希望どおり、撮ってみた。やはり、この辺りの描写は素晴らしい。DMC-GM5, DMR と比べても透明感がある。と云うか、使い所だと思う。この透明感の描写には Leica M が合ったという事だろう。最近、Leica M10 を、、、とも思ったが、筆者の使い方では M で十分なのかもしれない。
(Leica M, Summicron-M 35mm/f2, Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Tuesday, 29 May 2018

額紫陽花と DMR

L1110087L1110086L1110093有り難いことに、筆者の Leica R9 と DMR (Digital Module R) の組み合わせはもう 10 年を越えて動いてくれている。R System が無くなって久しいが、取り敢えずレンズが使えるので SONY α7R を買ってみたりしたが、どうも勝手が違う。なんとか繋ぎの意味合いで馴染みのある Leica M にアダプターを噛ませて使っているが、、、結局、その重さと大柄さにくたびれてご存知の通り、Panasonic DMC-GM5 が、メインになっているのだ。で、DMR は、修理も難しいので、少なくとも通電だけはしている、、、バッテリーを挿入し、電源を ON にして気が向いたらシャッターボタンを押す、、、(通電)、、、オートシャットオフを適当に続けている。
L1110090L1110092RAW 現像時の傾向等を熟知しているつもりでも、DMR の結果にはいつも驚かされる。やはり、あの PKR を彷彿とさせる再現だ。彩度は低く、シャープに尽きる描写。携帯電話搭載のカメラの画素数にも及ばない 1,000 万画素だが、必要十分な気がする。新たな機種に新たなシステムに食指が動いているのも事実だが、暫くは現有機材で楽しもうかと思っている。そうそう、ニコンさんからミラーレスでフル規格、、、古今のニコンレンズが使える機種が出れば、出れば、、だが、買ってみたいと思っている。
(Leica R9 + DMR, Apo-Macro-Elmarit-R 100mm/f2.8, Capture One 11 PRO w/ Imacon ICC profile, PS CC 2018)

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Sunday, 27 May 2018

第十八回葉山まちづくり展

_1040217今年で十八回を数える葉山まちづくり展で、お世話になっている ZSJO(逗子スイング・ジャズ・オーケストラ)が、演奏をすると言うので昨日は演奏会場である葉山町福祉文化会館の会場(504 席)の設営、、、椅子を並べたり、、、だった。ここのピアノは、Steinway & Sons、、、良い時代だったのだと思う。ホールの内外装はそろそろいじる時期に来ていると思うのだが、町の財政状況に鑑み、まだ暫くはこのまま。だが、ホールそのものの音響は素晴らしくマイクいらずで反響板を取り付ければ素晴らしい音が前に行く。
_1040223_1040218さて、当日。午前 9 時に集合し、10 時開演。11 時には終わっていたという演奏だった。最初は日曜の朝ゆえ、演奏者のほうが観客より多いという事態だったのだが、逆にプレッシャーがなく伸び伸びと演奏できたかもしれない。で、解散後、同じくトランペットの O 氏が、食事どうしますか?と聞くので、会館前のテラスに出ている露店で食べようということになり、ジャマイカ料理、、、チキンのなんとかと、ライスのなんちゃらを食べたのだった。
_1040222同時期に行われている葉山芸術祭と相互応援&相互協力しているらしいので、そのメカニズムは良く分からないが、このまちづくり展は、葉山まちづくり展実行委員会と認定 NPO 法人葉山まちづくり協会
が、主催しているとの事。雰囲気は、町民のための春の文化祭、、、だろうか?数千いや数万人を集めて開催される都心のイベントとは比較にならないが、混雑せず、相手がよく見えるこの催しはほのぼのしているのだった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Saturday, 26 May 2018

生しらす

_1040214大阪の友人が、一泊で遊びに来た。何が食べたいか聞くと生しらすと言う。来たのが水曜日夕方で、翌日の木曜日は葉山の生しらすを食べさせてくれる店は定休日だらけ。釜揚げしらすでは無く、生しらすなので、ネットで検索すると腰越海岸、江ノ島あたりの店がやっている様だったので、車で出発。この画像は、御用邸の南側にある葉山公園から臨んだ海岸だ。
_1040215_1040216逗子を抜け、小坪のトンネルを抜け鎌倉更に稲村ヶ崎の海岸線、、、向こうに江ノ島が見える辺り、ふと見かけた海岸線沿いの食事処に「生しらす」の幟を発見して停車。11:30 からの営業だったので 10 分ほど待って入店。全部入り(!?)の、御膳を頼むと、刺し身としらすづくしの中に生しらす発見!生しらす漁は毎年 1 月〜 3 月半ばまで禁漁、その後も漁獲量によるが、4, 5, 7, 10 月という限られたシーズンのものだ。しかも近年、漁獲量は減っているそうだ。筆者は釜揚げしらすで十分だが、ここの生しらすは確かに美味かった。
池田丸さん、有難う!江ノ島には行かず、友人はそのまま新横浜から帰阪した。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Wednesday, 23 May 2018

