小さきもの達
小さきもの達などと意味ありげに言う程のことではないのだが、今日は午後から雨、午前中僅かに出た晴れ間に、鉢植えを移動。その際、タイタンビカス(アメリカフヨウ、フヨウやハイビスカスの仲間)の葉と、唐辛子の葉でそれぞれ発見したのが、これら小さきもの達である。タイタンビカスの葉に張り付いているのはヨコバイ(ツマグロオオヨコバイ)である。横に這うように歩くのでヨコバイの名前がついたそうだが、じっとして動かない。葉をむしゃむしゃ食べるそうなのでどうしたものか考えあぐねていたが、雨と一緒に居なくなってしまった。もう一匹は、お尻の方から見たテントウムシ(の筈)だが、唐辛子の葉にはアブラムシ等は居ないので肉食の(それ故、益虫と呼ばれる)ナナホシテントウではない。ネットで検索してみるとヨツボシテントウムシ、べダリアテントウムシに似ているのだが、もしかすると頭部が違った形のテントウムシダマシやヨツボシテントウムシダマシかもしれない、、、結局、同定する前にこれまた居なくなってしまった。
(DMC-GM5, DG Macro-Elmarit 45mm/f2.8 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)
Comments
野本さん、お久しぶりであります!
私にとってツマグロオオヨコバイは「巨大なヨコバイ」というイメージなので、思わず吹いてしまいました。
いえ、絶対サイズでは小さいのですが。
ところでこの仲間は、どちらかといえばカメムシやセミに近く(顔はセミそっくり)、植物の水分を吸うタイプです。
むしゃむしゃというよりチューチューですな。
いっぱいいると大変ですが、1匹やそこらならなんてことないと思います。
植物の水分から栄養を濃縮するためか、見ているとどんどんおしっこを排出しながら吸ってます。
マクロの等倍域で撮影すると面白いですよ~。
では~(_´Д`)ノ~~
Posted by: RAVEN | Wednesday, 23 May 2018 18:22
あ、テントウムシのほうは、「コレ」という種が見つからないので、決まった柄を持たない(何パターンかはあるんですが)「ナミテントウ」あたりかな? と思ってます。
柄から分からないテントウムシは「ナミテントウでは?」と言われるのですが、意外に盲点のように新種が混じっていたりして~ なんて思ってたりします。
Posted by: RAVEN | Wednesday, 23 May 2018 18:33
これから、小さいイモムシとか、アゲハチョウの幼虫とか、チャドクガのケムシとか・・害虫の攻勢が始まるんですよねぇ(遠い目)
Posted by: ム | Thursday, 24 May 2018 07:41
RAVEN さん、お久しぶりであります!
ツマグロオオヨコバイ、、、なんですよ、、、(;^^A
じっとしてるので触るのは忍びなく、かといって葉っぱが齧られては、、、と思ったのですが、そうですか齧るではなくて吸う、、、でしたか。翌日、蟻がツマグロオオヨコバイの死骸を引きずっているのを発見したのですが、撮影した個体でないことを祈るばかりです。
テントウムシはの方は、葉っぱの少し巻いたところに入り込んでいたので、前方(頭部)を確認できませんでした。おっしゃっているナミテントウは、ネット上の図鑑で確認したのですが、どうも「これ!」というのが無くて、、、。
しかし、この世界も奥深いです。
Posted by: 野本 巌 | Saturday, 26 May 2018 08:19
ムさん、コメント有難うございます。
おっしゃる通りですが、風が強く一年中吹いているので比較的に虫害は少ないようです。
でも油断しないようにします!
Posted by: 野本 巌 | Saturday, 26 May 2018 08:20