大晦日
筆者が愛した R ライカはもう無く、M デジタル他に乗り換えては見たものの、もう往時の湧き出るような撮影機材に対する感情も薄れつつあると感じる昨今だが、それでも細々と撮影の真似事をしているのは、やはり自身の体験の断片でも残しておきたい、、、勿論、後世の為ではなく、数年後に迫った老境の無聊の慰みに、、、。正直、デジタル化の波は速すぎて、現役であった銀塩カメラがそのフィルム現像というある意味完成されたシステムの崩壊の前に、全く利用できない状況になりつつあり、更にスマホの登場で、カメラそのものの存在意義が薄れてきてしまっている。CD がレコードを駆逐した際の数倍、いや数十倍の速さで主役が入れ替わって行く感じさえする。勿論、最近はレコードが復古し、銀塩フィルム、そしてその現像システムもなんとか維持されてはいるのだが、筆者的にはそれらは「回顧」という括りに入ってしまったようだ。
嘆いていても始まらないから、来年あたりは自身にとって理想とするデジタル・カメラ・システムでも夢想してみようか、、、と思っている、、って、もう大晦日じゃん!
(DMC-GM5, G 20mm/f1.7 ASPH., Capture One 11 PRO, PS CC 2018)
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