小さきもの達

_1040209_1040212小さきもの達などと意味ありげに言う程のことではないのだが、今日は午後から雨、午前中僅かに出た晴れ間に、鉢植えを移動。その際、タイタンビカス(アメリカフヨウ、フヨウやハイビスカスの仲間)の葉と、唐辛子の葉でそれぞれ発見したのが、これら小さきもの達である。タイタンビカスの葉に張り付いているのはヨコバイ(ツマグロオオヨコバイ)である。横に這うように歩くのでヨコバイの名前がついたそうだが、じっとして動かない。葉をむしゃむしゃ食べるそうなのでどうしたものか考えあぐねていたが、雨と一緒に居なくなってしまった。もう一匹は、お尻の方から見たテントウムシ(の筈)だが、唐辛子の葉にはアブラムシ等は居ないので肉食の(それ故、益虫と呼ばれる)ナナホシテントウではない。ネットで検索してみるとヨツボシテントウムシ、べダリアテントウムシに似ているのだが、もしかすると頭部が違った形のテントウムシダマシやヨツボシテントウムシダマシかもしれない、、、結局、同定する前にこれまた居なくなってしまった。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Sunday, 20 May 2018

立石海岸

_1040205_1040201昨日は、午前 10 時過ぎまでは曇り且つ湿度が高かったのだが、昼辺りから急速に回復して晴れたが、今度はうだるような暑さで、夕方近くは又曇りと、、、気圧の差が老人には堪える。で、三浦海岸辺りに行き、その帰り横須賀市秋谷の立石海岸に通り掛かった。ちょっとした用があったので、立石公園の無料駐車場に行き、そこから海岸を歩いた。あまり人手が多くなかったのが幸いだったが、水着を持っていれば一泳ぎしたくなるような暑さだ。踏みしめる砂の感触は靴底を通してはいたが、夏の感慨、、、これから暑くなる前に梅雨があるが、なにかワクワクするようなそんな気分になった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Saturday, 19 May 2018

カクテル開花

_1040196_1040200で、狙い通り(!?)に、カクテルが開花。見覚えのある花だが、21 世紀ではなく、やはり 1950 年代といった古き佳き、、、個人的には、もう鬼籍に入られたが女優の団令子さん(!)的なややバタ臭く、小悪魔的、、、な、イメージと勝手に思っている。しかしこの彩度は凄い。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Tuesday, 15 May 2018

額紫陽花とカクテル(つるバラ)

_1040194_1040191初夏のような日差しを浴びて、今年も額紫陽花の季節がやってきた。まだ蕾だが、例年になく多くの蕾(正確には中央の両性花の周囲を装飾花が取り囲んでいる散房花序)が、揃った。ここに来て、4 年目を迎えやっと花の勢いがついてきたのかもしれない。もう一枚の画像は、カクテルの苗木 3 鉢と枯れてしまった 2 代目乙女椿の後に植えた梅の苗である。乙女椿は、小柄の苗ではここの気候に耐えられないのかもしれないが、既に 3 代目の苗を準備し、現在は植えずに鉢植えの状態で養生している。で、梅は直射日光にも強いと聞いたので、、、である。カクテルは、フランスのメイアン(社)が、1957 年に作出したもので、筆者の誕生年と同じ。京成バラ園に足繁く通っていた頃は、よく画像を撮っていたしまた苗を買ってきて育てたりもしたのだ。で、この苗は、既に花が咲き終わったのが、 100 円で売られていたのを家人が発見し 1 鉢だけ買ってきたのだが、翌日に 2 鉢買い足したものだ。四季咲きなので、上手く行けば、、、と思っていたら無事に蕾がついた。これも植える場所を考えなければいけない。実は、紫陽花も最近の華やかな品種を植えたいのだが、もう庭のスペースが、、、しかし、人間、歳を取ると愉しみも変わるものだとつくづく思うのだ。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Thursday, 10 May 2018

衣笠 (ii)

