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Wednesday, 10 June 2020

銀座

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昨日の午後、銀座に行った。緊急事態宣言解除後、初めてだったと思うが銀座の通りは閑散としていた。それでも四丁目交差点あたりはやや人通りが増えてはいたが、筆者の感覚では 20 世紀の土曜の午前中の少なめの銀座の感じである。晴海通り、銀座(中央)通りは、元から存在していた日本の店がかなり駆逐されているイメージだったが、海外のブランドであっても客が少ないのは寂しいものだ。
_1050250_1050247資生堂パーラー本店が入るビル、やはり入場制限をしていて、入口で入館者は丁寧にアルコールでの消毒を促されるが、その姿が優雅である。撮影しているとそのビルの周囲を掃き掃除する女性が、、、資生堂の社員の方だと思うが、少なくとも東京に限って言えば、いろいろな意味でやはり銀座はダントツの一番である。

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Comments

70年代のNHKドラマ「銀座わが街」に出演していた店員役の従姉が店先を掃く姿が思い出され、この画像の女性に重なりました。人情たっぷりの銀座、、子どもの頃の私の第一印象でしたが、自身が銀座に行くようになった20代の頃は、もう随分と外資が際立つ都会風になっていて、伊東屋さんにしか用が無かった私には、敷居が高い街に感じたものです。

そう言えば、野本さんの言葉に甘えて緊急時に使わせて頂いていた社用車で、伊東屋さんの正面に乗り付けた事も、、あはは、当時、私を「秘書さん」と呼ぶ運転手さん達にそうでは無い旨を伝えるのによく押し問答になった記憶が、、ドアくらい自分で開けると言い張る私に、彼らの誰もがプロフェッショナルの矜持を持ち出し、、若輩無役の私を丁重に扱って下さる彼らを目の当たりにした事は、私にとって大きな学びでした。

4年程前、ふらっと入った銀座2丁目の「十一房珈琲館」で同店の貯蔵豆最古の38年もののヴィンテージコーヒーを戴いてから、何となくまた銀座が気になり始めました。チェーン店ではなく、オーナーさんが飲食店を経営する傍ら個人的な趣味でコーヒー豆を独自の方法でヴィンテージ化、、お弟子さんが独立して自由が丘に別名の珈琲店を開いているそうです。

今月は、久しぶりに銀座へ行く予定が2回程、、この数年にご縁が出来た銀座8丁目の日本料理店は、残念ながら、オーナーの都合により今月を以て閉店となるそうですが、料理長の腕は別の店で、、勿論、彼の和魂洋才漢才(!)の創作料理を楽しみに友人達との会食は続けますよ(^^)

ところで、昨日、下の息子から資生堂パーラーさんの地下へ行ってみたいと言われて初めて存在を知ったのですが(^^;)、、資生堂ギャラリーさんの休業延長が解除されるのが待ち遠しいです。

Posted by: 杠葉 | Friday, 12 June 2020 13:05

杠葉さん、コメント有難うございます。

銀座は、かつてご存知の会社のオフィスがあったので、職場でした。

その前の学生時代も六本木は夜の街でしたので、昼から開いている店が多い銀座に頻繁に来てました。それと亡母が銀座好きでしたからね!

東京の矜持と言っては言いすぎですが、そんな凛とした佇まいの銀座は、好きであります。

Posted by: 野本 巌 | Saturday, 13 June 2020 18:47

何年か前の大雪後の朝、これならいつも一杯の鮨屋も空いているだろうと電話しましたら案の定、席がありました.ちょっと余裕を見て出かけますと、台場は道路の排水溝が塞がり車道の歩道側は洪水状態.ついた新橋も似たような状況.

時間調整に新橋から銀座に出てみると、銀座に入った途端に雪が完全に片付いていました.あらためて銀座スゲーと思ったできごとでした.

ちなみに私はカメラの前は輸入レコード、その前はスキー道具で銀座とつながってまして、ご縁は中学生からであります^^

Posted by: Toru | Sunday, 21 June 2020 11:23

Toru さん、コメント有難うございます・

そうでしたか、やはり銀座の何たるかをご覧になったのですね。
コロナ禍のダメージから回復して欲しいです。

しかし、中学からって、、、流石、都会っ子(!)ですネ。
アタシは、山野を駆け回ってましたから、、、(;^^A

Posted by: 野本 巌 | Tuesday, 23 June 2020 06:14

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