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向日葵の花言葉には、「あなただけを見つめる」という秘めやかで情熱的な愛の意の他、「偽りの富」もあるそうですね。3年前、治之氏の五輪誘致に係る疑惑での所業を「世界の常識」として擁護し「日本人の感覚こそがおかしいのだ。世界では当たり前であって常識だ」と宣った貴方の目論みに反対し、私がカウンターを叩いて怒り教え諭した事は忘れていないでしょうか。
日本に於いてインターナショナリズムからグローバリズムへの変換期としての教育を受けた初めての世代である我々は、「世界を相手にする難関」に対して「迎合」するのではなく「立ち向かい方」を試行錯誤して後世に示し残して行く事を使命として負うものです。全国から12名を選りすぐり、唯一、英語力の足りなかった最年少16歳の私を鍛えて13人目として米国へ送り込んでくれた留学団体の学長は、成田空港での決意式で、適応の名の下での「迎合」を諫め「長期留学」の意義を諭してくれました。私は、渡航前夜にして「海外留学」の認識を改め、学長のその志を継ぐ事を密やかに決意したものです。30年前には治則氏の懐に「次世代の芽」として隠され、彼と志を同じくする側近達からも護られ生き延びて来られた貴方や私のような者たちは、彼らから受け継いだ「志」をこそ後世に残して行くべきでしょう。
義治氏が経営再建を約束して女性創業者から譲り受けたあの会社を立て直した後にその未来を発展期として位置付けてご自身の後継者に選んだのは長男の治之氏ではなく次男の治則氏であったという事実に目を向けて考えてみれば、父義治氏から受け継いで治則氏が私達にも教え残そうとした「志」の意味が解るでしょう。ご存知の通り、幸にして当時の私はもう一人の卓越した経営者から指導を受けることが出来ていた故、私は彼ら二人の背中が示してくれた道をただ愚直に歩むだけです。
「”親の心子知らず”とはアイツの事だ」と貴方の愚痴をこぼしていらしたI崎先生が仰るには、私を「女戦士」と呼んだ際に“女”は付かぬと口答えした私の頑固さが貴方に似ているそうな、、30年以上経つ現在にして、いずれも素直に認める次第、お互い過度な自己顕示は慎みたいものです。
我儘を通す、、神の庇護の下で盲目的に服従しながら「エデンの園」の住人として暮らすより、過酷な世界に在っても「真実に生きる強さを持つ人間」の人生にこそ価値があるのではないでしょうか。
Posted by: ハッシー | Wednesday, 07 September 2022 18:55
ウチの周囲のヒマワリは猛暑で早々と・・・
Posted by: ム | Friday, 09 September 2022 09:59
ムさん、
コメント有難うございます。
昨日確認しましたが、現在もしっかり咲いてました。
Posted by: 野本 巌 | Sunday, 11 September 2022 11:42