_1040187_1040188_2平日の昼下がりは、流石に人影もまばらだが、それでもややお年を召したそれも女性方がご友人と昼食を摂ったり、夕餉の買い物をされていたりする。毎日がお祭り騒ぎとは無縁だが逆にその静けさが生活のための商店街というやや重いが質実剛健な印象だ。左の画像は商店街の「やさい・くだもの浜っ子衣笠店」の店頭。この日も比較的多くのお客さんが集まっていた。右の画像は、玉寿々さんのカツ丼セット(合わせと呼称していた)。量がやや少なめなのは、メインとなる年配の女性を、、、って、そもそもカツ丼セットをワシャワシャ食する女性の存在というのが筆者にはあまり見えてこないのだが、兎も角、そういう感じである。玉寿々さんの店内は、静かだから隣席の女性客の会話が自然に聞こえてくる。年配の女性の声はソプラノ→アルトと変化するから、ボソボソとした感じの声で家の事、旦那さんの事、、、。もう一組は、芸能界の男性グループの話題で、、、聞き耳を立てずとも聞こえてしまうので、、、失礼。和洋中の食事を提供する店もあり、夕飯のおかずもココで揃うからまた来ようということになっている。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Tuesday, 08 May 2018

衣笠 (i)

_1040185_1040186マイブームという言い方が、少し前に流行ったが、まさに衣笠はマイブームの対象である。この横須賀市の一部、老人の比率がかなり高いと思われる地域が、筆者にとってのマイブーム先。商店街はやや疲れた感じだが、終わってはいない。否、結構頑張っている。流石に平日の昼下りは、くたびれた感じを否めないがそれでもかなり居心地の良い、、、追い立てられたり、自身が自身の存在を引け目に感じることのない、、、そんな場所が残っている。この喫茶店も、レトロ感を狙って、、、ではなくて、、、いつの間にかレトロになったというのが本当のところだろうが、それでも構わないという空気が流れているのが好ましい。都心の先端の店も良いが、周回遅れでも一向に構わない、、、そんな図太さが必要なのかもしれない。そう、若い連中に突っ込まれても、、、あなた方にはまだ良さがわからないと言ってのける、、、そんな感覚が必要だ。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Sunday, 06 May 2018

ネギボウズ

_1040183ネギ科の植物の聚繖花序(しゅうさんかじょ)、、、花が一つではなく複数が纏まって一つの花に、、、聚繖(しゅうさん)で検索しても、中国語の文献が多く出てくる。兎も角、ネギの花である。それはそれで良いのだが、拙宅のそれは、もう収穫されたネギが突如として花をつけ、それが開花したのだからとんでもなく珍しいことなのだと思う、思いたいが、、、実際は、珍しくもなんとも無いらしい。が、そんなもんだと居直らずに、この不思議な自然の営みを見れた幸せを感じていたい。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Saturday, 05 May 2018

メダカの会(本番)

_1040177開会のファンファーレに始まって、数曲、、、、出来不出来はともかく、無事に終わって帰宅した。会長の S 氏から来年もファンファーレ宜しく、、、と言われた。葉山の秘境に大勢の人々が集う、都会では出来ない体験で、面食らいもしたが面白かった。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Friday, 04 May 2018

メダカの会

_1040170_1040176お世話になっている逗子スィング・ジャズ・オーケストラの団員の方にお誘いいただき、葉山メダカの会の会員有志が集まる会で、数曲披露することになった、、、と言っても野外の子どもたちを交えた親睦会での演奏なので、ガチのジャズではなく、加山雄三メドレーとかまた逢う日まで、、、だいたいこれらの曲の時代に青春を謳歌されていた方々が主たる会員、、、つまり七十歳超えの方々、、、に合わせたのである。本日が本番なのだが、昨日は場所の下見、、、御覧の通りの深山幽谷。花菖蒲やあやめの咲く、、、谷戸、、、住所的には葉山町長柄なのだろうか?
_1040171_1040174そもそも大学で教鞭をとられていた S 会長が、この地に絶滅危惧種であるクロメダカが生息しているのを発見され、その保護の目的で立ち上げたのがメダカの会。メダカが棲めるような良い環境を維持しようという意味もあるらしい。実際、掘られた池にはオタマジャクシやクロメダカ他がうようよしている。町役場の前の池にもクロメダカを放流し、その維持管理を受け持っておられる。その方の夫人の実家の土地がこの場所、、、なのである。それにしてもこの眺め、、、筆者も田舎育ちだが、田舎の商店街のど真ん中で育ったから、こういう景色は林間学校、、、自然観察の遠足先の様だ。兎も角、昨日午後、町役場の音楽練習室を借りて練習もしたので、今日はしっかり吹いてこようと思ってはいる。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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Thursday, 03 May 2018

がお吉

_1040056_1040166あれよあれよという間に連休に入り、5月になってしまっていた。ウチのがお吉は、元気である。過日、血液検査をした際、Γ-GTP の値がやや高かったのだが、それ以外は健康そのものだった。Γ-GTP の値も突発的に高くなったのであれば良いが、飲酒はしないから、胆嚢・胆管部分の病変を抱えていなければ良いが、、、という感じである。いずれにしても次回はΓ-GTP のみの値を追ってみてからの対応になるという。兎も角、健康で面白おかしく犬生を送ってくれればそれ以上の望みは何もないのだから。
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)

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